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パーソナライズド検索ではホームページの検索順位を正確に把握できない?
2022
.04.27

Googleは2009年に「パーソナライズド検索」という機能を実装しました。これはユーザーの検索行動パターンをGoogleの検索結果に反映させるというもので、ユーザーにとって便利な機能である一方、SEOの観点から見ると正確な検索順位を知る上で障壁となる場合があることをご存じでしょうか?
今回は、SEOの観点から見たパーソナライズド検索についてお伝えします。
【目次】
1. パーソナライズド検索とは
2. 自社ホームページの正確な検索順位を知る方法
a. シークレットモードを使用する
b. URLの末尾に「&pws=0」を入れる
c. 検索順位チェックツールを使用する
3.今回のまとめ
【目次】
パーソナライズド検索とは
上述したとおりパーソナライズド検索は、ユーザーの検索行動パターンを理解した上で、それを反映した検索結果を表示させる機能です。パーソナライズド検索の明確な仕組みは公表されていませんが、主に以下の要素が検索結果に影響を与えていると言われています。
■検索したユーザーの所在地
■検索するデバイスの種類
■検索したユーザーの使用言語
■過去に検索したキーワード
■過去に訪問したホームページやクリックしたリンク
■SNSの投稿やつながり
■Googleサービス(GoogleマップやGoogle Playなど)の利用履歴
SEO対策を行う際には、自社ホームページの正確な検索順位を把握しなければなりません。しかし、検索・訪問回数が多くなりがちな自社ホームページは、パーソナライズド検索機能によって優先的に上位表示される傾向にあるため、正確な検索順位を把握できない可能性があるのです。
自社ホームページの正確な検索順位を知る方法
URLの末尾に「&pws=0」を入れる
Google Chromeで任意のキーワードで検索して検索結果を表示させ、そのURLの末尾に「&pws=0」を入力します。その後再度ページを読み込むことで、パーソナライズド検索機能の影響を受けていない検索結果を表示することができます。
なお、ユーザーの現在地を検索結果に反映する「ローカライズ検索」と呼ばれる機能の影響を避けることはできない点に留意しましょう。
シークレットモードを使用する
ブラウザには、パーソナライズド検索機能をオフにした状態でブラウジングを行える、「シークレットモード」と呼ばれるものがあります。Chromeでは「シークレットウィンドウ」、Safariでは「プライベートブラウズ」という名称がついており、起動方法はどちらもブラウザのメニューバーから簡単に開くことができます。なお、この方法も前項同様、ユーザーの現在地情報が検索結果に影響してしまいます。
検索順位チェックツールを使用する
検索順位チェックツールとは、特定のキーワードで検索した際の検索順位を簡単に調べることができるツールです。様々な企業がリリースしており、代表的なものに「検索順位チェッカー」や「SEランキング」などがあります。ツールによって有償・無償のものがあり、搭載されている機能や情報の正確性などが異なるため、自社の運用方針にマッチしたツールを選択する必要があります。
検索順位チェッカー
https://checker.search-rank-check.com
SEランキング
https://seranking.com/jp
今回のまとめ
今回は、SEOの観点から見たパーソナライズド検索についてお伝えしました。ご紹介した正確な検索順位を知る方法によって、自社ホームページの現状を正確に把握し、目標の検索順位に向かってSEO対策を行いましょう。