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ホームページに導入する「ヘッドレスCMS」を初心者でも分かるように解説

2020
.03.22

ホームページを制作する際に、CMSという機能を導入することがある、というよりはほとんどのホームページで導入されていると思います。CMSを導入することで、ホームページの一部または全部を自社で自由に更新することができるようになります。
そんな便利なCMSですが、最近は「ヘッドレスCMS」という新しいCMSの形が注目されています。
そこで今回は、ホームページに導入する「ヘッドレスCMS」について、初心者でも分かるように簡単に解説します。

ヘッドレスCMSとこれまでのCMSの違い

ヘッドレスCMSには、「ヘッドレス」という言葉がついているくらいですから、いわば「頭のないCMS」です。サーバー上にCMSシステムが存在せず、クラウド上に情報をストックすることでホームページのコンテンツを管理する仕組みのことです。
例えば、これまでのCMSであれば、サーバー上にWordPressなどのCMSをインストールし、そのシステムをもとにホームページを構築していきます。インストールしたCMSをカスタマイズしながらホームページのHTMLに組み込むことで、ホームページにCMS機能を実装させていました。
一方、ヘッドレスCMSでは、クラウド上にあるデータベースにアクセスして、そこに蓄積された情報を編集することで、ホームページのコンテンツを編集することができます。ホームページにシステムを直接組み込むのではなく、クラウド上にある情報をAPIというツールで吸い出して、ホームページに表示させることでコンテンツを編集するのです。
 

ホームページにヘッドレスCMSを導入するメリット

ヘッドレスCMSを導入するメリットは、サーバー外にあるデータを取り込むため、比較的自由にカスタマイズできる点です。「この情報はホームページに表示させない」「一部だけCMS化したい」など、細かいニーズに対応することができます。外部のクラウドから必要な情報だけを取り込むよう設定するだけで良いため、ホームページコンテンツのカスタムが容易になります。
他にも、お知らせや下層ページだけでなく、頻繁に変更するメインビジュアルのキャッチコピーだけをCMS化したいというような細かい要望も叶えることができます。

ホームページにヘッドレスCMSを導入する注意点

ヘッドレスCMSは、まだ新しい技術であり事例がそれほど多くないために、取り扱える制作会社・エンジニアがまだ多くないというデメリットがあります。今後は徐々に浸透していくものと考えられますが、それまでは扱うことができる制作会社を探さなければなりません。
他にも、自社サーバーではなく外部のクラウドにデータを蓄積するため、情報漏洩のリスクも想定しておかなければなりません。必ずしも外部クラウドのセキュリティが低いとは限りませんし、自社が管理するサーバーの方がセキュリティが低いことも往々にしてあるのですが、外部にデータを保管するというリスクは理解しておく必要があります。

今回のまとめ

今回ご紹介した、新しいCMSの形ですが、今後はホームページ制作の主流となる可能性が大いにあります。とは言っても、CMSのシェアはまだまだWordPressがダントツの首位であり、しばらくはこの状況が継続するのは明らかです。
新しい技術を試してみるもの良いですし、しばらくは従来どおりの技術で安定的に運用するのも良いと思いますので、焦らずにじっくりと検討してみてください。

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