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現代のSEO対策に求められることはホームページの内部施策の強化です

2020
.03.02


これからのSEO対策に求められることは、ホームページの内部施策として、ユーザーにとって有益なホームページを制作し、ユーザーとGoogleに対して適切にアピールしていく手法です。これまでのSEO対策は、ホームページに被リンクを集める外部施策が主流でした。しかし、被リンクを集めるだけの外部施策は、Googleが目指すアルゴリズムの本質から外れており、ホームページを継続して上位に表示することは困難です。
そこで今回は、ホームページのSEO対策において内部施策が重要な理由と代表的な内部施策の手法をお伝えします。

【目次】
1. Googleが想定するSEO対策の本質
2.人間とクローラーに優しいホームページ
3.すぐに実践できるホームページの代表的な内部施策
a.ホームページに良質なコンテンツを投稿する
b.キーワードを含めた見出しを設定して文章構造を整理する
c.ディレクトリの階層やURLの構造を見直してホームページを整理する
d.metaタグを改善しホームページの要点を明確化する
e.ホームページをモバイル端末に対応させる
f.ホームページの表示速度を向上させる
g.ホームページのSSL化でセキュリティの対策を行う
4.今回のまとめ

Googleが想定するSEO対策の本質

SEO対策の本質を理解するには、Googleがどのようなホームページを上位に表示させたいのか?というGoogleの視点に立って考える必要があります。
Googleは、アドワーズ広告・アドセンス広告などからの広告収入が収益の大部分を占める企業であり、広告を出稿する企業の数が増えることで収益を上げています。なお、Googleは、検索エンジンを無料で提供しており、そこから直接的な収益を上げているものではありません。
ユーザーが満足するホームページが検索結果に表示されなくなると、検索エンジンの利便性が低下して利用するユーザーは減少します。その結果、これまでGoogleで広告を出稿していた広告主は、Googleに魅力を感じなくなって広告の出稿を停止するため、Googleは満足な収益を上げることができなくなります。そのため、Googleは、ユーザーにとって有益なホームページを検索結果に表示させることを徹底しているのです。
このようなGoogleの収益構造を考えると、ホームページが検索結果の上位に表示されるためには、ユーザーにとって有益なホームページを制作することであり、これこそがSEO対策の本質です。

人間とクローラーに優しいホームページ

インターネット上には、数億を超えるホームページが存在しており、Googleはクローラーと呼ばれるロボットを使用して、大量のホームページをチェックすることで、膨大なホームページのデータを集めています。
このクローラーが集めたホームページのデータを基にGoogleは検索順位を決定しているため、クローラーが情報収集しづらいホームページは、Googleに正しく評価されません。そのため、ユーザーだけでなくクローラーにとって分かりやすいホームページを制作する必要があります。
クローラーにとって分かりやすいホームページとは、ホームページの裏側のマークアップを中心にURL構造やディレクトリの階層の整理することを心がけてホームページを制作することです。また、各ページの文章構造を整理したり、metaタグを正しく設置することなども、クローラビリティの向上に効果的です。

ユーザーにとって有益なホームページを制作することはもちろんですが、Googleのクローラーにコンテンツの内容を正しく理解してもらい、その上で高い評価を受けられるホームページ制作が重要です。

すぐに実践できるホームページの代表的な内部施策

ホームページのSEO対策において求められる代表的な内部施策を7つ紹介します。もちろんこれで全ての内部施策を整備できるわけではありませんが、すぐに実践することができて、高いSEO効果が期待できる施策ですので正しく理解しておきましょう。

ホームページに良質なコンテンツを投稿する

Googleが定めるホームページにおける良質なコンテンツとは、ユーザーが求める情報を簡潔かつ適切に提供できるコンテンツです。なお、そのコンテンツが、他のホームページで紹介されていないような独自性のあるコンテンツの場合、Googleはそのホームページを高く評価します。
例えば、風邪に悩んで対処法を探しているユーザーに対して、風邪に効く食べ物や飲み物、風邪をひいている間にしてはいけない情報などを分かりやすく提供しているホームページは、Googleが良質なコンテンツと判断します。また、ユーザーに役立つ情報は、他のユーザーに対して被リンクという形でシェアされ、この被リンク数が増えることによって、さらにGoogleの評価が高まります。
このような良質なコンテンツを頻繁に更新してホームページ自体のページボリューム(インデックス数)を増加させ、常に新しい情報をユーザーに提供することで、Googleからの評価がさらに高まります
良質なコンテンツを頻繁に投稿し、ページボリュームや被リンクの増加につなげることで、ホームページのSEO効果を高めることができます。

見出しを使うことで文章構造を整理する

ホームページには多くの情報が掲載されていますが、ページ内の見出しを正しく使うことで、ユーザーが記事の内容を把握しやすくなり、クローラーにもコンテンツの構造を正確に伝えることが可能です。
ただ長々とコンテンツを掲載するのではなく、ページ内に見出しを設けながらロジカルに文章を構成することで、ユーザーにとってもクローラーにとっても理解しやすい文章を作成することができます。
また、見出しには検索キーワードを含めながら適切な文字数で設定することで、SEO効果をさらに高めることができます。

ディレクトリの階層やパーマリンクを見直してホームページを整理する

Googleは、トップページから2〜3クリック以内で全てのページにリンク可能なディレクトリ階層を推奨しており、これを正しく行うことによりクローラーのクロール漏れやユーザビリティの改善が期待できます。
具体的な方法としては、ディレクトリ階層を見直し、関連性の高いページをカテゴリ毎に分けることで、複雑なパーマリンクを整理します。例えば、特定のページからしかアクセスできないページや複数回クリックしなければたどり着けないページがある場合は、トップページなどからのリンクを張ったり、他のページと統合することができないかを検討しましょう。
また、パーマリンクを設定する際は、コンテンツとパーマリンクに関連性を持たせることや、ユーザーにとって見やすい短いパーマリンクを設定しましょう。なお、パーマリンクは日本語で設定することもできますが、使用するデバイスやブラウザなどによっては文字化けが起こり、ユーザーに不審感を与えるため、パーマリンクはできる限りシンプルな英単語で設定することが望ましいと言われています。
加えてページに記載されたコンテンツの内容が重複または類似している場合、片方のページを削除するか一つにまとめることで、Googleからのペナルティを回避することができます。

metaタグを改善しホームページの要点を明確化する

metaタグとは、ホームページ上に文字や画像として表示されるものではなく、ホームページの情報を検索エンジンやブラウザなどに伝える役割を果たすソースコードの一つです。
metaタグは、titleタグやdescriptionタグなど、ホームページに記載された内容を要約して、ユーザーやクローラーに伝える役割を果たしています。
このmetaタグに検索キーワードを含めながら適切な文字数で設定することで、SEO効果をさらに高めることができます。

ホームページをモバイル端末に対応させる

スマートフォンやタブレットの登場により、ホームページは、パソコンだけで閲覧するものではなくなり、モバイル端末のディスプレイサイズに対応したホームページの制作が必要です。
パソコンとモバイル端末では、ディスプレイサイズや解像度が異なるため、パソコン用のホームページをモバイル端末で閲覧すると、文字が小さくなったりデザインが崩れることにより、ユーザビリティが低下します。
業種によって異なりますが、多くの業種ではモバイル端末からのアクセス数がパソコンからのアクセス数を超えているため、ホームページをモバイル端末に対応させることが必須な時代となりました。
モバイル端末の利用シーンを想定し、あらゆる閲覧環境においても正しくかつ見やすく表示されるホームページを制作しましょう。

ホームページの表示速度を向上させる

ホームページにアクセスした際に、表示されるまで時間がかかり、ストレスからホームページを離脱した経験がある方も多いと思います。
ホームページの表示速度は、ホームページを構成するファイルの容量やサーバーのスペックなどによって決まります。表示速度の遅いホームページは、ユーザーにストレスを与えるだけでなく、Googleによって評価を下げられる原因にもなります。
必要以上に大きい画像ファイルやソースコードを圧縮し、使用していない外部ファイルを削除したり、サーバースペックを見直すことでホームページの表示速度を向上させることができます。
なお、対策をしても、表示速度の向上に限界がある場合は、読み込み中の待機画面(ロード画面)を制作しておくことでユーザーのストレスを軽減し、離脱を防ぐ一助となります。

ホームページのSSL化でセキュリティ対策を行う

SSL化とは「Secure Sockets Layer」の略称であり、ホームページと閲覧しているユーザー間のデータ通信を暗号化する仕組みのことです。
ホームページがSSL化されていない場合、ユーザーのIDやパスワードなどの個人情報を盗まれるおそれがあります。また、GoogleはSSL化されているホームページを、SSL化されていないホームページより上位に表示させることを名言しています。他にも、Google Chromeでは、ユーザーがSSL化されていないホームページにアクセスした際に、「この接続ではプライバシーが保護されません」と表示されるため、ユーザーの信頼を失う要因の一つにもなりえます。
SSL化していないホームページは、すぐに対応する必要があります。ただし、SSL化することによりホームページのURLが変更されるため、ホームページのリダイレクト設定を行なっておきましょう。

今回のまとめ

Googleがどのようなホームページを評価するのかという視点でホームページ制作や運用の手法を考えることで、ホームページのSEO対策の本質が見えてきます。
ユーザーにとって有益なホームページを制作することが重要であることは言うまでもありませんが、Googleはクローラーというロボットを使って世界中のホームページをチェックしているため、クローラーにとっても理解しやすいホームページを制作しなければなりません。
この記事で紹介した7つの内部施策に取り組むことで、高いSEO効果を期待することができるようになります。
本来、被リンク獲得のような外部施策は、内部施策に取り組んだ結果として副次的に実現するものであり、外部施策のみに注力するのではなく、ユーザーとクローラーにとって有益なホームページを制作することに時間と労力を費やしましょう。

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