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ホームページのデザインをスマートフォンに対応させるべき理由について
2024
.04.24

スマートフォンが普及している現在、パソコンだけでなくスマートフォンでホームページを閲覧するユーザーの数が増えています。そのため、スマートフォンの縦横比や使用方法に合わせたデザインを施さなければ、スマートフォンでホームページを閲覧した際に見づらさや使いづらさを感じてしまい、ページからの離脱につながってしまうおそれがあります。
そこで本記事では、ホームページをスマートフォンでの表示に対応させないことで生じるデメリットや、スマートフォンに対応したデザインを作る方法について解説します。
【目次】
1. スマートフォン非対応のホームページが持つデメリット
a.ユーザーが離脱してしまうおそれ
b.検索順位が低下してしまうおそれ
2.ホームページをスマートフォンでの表示に対応させる方法
a.レスポンシブデザインで構築する
b.スマートフォン専用のホームページを制作する
3.今回のまとめ
【目次】
スマートフォン非対応のホームページが持つデメリット
ホームページのデザインについて、スマートフォンでの表示に対応させない場合、ユーザーが離脱してしまったり検索順位が低下してしまうといったデメリットが生じるおそれがあります。
ユーザーが離脱してしまうおそれ
ホームページのデザインについて、パソコンでの表示のみに対応したものを制作した場合、スマートフォンで閲覧したときにページ内の画像やテキストが縮小されてしまい「見づらい」「ボタンが押しづらい」などUI/UXが低下してしまいます。そのため、ユーザーが知りたい情報をすぐに見つけることができず、ページからの離脱に繋がってしまうおそれがあります。
検索順位が低下してしまうおそれ
Googleの検索エンジンは、独自の評価基準によって各ホームページの検索順位を決定しており、近年ではスマートフォンの普及に伴い、ホームページがスマートフォンでの表示に対応しているかどうかを重要な指標として設けています。
そのため、スマートフォンでの表示に対応していないホームページは、Googleの検索エンジンから低い評価を受けてしまい、結果的に検索順位が低下してしまうおそれがあります。
ホームページをスマートフォンでの表示に対応させる方法
ホームページのデザインをスマートフォンでの表示に対応させなければ、先述したようなデメリットが生じてしまうおそれがあります。そこで本章では、ホームページをスマートフォンでの表示に対応させる方法を紹介しますので、まだパソコンでの表示にしか対応していない場合は、すぐにホームページのデザインを修正することを推奨します。
レスポンシブデザインで構築する
パソコンやスマートフォン、タブレットなど様々なデバイスでの表示に対応したデザインのことをレスポンシブデザインと言い、現在では、ホームページを制作する際にレスポンシブデザインで構築することが主流となっています。
レスポンシブデザインは、CSS3というプログラム言語で、画面幅ごとの分岐点(ブレイクポイント)を設けてデザインを切り替える仕組みで、各端末に応じた細かな調整が可能です。例えば、ユーザーがスマートフォンで閲覧した際はスマートフォンに対応したデザインを、タブレットで閲覧した際はタブレットに対応したデザインをデバイスに表示させることが可能です。
スマートフォン専用のホームページを制作する
現在のホームページのデザインがパソコンでの表示にしか対応していないものの、デザインが非常に複雑でレスポンシブデザインに落とし込むことが難しい場合は、スマートフォン専用のホームページを別で制作しましょう。
しかし、スマートフォン専用のホームページを制作して公開する場合は、従来のホームページに蓄積されたGoogleの評価が分散し、検索順位が低下してしまうおそれがあります。また、別ドメインで同一コンテンツが存在することになるため、Googleからペナルティを受ける可能性もあります。さらに、情報の更新や修正を行う場合、スマートフォン専用サイトとパソコン専用サイトの2つに手を加える手間も発生します。
このようにデメリットが多いため、特別な理由がない限りはレスポンシブデザインを導入することを推奨します。
今回のまとめ
本記事では、ホームページのデザインについてスマートフォンでの表示に対応させることの必要性や方法について解説しました。スマートフォンに対応していないまま運用してしまうことでユーザーに伝えたい情報を十分に伝えることができなかったり、検索順位が低下してしまうおそれがあるため、レスポンシブデザインを導入してスマートフォンを含めて様々なデバイスでの表示に対応できるデザインに整えましょう。