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ホームページにSSLを導入できない場合の原因と対処法

2022
.01.28

ホームページにSSLを導入できない場合の原因と対処法

やっとの思いでホームページを公開し、SSLを導入しようと思ったらエラーになってしまったことはありませんか?ホームページのSEO対策を行うにあたってSSLの導入は基本中の基本である上、ユーザーが安心して自社のホームページにアクセスしてもらうためには必須の設定といえます。
SSLの導入ができない原因は様々で原因に合わせて対処することが大切です。今回は、SSL化ができない場合の代表的な4つの原因について紹介します。

【目次】
1. SSLの基礎知識
2. SSLを導入ができない代表的な4つの原
a.ドメインがサーバーを参照していない
b.DNSSECが有効になっている
c.SSL認証の証明書発行数の制限を超えている
d.ドメイン側でSSL導入を許可していない
3.今回のまとめ

SSLの基礎知識

SSLについてなんとなく「安全そう」「URLの冒頭がhttpがhttpsに変わる」くらいの認識で、具体的に何が安全なのか知らない方が多いと思います。
SSLとはSecure Sockets Layerの略称で、インターネット上のデータを暗号化して送受信するプロトコル(通信手順)の一つです。
企業のホームページであればメールフォームを設けていることがほとんどですが、SSLの導入がされていない状態は非常に危険です。なぜならば、SSLが導入されていないホームページの場合、ユーザーがメールフォームに入力した内容がそのまま送信されてしまうため、悪意のある第三者に情報が漏洩し、不正利用されてしまう可能性があるのです。そのため、メールフォームを設けているホームページへのSSLの導入は必須だと言えます。
また、Googleはホームページを評価する上で、SSLの導入が行われているかについても基準の一つとしています。SSLの導入を行ってないホームページを閲覧するだけで個人情報が漏えいすることはありませんが、無料でSSLの認証を行っているサービスもありますので、必ず導入しておきましょう。

SSLを導入ができない代表的な4つの原因

SSLを導入できない代表的な理由は4つあります。それぞれ対処法が異なるので、しっかり確認しておきましょう。

ドメインがサーバーを参照していない

ドメインがサーバーを参照していない場合、SSLを導入することはできません。ドメインの管理画面からAレコードとしてサーバーのIPアドレスを設定ください。なお、Aレコードの変更は、早ければ数十分で反映されますが、遅いと最大72時間待たなければならないケースもありますので、ご注意ください。

DNSSECが有効になっている

ドメインが受け取るサーバーからの情報が正しいものか判断する機能をDNSSEC (DNS Security Extensions)と言います。DNSSEC が有効になっているとSSLの認証に失敗してしまうことがあるため、まずは、DNSSECを無効にしても問題がないか確認しましょう。

SSL認証の証明書発行数の制限を超えている

SSLの導入にあたって、認証局に申請することでSSLが導入され、SSLサーバー証明書が発行されます。認証局によっては、この証明書の発行数に制限があるため、申請が多い日はエラーになってしまうことがあります。このような理由の場合は、日にちを空けて再申請を行ってください。

ドメイン側でSSL導入を許可していない

ドメインによっては、SSLサーバ証明書の発行を防止する設定を行っている場合があります。ドメインのネームサーバゾーン情報にCAAというレコードが登録されている場合は、これが原因になっている可能性が高いです。
レコードを空にするか、セキュリティの関係上、CAAレコードの設定が必須の場合は認証局のコモンネームを変更することで、SSLサーバ証明書が発行できる状態に変更可能です。
CAAレコードの変更する場合の記載方法は以下のとおりです。

■通常のSSLサーバ証明書の発行許可: 0 issue “<認証局のコモンネーム>”
■ワイルドカード証明書の発行許可: 0 issuewild “<認証局のコモンネーム>”
■無効な発行リクエストの報告先 :0 iodef “<通知先のURLまたはメールアドレス>”

※コモンネームとは、URLのうちサブドメインまでを含んだドメインのことで、「https://www.abc.com」であれば、コモンネームは「www.abc.com」です。

今回のまとめ

今回は、SSLを導入できない場合の代表的な4つの原因と対処法について紹介しましが、これら以外にも、認証時にサーバーまたは認証局側で障害が発生していることもあります。この場合は、少し時間を置いて再度申請を行えば、基本的には認証がおり、SSLを導入することができます。また、サーバーのカスタマーセンターに問い合わせればすぐに解決できる場合もありますので、あれこれ設定することが不安な場合は、最初から問い合わせてみることをお勧めします。

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