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ホームページの順位が下がった時に考えられること
2022
.12.06

ホームページの検索順位は、Googleのクローラーが機械的に評価付けしているため日々変化します。順位が突然大幅に下落してしまった場合、すぐに何らかの修正を行いたい気持ちはわかりますが、原因として考えられることをあらかじめ知っておいて冷静に対処することが大切です。
そこで今回は、ホームページの順位が下がった時に考えられる原因についてお伝えします。
1.コアアルゴリズムのアップデートがありホームページの順位が下がった
2.競合ホームページが強くなり自社ホームページの検索順位が下がった
3.自社より質の低いホームページが上位表示されているのはなぜか
4.今回のまとめ
【目次】
コアアルゴリズムのアップデートでホームページの順位が下がった
ホームページの順位がある日突然大幅に下落したり、徐々に下落を続けている場合は、Googleの検索エンジンアルゴリズムがアップデートされた可能性があります。検索エンジンアルゴリズムとは、Googleがホームページを評価して順位付けするためのプログラムのことを指し、アルゴリズムが変更されると大幅な順位の変動が発生しやすい傾向にあります。
なお、Googleのアルゴリズムのアップデートは毎日数回行われている細かなアップデートに加え、大幅なアップデートである「コアアルゴリズムアップデート」が年に数回行われます。順位が大幅に変動した場合は、まずGoogleから告知されるコアアルゴリズムアップデートに関する情報を確認すると良いでしょう。
コアアルゴリズムアップデート後の対応方法
コアアルゴリズムアップデート後、ホームページの順位が下がった場合は、直ちにホームページの修正を行いたいと考える方も多いかと思いますが、コアアルゴリズムアップデートは一度実施した後に数週間かけて徐々に調整が行われ、数週間の間に順位が元に戻る可能性もあるため、まずは様子見することが大切です。
コアアルゴリズムアップデートが落ち着いた後も順位が戻らない場合は、Googleのアルゴリズムの変更内容に基づいて軌道修正しましょう。しかし、Googleは「ユーザーのためになる適切な情報を発信する」という方向性でアルゴリズムのアップデートを行い続けているため、基本的にはユーザーに有益な情報を更新し続ける姿勢が大切です。
競合ホームページが強くなり自社ホームページの検索順位が下がった
ホームページは、「キーワードの関連性」「ユーザーにとっての有益性」という点で順位付けされ、競合サイトと比較して相対的に決定されます。そのため、検索順位が下落する以前と同様に運用を続けているにも関わらず検索順位が下落した場合、力をつけた競合ホームページの順位が向上した可能性があります。
日々、競合ホームページの更新内容等をモニタリングし、更新頻度や内容において自社よりも優れている点があればそれを上回ることができるよう改善することが大切です。
自社より質の低いホームページが上位表示されているのはなぜか
競合ホームページの質や更新頻度が自社ホームページよりも低い・少ないにも関わらず、自社ホームページよりも上位表示されている場合があります。
この原因としては、ホームページの専門性の高さが挙げられます。例えば、「愛知県 注文住宅」と検索した時、愛知県・岐阜県・三重県・静岡県など東海全域が対応範囲のホームページと、愛知県に対応範囲を絞ったホームページでは後者の方が上位表示されやすい傾向にあります。地域に限らず、様々なキーワードで最適化されているほど、コンテンツの量や質が求められるため、ホームページを制作する際は事業内容や地域を絞って展開すると良いでしょう。
今回のまとめ
自社のホームページの順位が下落する原因として、①コアアルゴリズムアップデートによる大幅な評価基準の変更があったこと、②競合ホームページのコンテンツの質や量が自社ホームページを上回ったことが主に挙げられます。コアアルゴリズムアップデートに応じてホームページの内容を見直すことはもちろん重要ですが、Googleは一貫してユーザーにとっての有益性で評価を行っているため、基本的には地道に質の高いコンテンツを更新し続けることが重要です。
また、自社より質の低いホームページが上位表示されており、なかなか順位を抜かすことができない場合は、自社ホームページが様々なキーワードに最適化しようとして評価が分散している可能性が考えられます。ホームページの順位の向上を目指すのであれば、特定の地域やキーワードに絞ってSEO対策を行うと良いでしょう。