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ホームページにアニメーションの動きをつけない方が良い理由
2022
.04.15

ホームページを制作する際、アニメーションを施したいとご要望をいただくことが多々あります。アニメーションを付けることでユーザーの目を惹き、より魅力的なホームページを制作することができますが、良い面ばかりではありません。むしろ、SEO対策を行う上では、アニメーション付けることが評価向上の妨げになってしまいます。
そこで今回は、ホームページにアニメーションの動きをつけない方が良い理由ついてお伝えします。
【目次】
1.ホームページにアニメーションを設定することによるデメリット
2.ホームページ上で複数の動作を組み合わせる場合はさらに要注意
3.今回のまとめ
ホームページにアニメーションを設定することによるデメリット
ホームページに付けるアニメーションの種類は多岐に渡り、その動作によって制作工数が異なります。当然、制作工数が多ければその分ホームページの動作が重くなり、OSやブラウザ、端末等の環境によって正常に動作しないリスクが高まります。アニメーションを優先した結果、ホームページの表示速度が遅くなったり、うまく表示されないブラウザがある場合は、SEO面で悪影響を及ぼすため、なるべくシンプルな動作に留めておくことをお勧めします。
例えば、リンクにマウスを置いた時に背景色が反転するなどの軽微な動きであれば、SEO対策面でさほど影響はありませんが、スクロールすると一画面ごと切り替わるなどの大きな動作を加えると、SEO対策面で悪影響が出ると考えて良いでしょう。横スクロール形式のホームページも、珍しくて目を惹きますが、単純にユーザビリティが悪くタブレット端末で崩れやすいため、あまりお勧めしません。
ホームページ上で複数の動作を組み合わせる場合はさらに要注意
上述したとおり、ホームページにアニメーションを付けるとSEO面で悪影響がありますが、複数の動作を組み合わせる場合は、お互いの動作同士がうまく噛み合うように調整する必要があるため難易度が跳ね上がり、そもそも実装できない場合もあります。
例えば、スクロール時に奥行き感のあるパララックスを実装し、さらに背景の模様に動きを付け、ある地点に到達したら横スクロールに変更、など複数の動きを付ける場合は、そもそも環境によって動作しないリスクが高まります。一つの動作であれば容易に実装できたとしても、複数実装する場合は調整の工数が発生するため、時間と費用が多くかかってしまいます。
参考サイトを見ていると、どれも簡単そうに見えますが、単純な動作でも実は非常に多くの工数を要しています。費用がかかっても、SEO対策上悪影響があってもかっこいい動きをつけたいという場合は、費用対効果を考えた上で判断することをお勧めします。
今回のまとめ
アニメーションを付けることでユーザーの目を惹き、より魅力的なホームページを制作することができますが、SEO対策面では悪影響しかありません。アニメーションを優先した結果、ホームページの表示速度が遅くなったり、うまく表示されないブラウザがある場合は、SEO面で悪影響を及ぼしてしまいます。また、複数の動作を組み合わせる場合は、お互いの動作同士がうまく噛み合うように調整する必要があるため難易度が跳ね上がり、費用も跳ね上がります。
そのため、SEO対策を行いたい場合は、アニメーションを付けないか、なるべくシンプルなアニメーションに留めておくことをお勧めします。