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制作会社が把握しておくべきブラウザのシェアと特徴 2022年7月版

2022
.07.06

制作会社が把握しておくべきブラウザのシェアと特徴 2022年7月版

2022年の6月にMicrosoft社が提供する「Internet Explorer」がサポート終了し、ホームページが閲覧される環境に大きな変化が起こりました。また、VPNサービスを展開するAtlas VPNによると、2022年4月時点でiPhoneやMacに標準搭載されているブラウザ「Safari」の世界ユーザーがブラウザシェア第一位の「Google Chrome」に次ぎ10億人に達したことが明らかになりました。このようにホームページを閲覧する環境は日に日に変化し続けています。ホームページ制作会社にとってユーザーがどのような環境でもホームページを正しく動作させるクロスブラウザを徹底することはもちろんですが、各ブラウザの特徴を理解しホームページが閲覧される環境を想定しておくことも重要です。また、ホームページ制作を担うWEBディレクター、WEBデザイナー、エンジニア自身にとっても、普段から使うブラウザや、ホームページのテストチェックに用いる各ブラウザについて機能を把握しておくことがより良質なホームページの制作につながります。
そこで今回は、ホームページを閲覧するブラウザのシェア率とそれぞれの特徴についてご説明します。

【目次】
1.ブラウザのシェアについて
a.世界的なブラウザシェア
b.日本国内のブラウザシェア
c.スマートフォンのブラウザシェア
2. 各ブラウザの特徴
a.Google Chrome
b.Firefox
c.Safari
d.Microsoft Edge
3.今回のまとめ

ブラウザのシェアについて

ホームページを閲覧するブラウザのシェア率は、世界中で見た時と日本国内で見た時に差異があり、デスクトップやノートパソコンなどとスマートフォンとのデバイス毎にも違いがあります。

世界的なブラウザシェア

前述の通り、世界的なブラウザのシェアは「Google Chrome」が使用率トップを誇っており、「Safari」がそれに次ぎ使用率二位となっています。ただ、2022年7月現在でGoogle Chromeのシェア率が65.6%なのに比べ、Safariのシェア率は18.9%に落ち着いており、Google Chromeがシェアを独占しているような状況です。世界的に見ればホームページを閲覧するためのブラウザの種類も増えるため、その他のブラウザシェア率はMicrosoft Edge(3.9%)やFirefox(3.1%)など使用率も5%以下に留まっています。

日本国内のブラウザシェア

世界的なシェア率と比べて、日本国内ではMicrosoft Edgeの使用率が高い傾向にあります。その背景として、日本ではMicrosoftのOSであるWindowsがインストールされたPC端末が普及していることが挙げられます。6月にサポート終了したInternet ExplorerやMicrosoft EdgeはこのWindowsがインストールされたPC端末に標準搭載されているため、ホームページを閲覧するだけの一般的なユーザーは標準搭載されたブラウザをそのまま使用する傾向にあるのが理由の一つです。

スマートフォンのブラウザシェア

ホームページを閲覧する際のブラウザシェア率をスマートフォンに限定した場合、高いiPhoneの使用率に影響し、Safariのシェア率が大きく跳ね上がります(58.9%)。次いでChrome(34.9)のシェア率が高い傾向は同様ですが、Chrome以降は「Galaxyブラウザ(3%)」や「Androidブラウザ(0.7%)」など、Android搭載デバイスの標準ブラウザが使用されている傾向にあります。

各ブラウザの特徴

ホームページを閲覧するためのブラウザには、標準的な機能の違いはもちろん、拡張性の有無、スマートフォンとの互換性、アップデートの周期など様々な個性があります。

Google Chrome

Google Chromeの特徴として、拡張機能による高いカスタマイズ性とスマートフォン、タブレットと連動したマルチデバイス対応が挙げられます。拡張機能をインストールすることで、ブラウザ自体のUIを拡張することや、業務効率を上げる機能を実装することができます。ホームページ制作に従事する職種であれば、拡張機能一つでホームページ全体のスクリーンショットを保存することや、ホームページ内で使用されているフォントや色、技術を解析することも可能です。
マルチデバイス対応では、各デバイスにインストールしたGoogle Chromeを紐づけることにより、ブックマークや拡張機能を全デバイスで活用することが可能になります。

Firefox

Firefoxは、Google Chromeと同様に豊富な拡張機能を備えており、アップデート周期が比較的早いことから、セキュリティや最新のWeb環境に適応できるという観点でホームページ制作に関わる職種から支持を得ているブラウザです。特に拡張機能はブラウザ自体のデザインに関する拡張機能も多いため、ホームページを閲覧するための環境を自身でカスマイズすることが可能です。また、ブラウザ自体の検索ウィンドウからGoogleやYahoo、TwitterやFacebookなどのSNSまで、検索先を選択することができるのも大きな特徴です。

Safari

Safariは前述の通りAppleが提供するmacOSの標準ブラウザでiPhoneやiMacに搭載されており、Apple製品との親和性も高いのが大きな特徴です。閲覧中のホームページを別端末のSafariでも瞬時に表示できるなど、作業端末の切り替えをスムーズに行うことができます。

Microsoft Edge

Microsoft EdgeはGoogle Chromeをはじめとした上記ブラウザと高い相互性があり、上記ブラウザを使用しているユーザーにとって違和感のないUIを実現しています。動作メモリが比較的少ないため動作が安定しており、ホームページの閲覧に向いています。また、サポートの終了したInternet Explorer専用で作成されたコンテンツを「Internet Explorerモード」で閲覧することが可能です。

今回のまとめ

画面幅やディスプレイの発色など、デバイス毎にホームページの見え方が異なるのと同様に、使用ブラウザのUIや対応機能によってもホームページの見え方はユーザー毎に異なります。自身が普段使用するブラウザを最適化していくのはもちろんですが、ブラウザの選択にも多様性があり、それぞれに特徴があることを理解しホームページ制作を行いましょう。

AUTHOR

著者情報

WEBデザイナー

T.S.

デザイン事務所でグラフィックデザイナーとしての勤務を経て、株式会社オンカにWEBデザイナーとして入社。クリニックやサロンなど高級感のあるデザインを得意としながら、サービスサイトやコーポレートサイトなど幅広いジャンルのホームページにおいて緻密な計算に基づいたデザインで顧客の集客力向上に尽力している。

  • カラーコーディネーター AD
  • ウェブマスター検定 1級
  • フードコーディネーター 3級

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