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ホームページにおけるデザインの役割と重要性について
2022
.12.14
近年、企業の顔とも呼ばれるホームページを所有することは当たり前になってきており、所有していない企業はその実態が分からず、怪しまれてしまうケースがあります。そのため、ホームページの重要性については理解している方が多いと思いますが、そのデザインの重要性については理解できていない企業も少なくありません。
今回は、ホームページにおけるデザインの役割と重要性についてご説明します。
競合他社との差別化を図る
競合他社との差別化を図るためにはサービスや事業内容も重要ですが、ホームページにおいてはデザインが重要な役割を担っています。ありふれたデザインのホームページの場合、競合他社との違いが一目では分からず、ユーザーを逃してしまうおそれがあります。しかし、他社とは違ったデザインを取り入れている企業のホームページはユーザーの印象に残りやすく、離脱率の低下に繋げることも可能です。
また、ホームページを一度制作してから何年も放置してしまっている場合、ホームページに訪れたユーザーは企業に対して時代遅れの印象を感じてしまいます。せっかく魅力的なサービスや事業を行っていたとしても、第一印象の悪さでユーザーを逃してしまっては非常に勿体ないため、定期的にホームページのリニューアルを行い、競合他社よりも良いデザインに都度アップデートすることをお勧めします。
企業のブランドイメージをユーザーに伝える
企業のブランドイメージは、事業を行う上でしっかり定めるべきポイントです。ユーザーに対して熱意を伝えるために赤色や太ゴシック体を取り入れたり、高級感を感じさせるために余白多めで細めの明朝体を取り入れたりするなど、企業のブランドイメージはデザインで表現することが可能です。ターゲット層やペルソナを設定した上で、その層に響くデザインテイスト、カラーはどのようなものかを検討すると良いでしょう。
ユーザーが求めている情報を分かりやすく伝える
ユーザーはホームページの文章を隅々まで読んでいるわけでなく、大見出しや小見出しを流し読みし、その中から求めている情報を探し出しています。見出しと本文のジャンプ率が低く、求めている情報が探しづらいホームページでは、ユーザーの離脱率が高くなってしまうおそれがあるため、どこに何の情報が記載されているのか分かりやすいデザインで制作しましょう。この際、視線誘導を意識したレイアウトで制作することにより、コンバージョン率の向上にも繋がる可能性が高まります。企業が一方的に伝えたい情報を目立たせたホームページにするのではなく、ユーザーにとって見やすく分かりやすいユーザーファーストなデザインでホームページを制作しましょう。
今回のまとめ
WEBデザインは、見た目を良くするだけでなく様々な役割を担っています。様々な企業がホームページで自社の強みをアピールしているこの世の中でホームページをただ所有しているだけでは、ユーザーを競合他社に奪われてしまうおそれがあります。企業のブランドイメージの確立や競合他社との差別化を図り、コンバージョン率の向上に繋げるためにも、ホームページをただ所有していれば良いという考えは捨てて、こだわったデザインでホームページを制作することをお勧めします。