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ホームページのSEO効果を高める画像の使い方

2020
.03.13

Googleは、クローラーと呼ばれるロボットが世界中のホームページから集めてきたデータを参考にホームページの検索順位を決定しています。
これまでGoogleは、タイトルや見出しなどのテキストで構成されている要素を見て、ホームページの評価をしていました。
しかし、Googleが毎年行っているアップデートの結果により画像に対する評価基準が向上し、画像に設定されているパラメータ(ファイル名やaltタグなどの情報)をGoogleが確認できるようになりました。そのため、画像のパラメータを適切に設定していないホームページは、Googleからの評価が下がるおそれがあります。
そこで今回は、ホームページのSEO効果を高める画像の使い方をお伝えします。

【目次】
1.ホームページ制作における画像の役割
2.ホームページのSEO効果を高める画像の使い方
 a.画像のファイル名は画像の内容を表した名前にする
 b.altタグを適切に使用する
 c.画像を圧縮しファイル容量を減らす
 d.重要な画像はサイトマップに登録する
 e.画像のキャプションを記述する
3.今回のまとめ

ホームページ制作における画像の役割

小説には所々に絵が挿入されており、読み手はその絵を見ることで情景を思い浮かべながら物語を楽しむことができ、物語をより明確に理解させる役割を果たしています。
これと同様に、ホームページにおける画像も、ユーザーに対して重要なキーワードや本文の理解を促進させる一助としての役割を果たしています。
クローラーは、画像そのものを理解することができないため、綺麗な画像や分かりやすい画像などをホームページに載せても、それだけでSEO効果の向上を期待することはできません。あくまでも、クローラーは、画像に設定されたパラメータとテキストに関連性があるか否かを見ています。
そのため、ホームページに画像を配置する場合は、ユーザーとクローラーに対してホームページをより理解しやすくさせるために、パラメータの設定を工夫することが重要です。

ホームページのSEO効果を高める画像の使い方

ここでは、クローラーとユーザーを意識した適切な画像のパラメータを設定するためのポイントを5つ紹介します。ポイントを正しく理解し、適切な画像を配置しましょう。

画像のファイル名は画像の内容を表した名前にする

画像のファイル名を設定する際に、画像の内容とファイル名に関連性を持たせることで、SEO効果の向上が期待できます。
ファイル名は、英単語を使用して具体的に記述することを心がけましょう。例えば、りんごが写っている写真のファイル名は、「apple」だけで終わらせるのではなく、「apple-on-a-table」のように具体的な名前をつけることを心がけましょう。
逆に、ファイル名を複雑にしすぎるとGoogleが正しく理解をしてくれないおそれがあるため、ファイル名は長くても5つ以内の単語で構成することをお勧めします。また、2つ以上の単語を使用する際は、「-」を使用して単語と単語の間を区切りましょう。
クローラーを混乱させないためにも、本文と関連性がある画像を掲載し、ファイル名には簡潔かつ具体的な英単語を使用することを心がけましょう。

altタグを適切に使用する

ブラウザやサーバーなどが原因で画像が表示されない場合、altタグに設定された内容が画像の代わりに表示されます。(「代替テキスト」とも呼ばれています。)
altタグは、画像の内容を簡潔に表した内容を記述するためのタグで、ファイル名や他の要素に比べて、大きなSEO効果が期待できます。ファイル名とは違い、日本語を使用することが可能なため、「木に実っている赤いりんご」のように記述します。
また、視覚障害者の方に対して、スクリーンリーダーや音声ブラウザが画像の情報を音声で伝える際にも、このaltタグに記述されている内容が使われます。
SEO効果を向上させる目的だけのために「赤いりんご・りんご・りんご」のように、特定の単語を羅列することは、Googleからのペナルティを受ける対象になるおそれがあるため、あくまでも画像の内容を自然に表すことを心がけましょう。

画像を圧縮しファイル容量を減らす

近年、モバイル端末を使用して、ホームページを閲覧するユーザーの数が増加しています。しかし、モバイル端末の通信速度はパソコンと比べて遅く、ホームページが表示されるまでに時間を要するため、ホームページを閲覧する前に離脱されてしまうことが多々あります。
画像を圧縮してホームページを構成しているファイル容量を軽くすることで、ホームページの表示速度を向上させることができます。また、ホームページの表示速度は、Googleが検索順位を決定する要素の一つであるため、SEO効果の向上が期待できます。
加えて、画像の高さと幅をhtmlファイルに記述をすることで、わずかではありますがホームページの表示速度を向上させることができます。
大きい画像を圧縮した上で、そのサイズをhtmlファイルに記述することで、ユーザーとSEO対策を意識したホームページの制作が可能です。

重要な画像はサイトマップに登録する

サイトマップとは、ホームページ内に存在する各ページの情報をクローラーに対して認識させるための目次のようなものです。クローラーがサイトマップを見つけると、そこに記述されているページや画像のデータを収集し、Googleのサーバー内に保存します。
画像の情報をサイトマップに登録してクローラーに認識させることで、登録した画像が画像検索で検出されやすくなります。

画像のキャプションを記述する

キャプションは、SEO効果に直接影響するものではありませんが、ユーザーに画像をより詳しく理解させるための補足として設定します。
altタグと混同されがちですが、次の画像のように、altタグには画像を見てすぐにわかる情報を記述し、キャプションには画像から伝わらない内容を記述します。

このように、適切にキャプションを設定することで、ユーザーにより深くホームページを理解させることができます。

今回のまとめ

Googleが、ホームページの評価をする際に対象とするものは、タイトルや見出しなどのテキストで構成されている要素がほとんどでしたが、近年のアップデートにより画像に対する評価基準が向上しました。
Googleからの評価を上げるためには、クローラーがホームページを巡回した際に、ホームページ内の画像とテキストに関連性があると認識させることが重要です。
逆に、適切なパラメータの設定がされていないと、 Googleからの評価を下げてしまうおそれがあります。
この記事で紹介した画像のパラメータを適切に設定する5つのポイントを正しく理解し、SEO効果の高いホームページ制作をしましょう。

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