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ホームページの音声検索を最適化するVSOの概要と対策

2022
.11.17

ホームページの音声検索を最適化するVSOの概要と対策

SiriやAlexa、Google Assistantなどの登場に伴い、スマートフォンやスマートスピーカーでの音声技術が広く普及し始めています。音声技術を活用することにより、手を使わずに音楽をかけたりテレビや照明の操作を行ったり、天気をチェックしたりと様々なことを行うことができます。その他にも、ブラウザでの音声検索を行うことができますが、この音声検索はテキスト検索と何が違うのでしょうか。
そこで今回は、音声検索の概要やWEBマーケティングやSEO対策面における音声検索の考え方についてお伝えします。

【目次】
1.音声検索とは
2.ホームページにおける音声検索最適化(VSO対策)のポイント
a.音声検索での検索キーワードに最適化している
b.ホームページが適切にマークアップされている
c.強調スニペットとして表示されるようなコンテンツを作る
d.MEO対策を行う
e.ユーザーの目的を理解したライティングを行う
f.ホームページの表示速度やセキュリティを改善する
g.テキストを画像化しない
3.ホームページにVSO対策を行う必要性
4.今回のまとめ

音声検索とは

音声検索とは、文字どおり音声で検索エンジン上にある情報の検索を行う技術のことを指します。認識した音声をテキストやコマンドに変換して検索することでハンズフリーに検索することができるというメリットがあります。例えば、家事を行いながら、運転しながらといった「ながら検索」を行うことができ、テキストを入力するよりも早く検索することができます。
一方で、周囲のノイズやユーザーの滑舌などに音声入力の精度が左右されるため、テキスト入力より確実性が低いというデメリットがあります。また、日本人は周りに人がいる状況で音声入力を行うことに恥じらいがあることもあり、まだまだ普及しきっていないという状況にあります。

ホームページにおける音声検索最適化(VSO対策)のポイント

検索エンジンに最適化してホームページの上位表示を目指すことは「SEO対策」と言うのに対し、音声検索に最適化して読み上げてもらえるよう目指すことは「VSO対策」と言います。「VSO」とは、Voice Search Optimizationの略称で、直訳すると音声検索最適化という意味を持ち、例えば以下のような対策を実施することで音声検索に最適化することに繋がります。
ただし、音声検索の技術はまだまだ発展途上のため、今後Googleが大幅にアルゴリズムの変更を行う可能性があることを前提で、ある種実験的に対策を行うものと理解しておいた方が良いかもしれません。

音声検索での検索キーワードに最適化している

テキスト検索では、「名古屋駅 カフェ」などと複数の検索キーワードをスペース入りで検索することが多い傾向にあります。一方、音声入力は、「名古屋駅周辺のカフェを教えて」など質問文形式での投げかけが主流です。
そのため、話し言葉での検索に特化したコンテンツをホームページ上に追加しておく方法が挙げられます。例えば「よくある質問」などのコンテンツ内で「WEBマーケティングって何?」など一問一答形式のQ&Aを記載することでVSO対策に繋がる可能性があります。

ホームページが適切にマークアップされている

音声検索は、ホームページ上に掲載されている情報をGoogleのロボットが見つけ出して回答を出す仕組みです。そのため、ユーザーが求める情報がページ内のどこにあるかGoogleのロボットが認識しやすいよう、ホームページの内部構造を最適化することが大切です。

強調スニペットとして表示されるようなコンテンツを作る

ユーザーの検索に対して回答がピンポイントでマッチしているとGoogleから判断された場合、「強調スニペット」として検索結果にホームページ内のテキストの一部が表示される場合があります。強調スニペットとして表示された端的でわかりやすい情報は、音声検索で活用される可能性が高い傾向にあります。

MEO対策を行う

音声検索では、「名古屋駅 カフェ」などの店舗検索が多く行われます。そのため、Google Mapでの検索順位を向上させるMEO対策を行うことで、VSO対策にも繋がる可能性があります。MEO対策に関しては、以下の記事をご確認ください。

WEBマーケティングを行う上で知っておきたいSEO対策とMEO対策の違い

ユーザーの目的を理解したライティングを行う

音声検索は、以下のような理由で使用されることが多い傾向にあります。
■とにかく早く情報を検索したい
■簡単な疑問を解決したい
■手が離せない状況で検索を行いたい
このようなニーズを満たすため、音声検索による回答は、なるべく端的な内容でわかりやすく記載することが大切です。

ホームページの表示速度やセキュリティを改善する

音声検索は、検索から回答までに要する時間を重視しているため、ホームページの表示速度を改善することでVSO対策に繋がります。また、当たり前ではありますが、適切なセキュリティ対策や、スマホ対応なども行っておくに越したことはありません。
これらの対策はSEO対策にも繋がるため、必ず定期的に見直すことが大切です。

テキストを画像化しない

例えば、装飾を施したテキストを画像として掲載している場合、そのテキストは音声で読み込んでもらえません。文章として読ませる意図で使っていないテキストであれば画像でも問題ありませんが、読み込んでもらいたい場合は画像化せずにテキストを表示させることをお勧めします。

ホームページにVSO対策を行う必要性

飲食店など、来店型ビジネスを行っている場合は、音声検索が行われることが想定されるため、VSO対策を行う価値があります。
しかし、音声検索は、多くの情報を集めてじっくり検討して購入やお問い合わせなどを行うという目的ではほとんど利用されないため、BtoBビジネスやオンラインショップ、サービスサイトなどには向かない可能性があります。
VSO対策を行うに越したことはありませんが、VSO対策に手を出したが故に肝心のSEO対策が疎かになってしまっては本末転倒です。
また、音声検索の技術はまだまだ発展途上のため、音声検索の対策を行うVSOに関する情報が少なく、今後移り変わる可能性が高いものです。自社のビジネスの本質を考えた上で、VSO対策を行うべきか検討することが大切です。

今回のまとめ

SiriやAlexa、Google Assistantなどで行われる音声検索では、家事を行いながら、運転しながらといった「ながら検索」を行うことができ、テキストを手で入力するよりも早く検索することができるメリットがあります。主に近くのお店を探すときなどに活用されるため、店舗型ビジネスを行っている場合は、音声検索に最適化する「VSO対策」を行うことで集客力をアップすることに繋がる可能性があります。VSO対策は、SEO対策もかねて行えるものも多いため、以下の項目を見直してみてください。

■音声検索での検索キーワードに最適化している
■ホームページが適切にマークアップされている
■強調スニペットとして表示されるようなコンテンツを作る
■MEO対策を行う
■ユーザーの目的を理解したライティングを行う
■ホームページの表示速度やセキュリティを改善する
■テキストを画像化しない

なお、音声検索の技術はまだまだ発展途上のため、WEBマーケティングの主軸に添えることは少し危険度が高いことを理解しておく必要があります。今後の動向を見据え、是非検討してみてください。

AUTHOR

著者情報

ライター

M.H.

人材派遣会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ホームページ制作の企画・監修を行うWEBディレクターとしてアーティストやメーカー、公益法人、観光協会など多種多様なホームページの制作に携わり、現在はライターとしてホームページ制作に尽力している。

  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • ウェブマスター検定1級

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