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写真の魅力がアップする効果的な描画モードの使い方

2022
.08.04

写真の魅力がアップする効果的な描画モードの使い方

Photoshopや画像編集ソフトには、描画モード(ブレンドモード)という機能があります。Photoshopの場合、描画モードは「通常」から「輝度」まで27個の機能があり、それぞれ異なる効果を得ることができます。とても多くの機能があるので、描画モードの全ての機能を使いこなせていない方も多いのではないでしょうか。
今回は、そのような方でも目的別に使い分けられるように、汎用性の高い描画モードについてご説明していきます。

【目次】
1.描画モードとは
2.写真の魅力がアップする効果的な使い方
a.スクリーン
b.覆い焼きカラー
c.オーバーレイ
d.乗算
3.今回のまとめ

描画モードとは

上のレイヤー(合成色)と下のレイヤー(基本色)を合成できる機能です。この基本色と合成色が重なり生成される色は、結果色と呼ばれています。
通常、不透明度の変更などを行っていない場合は上のレイヤーが100%表示されますが、描画モードを変更することでレイヤー同士を掛け合わせて様々な表現をすることが可能です。

写真の魅力がアップする効果的な使い方

「通常」から「輝度」まで27個の機能がある描画モードですが、今回ご紹介する描画モードは、スクリーン・覆い焼きカラー・オーバーレイ・乗算の4つです。この4つの機能は汎用性が高いので、あまり描画モードを使用したことがない方にもオススメです。まずはこの4つの機能の効果的な使い方から覚えて徐々に慣れていきましょう。

スクリーン

背景が黒色の素材を重ねたい場合に便利なのが、スクリーンです。
スクリーンを適用すると、画像の黒いところが透過され、白いところは残る状態になります。
この効果を黒い背景の素材に適用すると、黒い背景が消えて素材部分の画像だけが残り、違和感なく画像に素材を合成することができます。湯気を付け足して出来立ての料理をより美味しそうに見せたり、雪を付け足して季節感を高めたりするなどの表現が可能です。

覆い焼きカラー

色の鮮やかさを上げたい場合に便利なのが、覆い焼きカラーです。
覆い焼きカラーを適用すると、重なった色が明るくなりコントラストが強くなります。
この効果を夜景の写真などに適用すると、重なった色が明るくなる効果により光の部分が強調され、より魅力的な写真にすることができます。夜景や照明などの光を強調するなどの表現が可能です。

オーバーレイ

色のコントラストを強くしたい場合に便利なのが、オーバーレイです。
オーバーレイを適用すると、明るい部分をより明るく、暗い部分はより暗くなります。

この効果をコントラストの弱い画像に適用すると、基本色が50%以下なら「乗算」、50%以上なら「スクリーン」が適用され、色のコントラストを強くすることができます。他にも、パターン背景や模様を画像に重ねて合成したい場合にも便利です。

乗算

背景が白色の素材を重ねたりする場合に便利なのが、乗算です。
乗算を適用すると、白い部分は透過され、黒い部分はそのまま残ります。それ以外のところは色が掛け合わされて暗くなります。
この効果は色が掛け合わされて合成されるので、テクスチャの色を変えたい場合に適用するとより自然な合成が可能です。

今回のまとめ

今回は、描画モードの全ての機能を使いこなせていない方でも目的別に使い分けられるように、汎用性の高い描画モードについてご説明しました。
効果の適用結果を理解したり覚えたりすることも大事ですが、○○○の画像の加工する時は 、背景が○○○色の画像を使用して、描画モードを○○○にする…というように、目的別に描画モードを把握すると描画モードをより使いこなせると思います。今回ご紹介した4つの機能に慣れたら、その他の機能も是非活用してみてください。

AUTHOR

著者情報

WEBデザイナー

A.K.

不動産会社でグラフィックデザイナーとしての勤務を経て、株式会社オンカに入社。アミューズメント施設やサービスサイトなど、ユーザーに魅力を訴求する大衆的なデザインを得意とし、長年培ってきたデザインのノウハウに基づきながらも顧客の要望を汲み取った柔軟な対応力でホームページ制作に尽力している。

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