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制作実績

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制作の背景・戦略
富山県に本社を構えるITベンダー・株式会社日本オープンシステムズ様の提供サービスを紹介するランディングページ(LP)を制作しました。同社は、北陸・関東・中部エリアを中心に幅広いITソリューションを提供しており、今回制作したLPは、その中でもAmazonが提供するクラウドコンピューティングサービス「AWS(Amazon Web Services)」を活用したITソリューションの紹介を目的としています。
なお、同社のコーポレートサイトは弊社で制作しており、その中でもAWSに関する情報を掲載していました。しかし、近年ではクラウド環境に対する企業の関心がさらに高まり、特にSaaS型の導入や柔軟な運用形態へのニーズが多様化している背景から、より深い情報が求められるようになりました。そのような変化に対応するため、コーポレートサイトよりさらに専門性の高い情報を補完し、サービスの対応範囲や提供価値を直感的に伝える専用LPを新たに立ち上げました。
コンテンツ・ライティング
コーポレートサイトは、企業としての信頼性やサービス全体の見通しを重視しているため、同社の提供するサービスをあえて淡々と紹介していました。一方、LPは一ページ内でお問い合わせというCVに到達させる必要があるため、ユーザーのニーズを起点とした納得感の演出が必要です。
AWSの導入を検討しているユーザーは、自社の課題に対して具体的な解決策を求めているため、「例えば、こんなお悩みはありませんか?」や「なぜAWSなのか?」といった疑問型の導入から始まり、一問一答形式でユーザーを引き込む構成を採用しました。
上記のようにユーザーのニーズに即した流れを重視し、LPを読み進める中で自然にサービスの全体像や導入の意義を理解できるよう設計しました。
デザイン制作・UX/UI設計
同社のコーポレートサイトは整然としたシンプルなデザインが特徴ですが、LPはよりセールス色の強いメディアであることから、視覚的な訴求力を高める方向でトーン&マナーを拡張して設計しました。
カラー設計では、コーポレートカラーの赤に加え、黒を大胆に背景色として取り入れることで、サービスの強みやポイントが明確に際立つ構成としています。
また、既存コーポレートサイトで使用されていたドットパターンは、奥行きを感じさせるパターンにアレンジし、クラウドサービスにふさわしい先進性やシステマチックな印象を強化しました。
イラストにも同様のテクスチャを取り入れ、フラットすぎない、程よい立体感のあるビジュアルを形成しています。
全体としては、既存コーポレートサイトとの接続性を担保しつつ、LPならではの導線設計や視覚的な勢いを持たせることで、ユーザーが「読み進めやすく、理解しやすい」と感じられる構成を目指しています。

