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CMSとは?CMSの基礎知識や導入メリットを解説

2022
.11.09

CMSとは?CMSの基礎知識や導入メリットを解説

CMSとは、Contents Management Systemの略称であり、ホームページ制作にあたって必要なコンテンツを作成・管理・編集することができるシステムのことを指します。本来であればホームページを制作する際には、HTMLやCSSなどの専門的な知識が求められますが、CMSがこのような専門的で複雑な作業をシステム内で処理してくれるため、初心者でも簡単にホームーページを制作することができます。
そのため、今やCMSはホームページを制作・運用する上で欠かせない存在であり、ホームページの自社制作を検討している企業や、ホームページ制作を専門業者に依頼しようとしている企業は、CMSについての知識を深める必要があります。
そこで今回は、企業のホームページ担当者が知っておくべきCMSの基礎知識や導入メリットなどについて解説していきます。

【目次】
1.CMSの概要
2.CMSの主な機能
a.コンテンツ作成
b.ユーザー管理機能
c.マーケティング機能
3.CMS導入のメリット
4.CMSの種類
a.オープンソース型
b.パッケージ型
c.クラウド型
5.CMSの利用率
6.CMS製品のシェア率
a.CMS製品のシェア率(世界)
b.CMS製品のシェア率(日本)
7.WordPressが高いシェア率を誇る要因
a.高い機能性・拡張性
b.多くの利用ユーザー
c.初期費用が無料
8.今回のまとめ

CMSの概要

冒頭でお伝えしたとおり、CMSはContents Management System(コンテンツマネジメントシステム)の略称で、元々はホームページで利用するパーツの管理やホームページの運用をより簡単に行うために開発されたものでした。
ユーザーが管理画面上でテキストや画像を入力・設定することで、データベースを経由してテンプレートに情報が埋め込まれ、WEBページを生成するという仕組みになっているため、WEB制作に必要な専門的な知識がない場合でもCMSを利用することで簡単にホームページを制作することが可能です。

CMSの主な機能

CMSは、誰でも使いやすく価値のあるシステムを実現するために数多くの機能が搭載されており、機能は主に「コンテンツ作成・編集機能」「ユーザー管理機能」「マーケティング機能」の3つに分けることができます。なお、ここでは代表的な機能を紹介していますが、製品によって搭載されている機能が異なるため、詳しい機能は各製品の公式サイトなどを確認いただくことをお勧めします。

コンテンツ作成・編集機能

公開画面に近いビジュアライズが施された編集画面や、コンテンツ構築を容易にするテンプレート、ページの複製機能、サイト内の検索機能など、直感的な操作でコンテンツを作成・管理・編集することができる機能が搭載されています。

ユーザー管理機能

操作履歴の記録や、ユーザーごとに管理者・編集者・閲覧者などの権限を設定する機能など、CMSを一人でも複数人でも円滑に利用するためのユーザー情報を管理する機能が搭載されています。

マーケティング機能

title・meta description・見出しなどのタグを設定できる機能や、アクセス解析機能、SNS連携機能など、コンテンツ作成だけでなくその先のマーケティングまで行える機能が搭載されています。

CMS導入のメリット

CMSを導入することによる最大のメリットは、前述のとおり専門知識がない方でも簡単にホームページのコンテンツを作成・管理・編集ができるという点です。このメリットにより、専門業者にホームページ制作を依頼する外注コストの削減や、作成・編集時間の短縮、複数人によるスムーズな管理、SEO対策などを実現することが可能です。

CMSの種類

CMSは、大きく3つの種類に分けることができ、それぞれの特徴を理解して自社に最適なCMS製品を選定しましょう。

オープンソース型CMS

オープンソース型CMSとは、コンテンツ作成やカスタマイズに必要なプログラムのソースコードが一般に無償で開示されており、商用・個人用を問わず誰でも利用・改変・配布を行うことができるCMSのことを指します。様々なソースコードが開示されているため誰でも簡単にカスタマイズを行うことができるとともに、ライセンス費用や機能拡張費用を削減できるため、多くのユーザーがホームページ制作にオープンソース型CMSを利用しています。

パッケージ型CMS

パッケージ型CMSとは、自社サーバーにインストールする必要があるCMSであり、企業が独自の製品として有料でライセンス販売しているものを指します。パッケージ型CMSは、あらかじめ法人での利用を想定した豊富な機能が搭載されているため、導入後にカスタマイズを施す必要がなく、また、提供元の企業が導入や運用をサポートしてくれる場合が多いため、安心して利用することができるという特徴があります。

クラウド型CMS

クラウド型CMSとは、CMS製品を提供する企業が管理するサーバーにシステムやデータが保管されており、インターネット経由で利用することができるCMSのことを指します。自社サーバーにインストールする必要があるパッケージ型CMSと比較し、サーバーを用意する必要がないため、スピーディーに導入できるだけでなくメンテナンスの手間やコストが発生しないという特徴があります。

CMSの利用率

2022年11月の時点で、インターネット上に存在するホームページの67.1%にCMSが導入されており、いかにCMSが世界中に普及しているかが分かります。

引用元:W3Techs-Usage statistics of content management systems

CMS製品のシェア率

CMS製品は、世界中の様々な企業からリリースされており、各社がユーザー獲得のために鎬を削っていますが、国内外ともに圧倒的に「WordPress」が高いシェア率を誇っています。

CMS製品のシェア率(世界)

世界では、アメリカのAutomattic社が提供するオープンソース型CMSの「WordPress」が、60%以上という圧倒的なシェア率を誇っています。また、2位にShopify社が提供するクラウド型CMSの「Shopify」、3位にWix社が提供するオープンソース型CMSの「Wix」が続いています。

引用元:W3Techs-Distribution of content management systems among websites that use Japanese

CMS製品のシェア率(日本)

日本でも、世界と同様「WordPress」がトップシェアを誇っており、そのシェア率は驚異の80%以上を誇っています。また、2位にAdobe社の提供するパッケージ型CMSの「Adobe Experience Manager」、3位にShopify社が提供するクラウド型CMSの「Shopify」が続きます。

引用元:W3Techs-Usage statistics of content management systems

WordPressが高いシェア率を誇る要因

前述のとおり、現在ではWordPressが高いシェア率を誇っているため、ホームページを自社制作している企業はもちろん、様々な企業のホームページ制作を請け負うホームページ会社もWordPressを利用している場合が多く見られます。では、WordPressがなぜここまで高いシェア率を誇っているのか、その要因をいくつかご紹介します。

高い機能性・拡張性

公式に提供されているデザインテンプレートやプラグインが豊富なことや、シンプルで使いやすい管理画面であることが、ユーザーに支持される一つの要因になっています。

多くの利用ユーザー

利用ユーザーが多いため、操作方法や機能などについて悩んだ際にインターネット検索で情報を探しやすいというメリットがあります。また、オープンソース型CMSとして高いシェア率を誇っているため、個人・法人問わず様々なユーザーが便利なソースを公開しており、機能拡張等に役立てることができます。

初期費用が無料

オープンソース型のCMSに共通して言えることですが、初期費用が無料のため、「とりあえず安くホームページを作っておきたい」というライトユーザーの支持を集めていることも、シェア率が高い一つの要因になっています。

今回のまとめ

今回は、CMSの基礎知識や導入メリットなどについて解説しました。CMSを利用してホームページを自社制作する企業も、CMSを利用したホームページの制作を専門業者に依頼する企業も、CMSの導入によって制作からその後の運用まで多くのメリットを得ることができます。
企業のホームページ担当者は、CMSの特徴をしっかりと理解してホームページ制作に有効活用しましょう。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

S.S.

印刷会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ユーザーの心理を深く理解した企画力と顧客に寄り添ったディレクションにより、専門性の高い事業を展開する顧客のホームページ制作を多く担当している。リスティング広告やパンフレット制作など総合的なマーケティングにも幅広く対応。

  • 印刷営業士
  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • ウェブマスター検定1級

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