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採用サイトとは?運営メリットや代表的な掲載コンテンツをご紹介

2023
.06.26

採用サイトとは?運営メリットや代表的な掲載コンテンツをご紹介

企業が採用活動を行うにあたり、手段の一つとして挙がるのが採用サイトの制作・運用ではないでしょうか。採用サイトとは、その名の通り求人に特化したホームページのことであり、一般的には自社のコーポレートサイトとは、コンセプトやドメインなどを切り離して制作されるものを指す場合が多いです。
世の中には、求人ポータルサイトへの求人情報の掲載や求人広告への掲載、SNSの活用など、多種多様な採用手法が存在しますが、その中で採用サイトを選ぶポイントとは何でしょうか?
今回は、採用担当者が知っておくべき採用サイトの制作メリットや、代表的な掲載コンテンツなどをご紹介します。

【目次】
1.採用サイトとは
2.採用サイトを運営する4つのメリット
2-1. 採用に関する情報を自由に発信することができる
2-2. 求めているペルソナにマッチした人材からのエントリーが期待できる
2-3. 採用コストを抑えた効率的な採用活動を行うことができる
2-4. 検索エンジンをとおして認知拡大を図ることができる
3.その他の採用手法と組み合わせることで相乗効果を生む
4.採用サイトに掲載するコンテンツ事例8選
4-1. 仕事・職種紹介
4-2. 先輩インタビュー
4-3. 採用担当者のメッセージ
4-4. 待遇・キャリアプラン
4-5. 福利厚生・働きやすい職場づくりへの取り組み
4-6. 動画コンテンツ
4-7. 採用フロー・エントリーフォーム
4-8. 募集要項
5.採用効果を高めるために行うべき運用
a.掲載情報の更新
b.新規コンテンツの追加
c.解析ツールを活用した効果測定
6.今回のまとめ

1.採用サイトとは

まずは、採用サイトがどのようなものかを解説していきます。一般的なコーポレートサイトは、問い合わせや商品購入といった売上につながるコンバージョン(成果)の獲得を目的としているのに対し、採用サイトは、求職者からの問い合わせやエントリーといった採用につながるコンバージョンの獲得を目的としているのが特徴です。
加えて、目的に応じてコンテンツ(掲載情報)の内容も異なります。コーポレートサイトが顧客に向けて自社の事業内容をメインに紹介する場合が多く見られるのに対し、採用サイトは、求職者に向けて働き手目線の仕事内容や企業の魅力、採用フローなどを紹介する場合が多く見られます。

採用サイトを運営する4つのメリット

それでは、自社で採用サイトを運営するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。マイナビ・リクナビといった求人ポータルサイトを利用した採用活動を比較対象にし、説明していきます。

01 採用に関する情報を自由に発信することができる

求人ポータルサイトに求人情報を掲載する場合、あらかじめデザインや文字数制限が定められており、そのフォーマットに沿って情報を掲載することになるため、自社の魅力を伝えきれない場合が多いです。一方、独自の採用サイトであれば、自社の事業内容や強みなどに合わせてオリジナルなコンテンツを充実させることができるため、他社と差別化を図り、同業他社だけでなく他業種との人材獲得競争を勝ち抜くことも可能となります。

02 求めているペルソナにマッチした人材からのエントリーが期待できる

求人ポータルサイトは、求職者にとっては簡単に他社と比較した上で簡単にエントリーすることができるメリットがありますが、裏を返せば「とりあえず」エントリーする人材が多い傾向にあります。そのため、面接や採用後のミスマッチが起こりやすく、結果として採用側にデメリットが生じるおそれがあります。
前述したとおり、自社の採用サイトであれば、採用に関する情報を自由に発信することができるため、自社が求めているペルソナにマッチした人材からのエントリーが期待できます。

03 採用コストを抑えた効率的な採用活動を行うことができる

求人ポータルサイトは、サイトの種類やプランによって掲載費用が異なりますが、おおよそ年間で数十万から数百万程度の費用が発生し、長期的な採用活動の場合は更に高額な費用が発生します。一方、自社の採用サイトを制作・運用する場合には、イニシャルコストを除けば、サーバー・ドメインの維持費や修正費として年間数千円から数万円程度に留めることができるため、長期的に採用コストを抑えた効率的な採用活動を行うことができます。

04 検索エンジンをとおして認知拡大を図ることができる

自社の採用サイトを、SEOを意識して運用することにより、Googleをはじめとする検索エンジンの検索結果に自社の採用サイトが上位表示されるため、認知拡大やエントリー数の増加を目指すことができます。また、求人ポータルサイトは、そのホームページ自体の評価がダイレクトにユーザー数・採用効果に影響を与えてしまうため、極論を言うとポータルサイトがサービスを停止すれば、掲載していた企業が採用活動を行えなくなるというリスクがあります。その点、自社の採用サイトであれば、検索エンジン自体が無くならない限りは永続的にプロモーションを行うことができるため、自社の財産として育てていくことが可能です。

その他の採用手法と組み合わせることで相乗効果を生む

前項では、求人ポータルサイトの利用と比較した採用サイト運営のメリットをお伝えしましたが、もちろん求人ポータルサイトと組み合わせた採用活動であれば、より効果を見込むことができるようになります。例えば、求人ポータルサイトが持つ「認知拡大力」を活かして多くの求職者に自社の存在を知ってもらい、その求人ポータルサイトに自社の採用サイトへのリンクを設置することにより、より深く求職者に自社の事業内容や強みを伝えることが可能となります。
その他にも、就職・転職イベントへの出展やSNSを利用した採用活動を行う際も、採用サイトを運営していることによって相乗効果が生まれるため、様々な採用手法を試す前に、まずは基盤となる採用サイトの制作に着手することをお勧めします。

採用サイトに掲載するコンテンツ事例8選

ここまで採用サイトを制作・運用するメリットをお伝えしてきました。それでは、実際に採用サイトにはどのようなコンテンツを掲載すると求職者へのPRに効果的なのでしょうか。本項では、代表的な7つの事例をご紹介します。

01 仕事・職種紹介

例えば、IT企業であればデザイナーやディレクター、エンジニア、事務など様々な職種のスタッフが働いています。働き手目線で業務内容や1日の流れなどを紹介することにより、求職者が実際に働くイメージを膨らませることができ、人材と仕事のミスマッチを防ぐことが可能です。

02 先輩インタビュー

実際に働いているスタッフに、仕事の内容や企業の印象、これからの目標などを語ってもらい、それを掲載するコンテンツです。実際に働く人のリアルな声を掲載することにより、求職者に安心感を与えるとともに、人材と仕事・企業とのミスマッチを防ぐことが可能です。

03 採用担当者のメッセージ

実際に採用活動の中心となっている人物に、求める人物像や企業の展望などを語ってもらい、それを掲載するコンテンツです。企業の代表である社長の採用メッセージでも良いですが、例えば女性の採用担当者や求職者と近い年齢層の採用担当者を掲載することにより、求職者がエントリーを行うハードルが下がる、企業のイメージがアップするといった効果を狙うことができます。

04 待遇・キャリアプラン

求職者は、「頑張りは認められるのか」「それが待遇に直結するのか」といった、仕事を行うことにより得られる対価や待遇を重視しています。できる限り具体的なキャリアプランを提示するとともに、スタッフの成長を支援するための研修制度や資格取得制度などについても説明することで、高いモチベーションを有する求職者を集めることができます。

05 福利厚生・働きやすい職場づくりへの取り組み

求職者は、仕事内容や待遇はもちろん、「働きやすさ」「ワークライフバランス」などを意識して企業を選別します。自社が設けている福利厚生や職場環境を改善する取り組みを単に掲載するだけでなく、具体的な数字や実績、スタッフの声などを交えて掲載することにより、求職者から信頼感を得ることができると思います。

06 動画コンテンツ

自社の採用サイトであれば、動画コンテンツを掲載することも可能です。動画であれば、写真や文章では伝わりづらい職場の雰囲気なども伝えることができるため、例えば、採用目線の企業のプロフィールムービーや先輩インタビューなどを制作してホームーページ上に掲載することは、採用効果を高める上で有効な手段です。

07 採用フロー・エントリーフォーム

入社説明会や筆記試験、面接など、どのようなステップを踏んで採用に至るかといった具体的な採用フローを掲載します。これにより求職者は、自身のスケジュールと照らし合わせることができるとともに、採用までの流れを明確にイメージすることができるため、エントリーのハードルを下げることができるようになります。また、採用サイト内にエントリーフォームを設けることにより、電話でのエントリー・問い合わせや外部サイトを利用したエントリーと比較して導線設計がスムーズになるため、コンバージョン率を向上することができるようにします。

08 募集要項

職種や勤務地ごとに具体的な募集要項を掲載することにより、求職者は勤務時間や待遇など具体的な内容をサイト上で把握することができるため、スムーズなエントリーにつなげることができます。また、企業側にとっても、問い合わせ・エントリーを行った求職者に具体的な募集要項を伝え、条件の擦り合わせを行うという手間がなくなるため、採用活動にかける人件費を削減することができるようになります。

採用効果を高めるために行うべき運用

一般的なコーポレートサイトにも言えることではありますが、採用サイトの効果を高めるためには、最適な運用が必要不可欠です。本項では、採用効果を高めるために行うべき運用作業をご紹介します。

掲載情報の更新

当たり前ですが、事業内容や説明会の情報、募集要項などの情報が古いと、求職者とのトラブルにもなりかねません。採用担当者は、企業の採用方針を確認した上で、常に最新の情報に更新する必要があります。

新規コンテンツの追加

長期間更新がない採用サイトは、求職者は現在の企業や採用活動の状況に不安を抱えてしまい、エントリーを見送るおそれもあります。例えば、社内イベントの様子や新商品のリリース情報など、鮮度の高い情報を随時更新しましょう。

解析ツールを活用した効果測定

GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどと連携することにより、アクセス数や流入キーワードなどを可視化することができるため、定期的に効果測定をした上で、最適なSEO対策やホームページのコンテンツ、導線設計などを見直しましょう。

今回のまとめ

今回は、採用担当者が知っておくべき採用サイトの制作メリットや代表的なコンテンツなどをご紹介しました。自社で独自の採用サイトを制作・運用することは、求人ポータルサイトへの掲載やSNSを活用した採用活動などの手法と比較し、多くのメリットが存在するため、長期的に費用対効果の高い採用活動を展開することができます。また、採用サイトは、最適なコンテンツ掲載や運用を行うことにより、ホームページの持つ採用効果を高めることが可能です。
採用サイトは、様々な採用手法との相乗効果を生むため、自社の特性に合った採用活動を複合的に展開することにより効果的な採用活動を行いましょう。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

S.S.

印刷会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ユーザーの心理を深く理解した企画力と顧客に寄り添ったディレクションにより、専門性の高い事業を展開する顧客のホームページ制作を多く担当している。リスティング広告やパンフレット制作など総合的なマーケティングにも幅広く対応。

  • 印刷営業士
  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • ウェブマスター検定1級

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