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Googleのコアアルゴリズムアップデート〜インデックス編〜

2022
.10.21

Googleのコアアルゴリズムアップデート〜インデックス編〜

Googleは、利便性の高い検索エンジンをユーザーに提供するため、マイナーアップデートも含めて1日10回、年間3600回程度のアルゴリズム変更を行っていると言われています。数あるアップデートの中でも、ホームページの検索順位に大きな影響を及ぼすアップデートをコアアルゴリズムアップデートと呼び、年間で平均2〜4回程度実施されます。
コアアルゴリズムアップデートには、コンテンツの品質・リンク・ブラックハットSEOへの対策関連のように様々な種類があり、すべてを合計すると60回程度のコアアルゴリズムアップデートが行われています。
今回は、Googleが過去に実施したコアアルゴリズムアップデートの中から、SEO対策の基本中の基本である「インデックス」関連のアップデートを3つ紹介します。

Googleが検索アルゴリズムをアップデートする理由

冒頭に記載のとおり、コアアルゴリズムアップデートは、コンテンツの品質やブラックハットSEOへの対策のように様々な種類に分かれており、いずれのアップデートにおいても、検索エンジンの利便性を高めることがアップデートの目的です。
基本的に「ユーザーの利便性を最優先する」「ユーザーと検索エンジンを騙すようなことをしない」のどちらかに当てはまることが多く、Googleが検索エンジンを提供し始めた2000年から一貫して上記の2項目を徹底しています。
有名なコアアルゴリズムアップデートである「パンダアップデート」「ペンギンアップデート」は、ユーザーと検索エンジンを騙すホームページの評価を見直すためのアップデートで、本ブログで紹介するインデックス関連のアップデートは、ユーザーの利便性を向上させるためのアップデートです。

インデックスとクローラーのおさらい

コアアルゴリズムアップデートの概要をより理解しやすくするため、インデックスとクローラーについておさらいしておきましょう。インデックスとは、ホームページ(トップページや下層ページ、ブログなど)がGoogleのデータベースに登録されること、または登録されるまでの一連の流れを指します。
Googleは、ユーザーが検索窓に入力したキーワード(クエリ)と関連性が高いホームページを、データベースに登録されているホームページの中から探し出して検索結果に表示させます。そのため、ホームページがGoogleのデータベースにインデックスされていなければ、検索窓にどのようなキーワードを入力しても自社ホームページが検索結果上に表示されることはありません。
ホームページをインデックスさせる、つまりGoogleのデータベースに登録させるためには、インターネット上を周回しているクローラーと呼ばれるGoogleのロボットを自社ホームページに呼び込む必要があります。Googleは、このクローラーを利用して世界中のホームページのデータを収集し、それらをデータベースに登録しています。
Googleがホームページを評価し、その評価に応じて検索順位を決定していることはご存知かと思いますが、この検索順位を決定する一連のプロセスは、ホームページがインデックスされた後に行われます。つまり、インデックスは、SEO対策の基本中の基本であり、ということを覚えておいてください。

インデックス関連のコアアルゴリズムアップデート

2022年10月時点において、Googleが実施したインデックス関連のコアアルゴリズムアップデートは、「ボストンアップデート」「エスメラルダ・フリッツアップデート」「カフェインアップデート」の3回です。
冒頭に記載のとおり、Googleは年間3600回程度アルゴリズムを変更しているため、細かなアップデートを含めると3回を超えますが、本項目ではコアアルゴリズムアップデートのみを紹介します。
なお、インデックス関連のアップデート時期は、Googleが検索エンジンサービスの提供を開始した2000年代に集中しています。これは、前項で述べたとおり、インデックスがSEO・検索エンジンサービスの基本かつ重要な要素であることと考えられます。

ボストンアップデート

ボストンアップデート(Boston Updeate)は、Googleが実施してきたアップデートの中で、初めて名前が付けられたアップデートです。
2003年2月に実施され、検索アルゴリズムの変更とインデックスデータの更新が行われました。インデックスデータは、このアップデート後も継続的に更新されていましたが、その頻度は月1回程度であまり早いものではありませんでした。
この更新作業は瞬間的に完了するものではなく、Googleが所有する世界中のサーバー・データベースに反映されるまで作業完了から数日の期間を要していました。そのため、同じキーワードで検索を行ったとしても、アクセスするサーバーによってホームページの検索順位が大きく変動することが多々あり、この検索順位が変動する様子をGoogleダンスと呼びます。

エスメラルダ・フリッツアップデート

エスメラルダアップデート(Esmeralda Update)とフリッツアップデート(Fritz Update)は、インデックスデータの更新頻度を増加させるためのアップデートで、2003年6月から7月にかけて実施されました。
上述のとおり、従来はインデックスデータの更新頻度が月1回程度であったため、ホームページを更新してもその情報が反映されるまで1ヶ月かかってしまい、大きな時間的なズレがありました。
この時間的なズレと、Googleダンスによって乱高下するホームページの検索順位が安定させるために、Googleはエスメラルダ・フリッツアップデートを実施しました。これらのアップデートによってインデックスデータが毎日更新されるようになり、ホームページを更新した翌日には最新の情報が反映されるようになりました。

カフェインアップデート

カフェインアップデート(Caffeine Update)は、インデックスの更新頻度そしてクローラーの情報収集にフォーカスしたアップデートで、2010年6月に実施されました。
この時期は、動画やニュース記事をはじめとしたWEBコンテンツが登場しており、より鮮度が高く最新の情報を求めるユーザーが多数いました。Googleは、このようなユーザーのニーズに応えるため、インデックスシステムの基盤技術「カフェイン」を開発・導入しました。
前項に記載のとおり、従来は情報が反映されるまでに1ヶ月と多大な時間を要していましたが、カフェインの導入によりクローリング速度が従来と比較して50%程度高速化されました。
これにより、ホームページの修正やブログの更新、画像、動画など、様々なコンテンツの公開・更新後に数分でインデックスされるようになり、インデックス速度が飛躍的に向上しました。

今回のまとめ

今回のブログを読むことで、これまでGoogleが実施したインデックス関連のコアアルゴリズムアップデートの概要について理解することができたかと思います。
コアアルゴリズムアップデートには、インデックスだけでなくコンテンツやリンク、ブラックハットSEOへの対策など、様々なアップデートがあり、どのアルゴリズムにおいても、Googleの検索エンジンを利用するユーザーの利便性を向上させるという点で共通しています。
アルゴリズムの内容をすべて覚える必要はありませんが、代表的なコアアルゴリズムアップデートだけでも把握しておけば、Googleが大切にしていること・運営方針などの理解に繋がり、ホームページ運営の一助となるかもしれません。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

K.I.

前職では、設備メーカーで電気工事士として従事しながら、個人事業主のWEBコーダーとしてホームページ制作にも従事。株式会社オンカに入社後は、WEBコーダーとしての知見や、学生時代の留学で培った語学力を活かしたグローバルな情報収集力により、数々の顧客のWEBマーケティングに尽力している。

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