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ホームページに設置するボタンやバナーなどはその数に注意しよう

2020
.01.04

ホームページにはグローバルナビをはじめ、様々なボタンやバナーが並びます。ホームページのページ数が増えれば、その分だけボタンやバナーの数も増えてきます。しかし、闇雲に数を増やすとボタンやバナーまみれの使いづらいホームページになってしまうため、デザインを制作する際は注意が必要です。
そこで今回は、ホームページに設置するボタンやバナーなどの数についてお伝えいたします。

人間が短期間で記憶できる数は5つまで

アメリカの心理学者ネルソン・コーワンによると、人間が短期間で記憶できる数の限界は3〜5と発表しました。つまり、人間の脳は、一度に耳にしたり目にする数が3〜5を超えると、覚えきれなくなるということです。
例えば、ランチの後に「ドリンクは、コーヒー・紅茶・コーラ・オレンジジュース・リンゴジュースからお選びください。」と言われれば何とか覚えられるものの、この数が10や20になるとほとんど忘れてしまいます。
これはホームページデザインにおいても重要なことであり、グローバルナビやバナーを配置する際、5つ以上を並べて配置するとユーザーの脳が記憶できず、見づらく感じてしまいます。結果として、誘導したいページを訪問してくれなかったり、離脱率が増大してしまいます。

5つ以上並べる必要がある場合はチャンクで分ける

しかし、ホームページのページ数が多くなればなるほど、ボタンやメニューの数が増えるのはやむを得ません。そのような場合は、「チャンク」に分けて配置してみましょう。チャンクとは、心理学の世界で「知覚する情報のまとまり」を意味し、複数の情報をいくつかのグループに分けることを指します。
例えば、携帯電話の電話番号は全部で11桁ありますが、それを3桁・4桁・4桁のグループに分けてハイフンで区切ることで、記憶しやすくしています。
ホームページのメニューの場合も、数が多くなるときはプルダウンなどを取り入れながら、なるべく一つのかたまりが5つ以下になるようにチャンクを分けてみましょう。

今回のまとめ

ホームページのデザインは、自分たちは見慣れているので把握できたとしても、初めて訪れるユーザーにとっては見づらいページになっていることが多々あります。人間の心理や脳の構造を理解して、UX/UIの高いホームページ制作を心がけましょう。

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