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コンバージョン(CV)とは?意味や計測方法などをわかりやすく解説!

2022
.11.17

コンバージョン(CV)とは?意味や計測方法などをわかりやすく解説!

WEBマーケティングにおいて使用されるコンバージョン(CV)とは、ホームページを運営する上で目標設定したアクションをユーザーが起こした状態を指します。自社のWEBマーケティングを任されている担当者にとって、ホームページ制作・運用やコンテンツマーケティング、WEB広告の運用など取り組むべき施策は多岐にわたりますが、すべてはこのコンバージョンを獲得するためにあると言っても過言ではありません。
そこで今回は、企業のWEBマーケティング担当者であれば知っておくべきコンバージョンの意味や具体例、計測方法などについて解説していきます。

【目次】
1.コンバージョンの意味
2.コンバージョンの具体例
a.問い合わせ・資料請求
b.商品やサービスの購入
c.採用エントリー
3.コンバージョンの計測方法
a.Googleアナリティクスにログイン
b.イベントを新規作成
c.イベント名を入力
d.イベントの条件を設定
e.イベントの作成完了
f.作成したイベントをコンバージョンとして指定
4.コンバージョン数を向上させるための方法
a.ホームページへの流入数を増やす
b.コンバージョン率(CVR)を上げる
5.今回のまとめ

コンバージョンの意味

コンバージョンは、直訳すると「変換」や「転換」という意味を持ち、マーケティングにおいては一般ユーザーから顧客への転換、つまり企業に利益を生む存在に変わることを意味します。
冒頭でお伝えしたとおり、WEBマーケティングにおいては、電話やメールフォームの送信、資料請求といった目標として設定したアクションをユーザーが起こした状態をコンバージョンと呼びます。また、何をコンバージョンとするかは企業ごとに異なるため、WEBマーケティングの担当者はホームページを運営する目的に応じて最適なコンバージョンを設定する必要があります。

コンバージョンの具体例

前項では、企業ごとに最適なコンバージョンを設定する必要があるということをお伝えしましたが、具体的に企業はどのようなアクションをコンバージョンとしているのでしょうか。本項では、コンバージョンの具体例をいくつかご紹介します。

問い合わせ・資料請求

問い合わせや資料請求は、特にコーポレートサイトやサービスサイトなどのホームページでコンバージョンとして設定されるケースが多く見受けられます。ホームページ内に掲載された電話番号やメールフォームから連絡を受け取ることで、顧客の連絡先を確保して繋がりを生むことができるため、その後の確度の高い営業活動を行うことができるという狙いがあります。

商品やサービスの購入

商品やサービスの購入は、主にECサイトのような決済機能があるホームページでコンバージョンとして設定されるケースが多く見受けられます。サイト上で決済が行われる場合はもちろん、ホテルや美容院の予約のように将来的な支払いが担保されるようなアクションも、購入のコンバージョンに該当します。

採用エントリー

採用エントリーは、主に採用サイトと呼ばれる人材採用に特化したホームページでコンバージョンとして設定されるケースが多く見受けられます。問い合わせや商品購入のような顧客からのアクションだけではなく、優秀な人材を確保することで間接的に利益を生む可能性があるため、多くの企業で獲得に力を入れているコンバージョンです。

コンバージョンの計測方法

コンバージョンの計測は、Googleアナリティクス(GA4)を用いて行うことが可能です。今回は、問い合わせフォームで問い合わせが行われた場合のコンバージョン計測を例にご説明します。

Googleアナリティクスにログイン

Googleアナリティクスにログインし、該当するホームページの管理画面を表示させましょう。Googleアナリティクスに登録していない場合は、Googleアナリティクスのサイトにアクセスし、Googleアカウントを作成・登録しましょう。

イベントを新規作成

Googleアナリティクスでコンバージョンを計測するためには、コンバージョンとして設定したい行動を「イベント」として作成しなければなりません。なお、設定できるイベントの種類については、Googleアナリティクスのペルプページをご覧ください。
まずは、管理画面のサイドバーから「設定」>「イベント」>「イベント作成」をクリックしましょう。

次に、カスタムイベントの「作成」をクリックします。

イベント名を入力

カスタムイベント名の欄に任意のコンバージョン名を入力します。(今回は「問い合わせフォーム送信」とします。)

イベントの条件を設定

「一致する条件」という項目で、「集計対象のイベント(どんなアクションなのか)」と「イベントの条件(そのアクションはいつ・どこで起こるものなのか)」を設定することで、具体的なコンバージョンの計測が可能となります。今回、問い合わせのコンバージョンを知るためには、問い合わせ完了後にサンクスページを閲覧したアクションを計測すれば良いため、集計対象のイベントとして「ページ閲覧」を、イベントの条件として「サンクスページのURL」をそれぞれ指定します。

まずは、ページ閲覧(page_view)を集計対象にしたイベント設定を以下のとおり行います。

■パラメーター:event_name
■演算子:次と等しい
■値:page_view

次に、「条件の追加」をクリックし、コンバージョンイベントの条件、つまり、どのページを閲覧するイベントなのかを設定します。今回は、サンクスページのURLに「/contact/thanks」が入っている想定で以下のとおり条件を追加します。

■パラメーター:page_location
■演算子:次を含む
■値:/contact/thanks

イベントの作成完了

最後に、右上の「作成」ボタンをクリックして、イベントの作成が完了です。

作成したイベントをコンバージョンとして指定

イベントを作成しただけでは、コンバージョンとして計測されないため、設定を行う必要があります。まずは、管理画面のサイドバーから「設定」>「コンバージョン」>「新しいコンバージョンイベント」をクリックしましょう。

次に、「新しいイベント名」に先ほど新規作成したイベント名を入力して「保存」をクリックします。

最後に、コンバージョンイベントの一覧で、先ほど保存したイベントが「ON」になっているかを確認したら、コンバージョンの設定は完了です。

コンバージョン数を向上させるための方法

Googleアナリティクスを使用してコンバージョンの計測設定を行った後は、計測データを定期的に確認しながら、コンバージョン数が少なく利益に繋がらない状況を改善する必要があります。本項では、コンバージョン数を向上させるための代表的な方法を2つご紹介します。

ホームページへの流入数を増やす

ホームページへの流入数が少なければ、当然ながらコンバージョン数も少なくなるため、ホームページへの流入数を増やすための施策を講じることがコンバージョン数の向上に繋がります。SEOによる検索順位の向上やGoogle広告の利用、SNSを活用したマーケティングなど、事業内容や目的のコンバージョンによって最適な施策を見極めましょう。

コンバージョン率(CVR)を上げる

コンバージョン率とは、ホームページに流入したユーザーのうち何パーセントがコンバージョンにつながったかを表す数字です。問い合わせをコンバージョンとするならば、ホームページに訪問したユーザーが、問い合わせに至らず離脱した原因を考え、その障害を取り除くことでコンバージョン率の向上を図ります。例えば、企業・商品の魅力をわかりやすく伝えるコンテンツを充実させたり、問い合わせページへのリンクボタンを目立つ場所に配置するなどの施策が挙げられます。

今回のまとめ

今回は、企業のWEBマーケティング担当者であれば知っておくべきコンバージョンについて、その意味や具体例、計測方法、コンバージョン数を向上させるための方法などについて解説しました。いくらおしゃれなホームページを制作しても、コンバージョンに繋がらなければ意味がありません。データを計測し、成果を生むホームページへと常に改善を施しましょう。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

S.S.

印刷会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ユーザーの心理を深く理解した企画力と顧客に寄り添ったディレクションにより、専門性の高い事業を展開する顧客のホームページ制作を多く担当している。リスティング広告やパンフレット制作など総合的なマーケティングにも幅広く対応。

  • 印刷営業士
  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • ウェブマスター検定1級

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