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2021年7月頃から見られるホームページがインデックスされない現象について
2022
.01.28
ホームページは、Googleのクローラーにページがインデックスされることによって評価を受け、検索順位が決定されます。しかし、昨年の7月ごろから、正しくSEO対策を行っているにも関わらず、ホームページがなかなかインデックスされないという現象が見られるようになりました。
そこで今回は、正しくSEO対策を行っているにも関わらず、ホームページがGoogleにインデックスされない現象についてお伝えします。
【目次】
1.ホームページがインデックスされない主な理由
2.2021年7月ごろから問題のないサイトがインデックスされない現象が見られるように
3.Googleは新規ドメインのホームページを重視していない?
4.新規ドメインのホームページがインデックスされない問題の解決方法
5.今回のまとめ
【目次】
ホームページがインデックスされない主な理由
ホームページがGoogleにインデックスされない主な原因として、コピーコンテンツの量産や隠しテキストなど、Googleのガイドライン違反となる対策を行ったことよりペナルティを受けていることが挙げられます。また、metaタグやrobots.txtファイルでクロール拒否の記述を行っているなど、根本的な原因も考えられます。
これらの原因は、正しくSEO対策を行い、metaタグやrobots.txtの見直しを行うことで解決することができます。
2021年7月頃から問題のないサイトがインデックスされない現象が見られるように
上述したような悪質なSEO対策やクロール拒否設定を行っていないにも関わらず、ホームページがインデックスされない原因として、ページ数の少なさや、ドメインエイジの若さが挙げられます。
特に、ドメインエイジの若いホームページは、数年間運営しているドメインと比べてインデックスされにくい傾向にありますが、2021年7月頃からその現象が顕著に見られるようになりました。新規ドメインのホームページは、サーチコンソールからインデックス登録をリクエストしても数ヶ月インデックスされないどころか、インデックスが削除されてしまう現象も見られています。
この現象は、権威性が高く長期間運営されてきたドメインのホームページでは確認されておらず、新規ドメインでホームページを立ち上げた場合によく見られるようです。おそらく、Googleのアップデートにより、新規ドメインのホームページに対するアルゴリズムが変更された可能性があります。
Googleは新規ドメインのホームページを重視していない?
Googleでは、ホームページの評価指標として、専門性、権威性、信頼性の3つを掲げており、長年に渡って品質の高い情報が多く掲載されているホームページを高く評価しています。また、一ページの品質を向上するだけでなく、ホームページ全体としての品質を重視しており、権威性を高めるためには、ある程度時間がかかると考えた方が良いでしょう。
新規ドメインのホームページは、物理的な時間であるドメインエイジが若いという一点でインデックスされない可能性が高いと考えられます。
新規ドメインのホームページがインデックスされない問題の解決方法
新規ドメインのホームページがなかなかインデックスされない原因は、明確には明らかになっていませんが、SEO対策の見直しにより改善される場合もあります。ただし、現状ホームページの内部構造やSEO対策に問題がない場合は、ひたむきに品質の高いコンテンツを増やす他に解決方法はありません。長く運用していても中身がスカスカではSEO効果が期待できないため、なかなかインデックスされなくても我慢強く運用を続けることが大切です。
なお、ホームページのリニューアル時には、新規ドメインでリニューアルするのではなく、既存ドメインで中身を作り替える方が良いでしょう。せっかくホームページをリニューアルするからとドメインを新しくしたい気持ちはわかりますが、SEO面における影響が強いことを考慮して戦略的に活用することをお勧めします。
今回のまとめ
今回は、2021年7月ごろから見られる新規ドメインのホームページがGoogleにインデックスされづらくなった現象についてお伝えしました。新規ドメインは、ドメインエイジの若さという点でSEO面で不利ですが、長期的な目線で検索順位を向上させるためにも、コツコツと良質なコンテンツを貯めることが大切です。