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Web集客・マーケティング戦略において失敗しにくいターゲットの絞り方

2024
.05.08

Web集客・マーケティング戦略において失敗しにくいターゲットの絞り方

前回はWeb集客・マーケティング戦略の基本となる「ターゲットを絞る」メリットについて詳しくご紹介しました。

参考記事:Web集客・マーケティング戦略の基本となる「ターゲットを絞る」メリット

ターゲットを絞ることによって得られるメリットは多いですが、ターゲットの絞り込み方を誤ってしまうとWeb集客・マーケティング戦略において逆効果になる可能性があります。今回は、失敗しにくいターゲットの絞り方について、詳しくご説明します。

【目次】
1.失敗に繋がるターゲットの絞り方
 a.市場の変化を意識しない
 b.自己の予想に基づく絞り込み
 c.競合の戦略や市場シェアを考慮しない
2.適切なターゲットの絞り方の流れ
 a.目標を明確化する
 b.市場調査と顧客分析を行う
 c.市場をセグメントに分割する
 d.ターゲットを選定する
 e.ユーザーのニーズを理解する
 f.ターゲットに合った戦略を展開する
 g.結果のモニタリングと改善を行う
3.今回のまとめ

失敗に繋がるターゲットの絞り方

ターゲットを絞るうえで、注意するべき項目にはどのようなものがあるでしょうか。ここでは、失敗に繋がる具体的なターゲットの絞り方をご紹介します。

市場の変化を意識しない

市場やユーザーのニーズは常に変化しており、それに適応できないターゲットの絞り込み方は失敗の原因となります。ターゲットを絞り込む際には、市場の変化やトレンドを意識するようにしましょう。
また、男女兼用の商品や、幅広い年代で使用できる商品やサービスは、ターゲットを絞り込みすぎることでかえって見込み客を逃してしまう場合があります。
絞り込み方が狭すぎると不満を抱くユーザーも現れるため、商品やサービスの対象となるユーザーをよく考えて宣伝を展開していくことがおすすめです。

自己の予想に基づく絞り込み

マーケターの個人的な予想や仮説に基づいて、ターゲットを絞り込むことがあります。しかし、客観的なデータや調査に基づかない絞り込みは、ユーザーの実際のニーズや行動とは乖離している可能性が高いです。例えば、特定の民族や文化に対してある一般的なイメージや思い込みに基づいて、ターゲットを絞り込んでしまうことがあります。これは、多くの場合、ステレオタイプや偏見に基づくものであり、ユーザーの多様性を十分に理解せずに行われることがあります。特定の民族や文化に対する固定観念に基づいてマーケティングを行うと、ユーザー層の多様性を見落としてしまい、潜在的な市場を見逃す可能性があります。また、このようなアプローチは、特定の民族や文化に対して誤解や不信感を引き起こす可能性もあります。そのため、マーケティング戦略を立案する際には客観的な市場調査やデータ分析に基づいて、ターゲットを選定したり、実際の顧客行動やトレンドに基づいて戦略を立てると良いでしょう。また、仮説を立てたら、それを検証するために実験やテストを行い、データに基づいた判断を行うのも効果的です。

競合の戦略や市場シェアを考慮しない

競合の戦略や市場シェアを考慮せずにターゲットを選定すると、競争力の低下や市場の拡大機会の見逃しに繋がります。商品やサービスを展開する場合、市場はできるだけ大きく競合が少ないほうが理想的であり、未開拓の市場であるほど優位性が生まれます。
競合他社の分析を行い、市場の現状や競合の戦略を理解することで、競合の強みや弱みを把握し、自社の差別化ポイントを明確にしましょう。ユニークな価値提供を行い、競合他社との差別化を図ることも効果的です。

適切なターゲットの絞り方の流れ

先ほどご説明した注意点を踏まえて、適切にターゲットを絞り込む際の流れをご紹介します。

目標を明確化する

まず最初に、ビジネスの目標やマーケティングの目的を明確にしましょう。どのような成果を達成したいのかを理解することは、ターゲットの絞り方を決定する上で重要なことになります。

市場調査と顧客分析を行う

次に、市場調査やユーザー分析を行いましょう。競合他社の分析、顧客のニーズや行動の理解、市場のトレンドなどを把握することで、ターゲット層をより正確に特定できます。

市場をセグメントに分割する

市場調査とユーザー分析で得られた情報をもとに、市場をセグメントに分割します。類似した属性や行動パターンを持つ顧客グループを識別し、それぞれのセグメントの特性を把握します。

ターゲットを選定する

セグメンテーションを元に、最も戦略的なターゲット層を選定します。この際には、選定したターゲットがビジネスの目標と一致していることや、成長の機会が見込めることを考慮します。

ユーザーのニーズを理解する

選定したターゲット層のニーズや要求を深く理解しましょう。これには、定期的な顧客インタビューやフィードバックの収集が役立ちます。

ターゲットに合った戦略を展開する

ターゲット層に合わせたマーケティング戦略やコミュニケーション戦略を展開します。特定のターゲットに向けたメッセージやコンテンツを作成し、適切なチャネルを活用してターゲットにリーチします。

結果のモニタリングと改善を行う

最後に、展開した戦略の効果を定期的にモニタリングし、必要に応じて改善を行います。顧客の反応や市場の変化に敏感に対応し、ターゲットを絞る上での成功体験を積み重ねていきましょう。

今回のまとめ

今回は、Web集客・マーケティング戦略において失敗しにくいターゲットの絞り方をご紹介しました。これらのステップに沿うことで、失敗しないターゲットの絞り方を実践できます。ターゲットを絞り込み、戦略を展開した後も常にデータとフィードバックを基に判断を行い、柔軟性を持って戦略を調整することが成功の鍵です。

AUTHOR

著者情報

WEBデザイナー

A.K.

不動産会社でグラフィックデザイナーとしての勤務を経て、株式会社オンカに入社。アミューズメント施設やサービスサイトなど、ユーザーに魅力を訴求する大衆的なデザインを得意とし、長年培ってきたデザインのノウハウに基づきながらも顧客の要望を汲み取った柔軟な対応力でホームページ制作に尽力している。

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