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今更聞けない「ホームページ」と「WEBサイト」の違いを徹底解説!
2022
.11.02
「ホームページとWEBサイトの違いって何だろう?」「同じ意味で使っていたけど使い分けられているのかな?」と疑問を感じる方々が多いのではないでしょうか?
結論から申し上げると、実際には似て非なる用語なのですが、一般的な認識として、ホームページとWEBサイトは同じものを指していると考えていただいて問題ありません。ただ、「そうは言われてもどちらを使えば良いのか迷う…。」と思われる方も多いはず。
そこで今回は、「ホームページ」と「WEBサイト」の違いについて解説していきますので、この記事を読んでいただき、今後どちらを使うのか、どう使い分けるのかの判断材料としてください。
【目次】
1.「ホームページ」と「WEBサイト」の違い
a.ホームページとは
b.WEBサイトとは
2.現在の日本では「ホームページ」と「WEBサイト」は同義
3.使い分けを意識すべき場合
a.海外向けに英語で表記する場合
b.IT担当者とやり取りする場合
4.データで見る「ホームページ」と「WEBサイト」
5.今回のまとめ
「ホームページ」と「WEBサイト」の違い
前述したとおり、日本で使用されている「ホームページ」と「WEBサイト」の意味に違いはありませんが、厳密にはそれぞれ異なる用語としての定義が存在します。
ホームページとは
ホームページとは本来、WEBブラウザを起動した際に最初に画面に表示されるページのことを指します。主に検索エンジンがこれに該当し、例えばGoogle ChromeであればGoogle検索が、Microsoft EdgeであればBing検索が標準仕様として表示されます。
WEBサイトとは
同一ドメイン内におけるWEBページの集合体をWEBサイトと呼びます。例えば、コーポレートサイトであれば、トップページや事業紹介ページ、お問い合わせページなど、一つひとつのWEBページが集まって一つのWEBサイトが形作られています。
現在の日本では「ホームページ」と「WEBサイト」は同義
前項にて「ホームページ」と「WEBサイト」の本来の意味の違いを理解いただけたかと思いますが、冒頭でお伝えしたとおり現在の日本では、ホームページの持つ意味がWEBサイトと同じ「WEBページの集合体」として拡大解釈されているため、使い分けをユーザーに委ねられている状況です。
使い分けを意識すべき場面
以下の場面では本来の意味を意識して用語を使い分けることをおすすめします。
海外向けに英語で表記する場面
英語圏では「homepage」が拡大解釈されておらず、本来の「WEBブラウザを起動した際に最初に画面に表示されるページ」として認識されているため、サイト全体を指す場合は「website」を使用する必要があります。
IT担当者とやり取りを行う場面
外部・内部のIT担当者と専門性の高いやり取りを行う場面では、違いが理解できていると示すためにも、本来の定義に基づいて用語を使い分けましょう。反対に、ITにあまり詳しくない方とやり取りをする際には、一般的に浸透している「ホームページ」を使用する方が理解を得られる可能性があります。
データで見る「ホームページ」と「WEBサイト」
検索ワードのトレンドを調べることができる「Google Trends」を使用し、「ホームページ」と「WEBサイト」の過去1年間トレンドを調査すると、国内では圧倒的に「ホームページ」が、海外では圧倒的に「WEBサイト」が使用されていることが分かります。
今回のまとめ
今回は、「ホームページ」と「WEBサイト」という2つの類似した用語の違いについて解説しました。このコラムによって、それぞれの用語が持つ本来の意味や使い分けの基準をご理解いただけたかと思いますので、自分の中で使い分けの基準を設けていただければ幸いです。また、受け手によって認識にズレが発生するおそれもありますので、その点を伝え手は理解しておくことが大切です。