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Facebookのドメイン認証を行うメリットと認証手順

2023
.02.03

Facebookのドメイン認証を行うメリットと認証手順

Facebookの運用を行う際は、ホームページのドメインと紐付けて本人確認を行う「ドメイン認証」を行うことが一般的です。ドメイン認証を行うことにより、第三者によるFacebookの不正利用などを防止したり、Facebook広告のパフォーマンスを向上することができるため、Facebookアカウントを持っている場合は認証手続きを行うことをお勧めします。
そこで今回は、Facebookのドメイン認証の概要やFacebookでドメイン認証を行うメリット、ドメインの認証手順についてお伝えします。

なお、この記事は2023/2/3時点の情報であり、詳細な設定や対応範囲はMetaの公式サイトよりご確認ください。

【目次】
1.Facebookのドメイン認証とは
2.Facebookのドメイン認証を行うメリット
a.Facebook広告のセキュリティ対策が可能
b.認証コードを使用せずにFacebook広告を運用可能
c.Facebookの広告パフォーマンスを最適化することが可能
3.Facebook広告を利用しない場合もドメイン認証を行った方が良い?
4.ビジネスマネージャでドメイン認証を行う方法
a.ドメインのホームページにメタタグを追加する
b.ルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードする
c.ドメインレジストラでDNS TXTレコードを更新する
5.今回のまとめ

Facebookのドメイン認証とは

ホームページのドメインの所有者であることをFacebook側に認識してもらうためには、ドメイン認証の手続きを行う必要があります。ドメイン認証を行うことにより、Facebookの編集権限を限定してFacebookアカウントのセキュリティ対策を強化することができます。
その他にも、ドメイン認証を行うことにより、以下の機能を利用することができるようになります。

■Facebookニュースへの記事掲載
ドメイン認証を行うことにより、Facebookのニュースフィードへのインデックス登録が許可されます。

■Facebookコマースにおける商品販売
FacebookコマースのショップからECサイトなどに誘導する場合は、そのECサイトのドメイン認証を行う必要があります。

Facebookのドメイン認証を行うメリット

Facebook広告のセキュリティ対策が可能

上述したとおり、ドメイン認証を行うことによってFacebookでのコンテンツの編集権限を管理することができ、アカウントの乗っ取りなどの不正利用を防ぐことに繋がります。
アカウントを乗っ取られると、なりすましによる悪質な広告の出稿被害などの被害が考えられるため、リスクを下げるためにもドメイン認証を行っておくと安心です。

認証コードを使用せずにFacebook広告を運用可能

ドメイン認証を行うことにより、広告代理店などの自社以外のメンバーに編集権限を付与することができます。
例えば、Facebookのドメイン認証を行わないまま広告代理店にFacebook広告の運用を任せる場合、広告代理店側がログインを行うたびに広告主側でログインの認証が必要となりますが、Facebookのドメイン認証を行って編集権限を広告代理店側に付与することにより、都度ログインの認証を行う必要がありません。
広告代理店などにFacebookの広告出稿を依頼する場合は、ドメイン認証を行っておくと便利です。

Facebookの広告パフォーマンスを最適化することが可能

Meta社より、「Facebookのドメイン認証を行っていないアカウントはFacebookの広告パフォーマンスにおいて悪影響がある」と公表されています。Facebookに広告出稿を行う場合は、その効果に直に影響するため、必ずドメイン認証を行いましょう。
また、iOS14以降においては、ドメイン認証を行わなければコンバージョンイベントの測定などにおいて正しい数値が計測できないため、Facebook広告を行う場合、ドメイン認証は必須と言えるでしょう。

Facebook広告を利用しない場合もドメイン認証を行った方が良い?

Facebookのドメイン認証を行わなくても、Facebookの広告出稿を含めたほとんどの機能を利用することができます。しかし、Facebookのドメイン認証を行わない場合は、悪意のある第三者が勝手にドメインを使用して広告出稿を行うこともできてしまうため、Facebook広告を利用しない場合でもリスクの抑圧のためにドメイン認証を行っておくと安心です。
また、ドメイン認証を行っていない広告アカウントは、広告ポリシーなどに違反した場合にアカウントの停止措置を受けるリスクが高い傾向にあります。このようなリスクを下げる意味でも、ドメインをお持ちの場合はFacebookのドメイン認証を行っておきましょう。

ビジネスマネージャでドメイン認証を行う方法

Facebookのドメイン認証は、以下の3つの方法のいずれかを選択して行います。

①ドメインのホームページにメタタグを追加する
②HTMLファイルをウェブディレクトリにアップロードして、ビジネスマネージャでドメインの所有権を確認する
③DNS TXTエントリーをDNSレコードに追加してドメインの所有権を確認する

なお、いずれの場合も、まずはMetaビジネスマネージャーのアカウントを登録しておく必要があります。

ドメインのホームページにメタタグを追加する

1.ビジネス設定でドメインを認証する

まずは、ビジネスマネージャーの「ビジネス設定」>「ブランドセーフティ」>「
ドメイン」>「追加」の順にクリックし、新しいドメインを追加します。
ここに入力するホームページのドメインは、「https://onca.co.jp」ではなく「onca.co.jp」というドメイン箇所のみを入力してください。
新しいドメインを追加した後、プルダウンで「ドメインのホームページにメタタグを追加する」を選択します。

2. HTMLソースコードにメタタグを追加する

ビジネスマネージャーのビジネス設定の画面に表示されているというメタタグをコピーします。
その後、ホームページのHTMLソースの<head>…</head>セクションにメタタグを貼り付けて公開します。

なお、この作業はホームページ制作の専門知識が必要となるため、HTMLソースの編集が難しい場合はホームページの制作会社に依頼すると良いでしょう。

3. ドメインの認証を確認

メタタグを貼り付けた後、ビジネスマネージャー側で認証を確認することができます。

ルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードする

1.ビジネス設定でドメインを認証する

まずは、ビジネスマネージャーの「ビジネス設定」>「ブランドセーフティ」>「
ドメイン」>「追加」の順にクリックし、新しいドメインを追加します。
ここに入力するホームページのドメインは、「https://onca.co.jp」ではなく「onca.co.jp」というドメイン箇所のみを入力してください。
新しいドメインを追加した後、プルダウンで「ルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードする」を選択します。

2. ルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードする

ビジネスマネージャーのビジネス設定の画面からHTML認証ファイルをダウンロードします。
なお、ファイルに変更を加えるとうまく反映されないため、ダウンロードした後ファイルに変更を加えないでください。
その後、ドメインのルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードします。

なお、この作業はホームページ制作の専門知識が必要となるため、HTMLソースの編集が難しい場合はホームページの制作会社に依頼すると良いでしょう。

3. ドメインの認証を確認

ルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードした後、ドメインが認証されるとビジネスマネージャー側で認証を確認することができます。

ドメインレジストラーでDNS TXTレコードを更新する

1.ビジネス設定でドメインを認証する

まずは、ビジネスマネージャーの「ビジネス設定」>「ブランドセーフティ」>「
ドメイン」>「追加」の順にクリックし、新しいドメインを追加します。
ここに入力するホームページのドメインは、URL全体(https://onca.co.jp)ではなくドメイン箇所のみ(onca.co.jp)を入力してください。
新しいドメインを追加した後、プルダウンで「ドメインレジストラーでDNS TXTレコードを更新する」を選択します。

2. ドメインレジストラーでDNS TXTレコードを更新する

ビジネスマネージャーのビジネス設定の画面で表示されるTXTレコードをコピーします。
その後、ドメインレジストラの管理画面にログインし、DNSレコードの設定画面に移動してコピーしたTXTレコードを貼り付けます。

なお、ドメインレジストラによってTXTレコードの設定方法は異なるため、不明な場合はホームページの制作会社やドメインレジストラに問い合わせましょう。

3. ドメインの認証を確認

TXTレコードを設定後、ドメインが認証されるとビジネスマネージャー側で認証を確認することができます。
なお、TXTレコードの設定は、通常の場合数時間程度で変更が反映されますが、最大72時間の時間を要する場合もあり時間がかかる方法です。また、TXTレコードを編集する場合は、他のDNSの設定が誤って変更されてしまうとホームページの閲覧やメールの送受信に支障をきたす場合があります。そのため、方法にこだわりがないのであれば、上述したHTMLソースコードにメタタグを追加する方法か、ルートディレクトリにHTMLファイルをアップロードする方法のどちらかで対応することをお勧めします。
または、ホームページの制作会社やドメインレジストラに任せることをお勧めします。

今回のまとめ

Facebookのドメイン認証を行うことにより、Facebookでのコンテンツの編集権限を管理することができ、アカウントの乗っ取りなどの不正利用を防いでセキュリティを強化したり、認証コードを使用せずにFacebook広告を運用したり、Facebookの広告パフォーマンスを最適化することなど、多くのメリットがあります。ドメイン認証を行う事によるデメリットはなく、ドメイン認証を行う際には登録料などの費用も発生しないため、ドメインを所持しているのであれば登録すると良いでしょう。
なお、Facebookのドメイン認証手続きでは、ホームページのHTMLソースを編集したり、ドメインレジストラで設定を行う必要があります。これらの手続きを行う上では、ホームページ制作に関する専門知識が必要となり、場合によってはホームページやメールの送受信に支障をきたす場合もあるため、「よくわからない」という場合はホームページの管理会社に任せることをお勧めします。

AUTHOR

著者情報

ライター

M.H.

人材派遣会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ホームページ制作の企画・監修を行うWEBディレクターとしてアーティストやメーカー、公益法人、観光協会など多種多様なホームページの制作に携わり、現在はライターとしてホームページ制作に尽力している。

  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • ウェブマスター検定1級

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