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WEBマーケティングにおけるトリプルメディアとは

2023
.09.15

WEBマーケティングにおけるトリプルメディアとは

WEBマーケティングにおいてはさまざまなアプローチ方法がありますが、メディアの種類で大別すると、オウンドメディア・アーンドメディア・ペイドメディアに分けることができます。これらをトリプルメディアと呼び、うまく組み合わせて施策を打つことで、より高い集客効果を期待することができます。
ただし、事業とメディアの相性によっては、費用対効果が合わない場合があることを理解しておきましょう。
そこで今回は、トリプルメディアの概要や各メディアのメリット・デメリット、利用者層に関してお伝えします。

【目次】
1.WEBマーケティングにおけるトリプルメディアの概要
 a.オウンドメディアの概要
 b.アーンドメディアの概要
 c.ペイドメディアの概要
2.WEBマーケティング視点で考える各メディアのメリット
 a.オウンドメディアのメリット
 b.アーンドメディアのメリット
 c.ペイドメディアのメリット
3.WEBマーケティング視点で考える各メディアのデメリット
 a.オウンドメディアのデメリット
 b.アーンドメディアのデメリット
 c.ペイドメディアのデメリット
4.各メディアの利用者層を理解する重要性
5.今回のまとめ

WEBマーケティングにおけるトリプルメディアの概要

WEBマーケティングを行う上では、各メディアの特性を知ることが重要です。まずは、オウンドメディア・アーンドメディア・ペイドメディアそれぞれの概要を解説します。

オウンドメディアの概要

オウンドメディア(Owned Media)とは、自社で保有するメディアのことを指します。
例えば、コーポレートサイトやECサイト、情報サイトなど、自社で運営・発信しているものがオウンドメディアにあたり、基本的には運営側がユーザーに対して一方的に情報を発信する特性を持ちます。

アーンドメディアの概要

アーンドメディア(Earned Media)とは、ユーザーが主体となるメディアのことを指します。
例えば、InstagramやFacebook、X(旧Twitter)、YouTubeなどのSNSや掲示板など、ユーザーによる投稿で成り立つメディアがアーンドメディアにあたり、昨今では一般ユーザーだけでなく企業アカウントによる情報発信が盛んに行われています。

ペイドメディアの概要

ペイドメディア(Paid Media)は、広告を掲載するメディアのことを指します。
例えば、GoogleやYahoo!、LINEなど、広告掲載枠を有しているものがペイドメディアにあたり、検索結果の上部に表示させるリスティング広告や、ブラウザやアプリの画面上にバナーや動画を表示させるディスプレイ広告などを行うことができます。

WEBマーケティング視点で考える各メディアのメリット

3つのメディアには、三者三様のメリットがあります。御社の運営体制やリソースに応じ、どのメディアでの運用が自社に合っているか考えてみましょう。

オウンドメディアのメリット

オウンドメディアは、自社で自由にデザインすることができます。ページ内の動作や検索などのギミックにおいても自由に作り込むことができ、表現の幅は無限大です。ユーザーに与えたい印象に応じてデザインを作り込むことで、企業イメージを向上したり、商品やサービスの強みを最大限に伝えることができます。
また、オウンドメディアの一番の強みは、サービス終了や仕様変更の影響を受ける可能性が非常に低いことです。ブラウザの一つがサービスを終了しても別のブラウザで変わらずに閲覧することができる点は、他のメディアにない強みです。
さらに、SEO対策を行うことで検索結果に上位表示させることができ、広告費用をかけずに高い集客効果が長期に渡って見込めることも魅力の一つです。

アーンドメディアのメリット

アーンドメディアは、「毎日何を見るわけでもないけど閲覧する」という目的のないユーザーにアプローチすることができます。企業アカウントで情報を発信することにより、商品やサービスを知らないユーザーに訴求し、企業認知度の向上やイメージアップ効果も期待できます
また、アーンドメディアの一番の強みは、拡散力の高さです。一般ユーザーの心理に働きかけ、情報が連鎖的に拡散される「バズり」を利用する戦略は、マーケティングにおいて非常に有効です。
さらに、ほとんどの場合、無料で運用を開始することが可能で、知識がなくても気軽に投稿できる点も魅力の一つです。

ペイドメディアのメリット

ペイドメディアは、より多くのユーザーにアプローチしたり、自社の商品やサービスに興味のあるユーザーに絞ってアプローチするなど、戦略的に活用することができます。
また、ペイドメディアの一番の強みは、即効性が高いことです。オウンドメディアやアーンドメディアのようにこまめな発信で評価を積み重ねるのではなく、課金すれば速攻で目立つ場所に広告を打つことができます。

WEBマーケティング視点で考える各メディアのデメリット

メリットに関してはご理解いただけたと思いますが、100点満点の万能なメディアは存在しません。各メディアのデメリットもしっかり把握しておきましょう。

オウンドメディアのデメリット

オウンドメディアは、HTMLやCSS、Javascript、PHPなどのプログラム言語で構築し、パソコンやスマホ、タブレットなど各端末での見え方を調整する必要があります。自由に表現できる一方で、知識や技術力がなければイメージどおり構築することができず、外注する場合はスタートするために多額のコストが発生してしまいます。当然、情報を更新する際や、オウンドメディアの作り替えを行う際も、労力やコストが発生します。
また、オウンドメディアはSEO対策を行って育てることで、広告費用をかけずに集客を目指せるというメリットがありますが、一方で、集客効果を感じるまでに数ヶ月以上要する場合があります。根気強く運用を続ける必要があることは覚悟しておきましょう。

アーンドメディアのデメリット

アーンドメディアは、利用者のほとんどが一般ユーザーのため、良くも悪くも一般ユーザーの投稿や拡散に左右されます。良い情報を拡散してもらえる一方で、悪い情報もすさまじいスピードで拡散され、取り消すことが難しいというデメリットがあることを覚えておきましょう。気軽に投稿できるため一人の担当者に任せがちですが、チェック体制をしっかり整える必要があります。
また、アーンドメディアはサービスが終了する可能性がある点に注意しましょう。他社のメディアを利用しているという立場にすぎないため、サービスの仕様変更で不都合が生じる可能性もあります。
さらに、アーンドメディアは、オウンドメディアと同様にアカウントを育てていく側面があるため、結果を出すまでに時間を要するというデメリットもあります。せっかく育てたにも関わらず、サービス終了で努力が消えてしまうということになりかねません。

ペイドメディアのデメリット

ペイドメディアは、広告掲載の期間や広告の種類、枠などによってそれ相応の費用が発生します。競争の激しい市場の場合は、競合他社よりも多額の費用を払わなければ目立つ位置に広告を掲載することができないというデメリットがあります。また、ペイドメディア単体では、メディアを育ててユーザーと信頼関係を構築することができないその場限りの施策なため、広告を出す限り継続的に出費があることもデメリットの一つです
さらに、昨今では、広告にうんざりしているユーザーが増えており、広告であれば問答無用で無視するというユーザーも多いため、費用対効果が合わないという懸念もあります。

各メディアの利用者層を理解する重要性

効果性の高いWEBマーケティングを行うため、各メディアの利用者層を把握した上で、活用するメディアや打ち出し方を検討しましょう。ここでは、各メディアの利用者層に関して解説します。

オウンドメディアの利用者層

GoogleやYahoo!でのキーワード検索は、年代や性別などに偏りなく幅広いユーザーが行うため、ユーザー属性に限らず高い集客効果が期待できます。また、キーワード検索は、スマートフォンではもちろん、会社のPCでも行われるため、オウンドメディアを活用した施策はBtoCとBtoBのどちらのビジネスにおいても有効です。
検索は、必要性を感じて行う積極的な行動のため、自社のサービスや商品への興味が強いユーザーの獲得に繋がります。

アーンドメディアの利用者層

SNSなどのアーンドメディアは若年層を中心に支持されており、特にTikTokはその傾向が顕著です。X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeは40代以上の世代にも多く活用されていますが、やはり最も多い割合を占めているのは20代と若年層です。
そのため、例えば、健康食品や保険商品など、40代以上の関心が高いコンテンツをTikTokで打ち出しても効果が得られない可能性があることを考慮しましょう。
また、アーンドメディアは私用で活用しているユーザーが多いため、BtoBのサービスに関して打ち出しても「自分には関係のないコンテンツ」「今はプライベートな時間だから見たくない」などという心理が働き、思うような集客効果が得られない可能性があります。

参考:総務省情報通信政策研究所「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」

ペイドメディアの利用者層

ペイドメディアには様々な種類がありますが、検索エンジンに広告を掲載する場合はオウンドメディアと同じく幅広い年代のユーザーに訴求することができ、BtoCとBtoBのどちらにおいても有効です。
ただし、LINE広告やInstagram広告などSNS系の広告枠に広告掲載する場合は、アーンドメディアと同様に、メディアによってユーザーの年齢層が異なることを理解する必要があります。自社のサービスや商品のターゲットを明確にし、適切なメディアを見定めて広告を打ちましょう。

今回のまとめ

今回は、トリプルメディアと総称される①オウンドメディア②アーンドメディア③ペイドメディアに関して説明しました。

①オウンドメディアは、コーポレートサイトやECサイトなど、自社で保有するメディアのことを指します。無限大の表現方法でデザインすることができ、SEO対策を行えば費用をかけずに集客効果が継続するというメリットがある反面、初期投資が必要となり即効的な集客効果がないことがデメリットとして挙げられます。

②アーンドメディアは、InstagramやFacebookなど、ユーザーが主体となるメディアのことを指します。一般ユーザーが日常的に利用するため、多くの人の目に触れやすく拡散力が高いというメリットがある反面、炎上のリスクやサービス終了のリスクがあることを覚えておきましょう

③ペイドメディアは、GoogleやYahoo!、LINEなどの広告掲載枠を持つメディアのことを指します。ターゲットに対して広告を打つことができ、即効的な効果が期待できる反面、広告に対して嫌悪感を抱く人がいることや、継続的に広告費用が発生することがデメリットとして挙げられます。

このように、各メディアのメリット・デメリットや利用者の年齢層などをしっかり理解した上で、最も費用対効果のある方法でWEBマーケティングを行うことが大切です。

AUTHOR

著者情報

ライター

M.H.

人材派遣会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ホームページ制作の企画・監修を行うWEBディレクターとしてアーティストやメーカー、公益法人、観光協会など多種多様なホームページの制作に携わり、現在はライターとしてホームページ制作に尽力している。

  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • ウェブマスター検定1級

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