名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

TEL.0120-038-517 CONTACT

NEWS & COLUMN

お知らせ・コラム

SCROLL

MARKETING

Googleアナリティクスで数値が確認できない場合は「しきい値」の確認を

2023
.06.19

Googleアナリティクスで数値が確認できない場合は「しきい値」の確認を

ホームページのアクセス状況を解析する際に、多くの人がGoogleアナリティクスを使っていると思いますが、UAからGA4に移行してコンバージョンの数値が確認できなかったり、異様にページビューが落ちてしまったなんてことはないでしょうか?このような現象には「しきい値」が影響している可能性が高いため、「しきい値」の設定を解除することで数値を確認することができるかもしれません。
ここでは、「しきい値」の機能と解除方法について紹介します。

【目次】
1.「しきい値」によってGA4の数値が確認できなかったり減少することがある
2.しきい値の確認方法と解除方法
3.しきい値のオン・オフの使い方に注意
4.今回のまとめ

「しきい値」によってGA4の数値が確認できなかったり減少することがある

GA4では、ユーザーの年齢・性別などの属性や興味関心のあるコンテンツなどによって個別ユーザーの身元を推測できないようにするために「しきい値」が設けられており、数値が一定の基準を下回ったものについては除外されてしまうことがあります。例えば、数値を確認する際に期間を短く設定していると、数値も小さくなってしまうため、除外されてしまうことがあります。そのほかにも、イベント数に問い合わせや電話タップなどを個別に設定している場合、他の「page_view」や「session_start」、「scroll」などのイベント数と比べると数値が小さいため、除外されてしまうことが少なくありません。
また、そもそもGA4では、ユーザーがGoogleアカウントにログインしている場合、さまざまなデバイスでホームページを閲覧しても、1カウントとして計測される仕組みがあります。アクセス数が集約された結果、データがUAと比べて小さくなってしまうだけでなく、しきい値を下回った場合は除外されてしまうことがあるようです。
なお、このしきい値は、Googleが定義したものであり、設定内容を変更することはできません。

「しきい値」の確認方法と解除方法

このしきい値がお使いのGoogleアナリティクスに適応されているかどうかは、レポート上で確認することができます。次の図のように、レポート上に三角のマークが表示されている場合はしきい値が適応されているため、数値が少なく表示されている、または除外されている可能性があります。


GA4の「管理」→「レポート用識別子」の順番にクリックするとユーザーを識別する方法を選択する画面が表示され、「デバイスベース」にチェックを入れて「保存」ボタンをクリックすると、しきい値を解除することができます。この設定は、レポートの表示方法を変えているだけですので、すぐに元に戻していただくことが可能です。

しきい値のオン・オフの使い方に注意

GA4数値がUAと比べて減ってしまう現象は、多くの場合、UAと比べてGA4がユーザーを精度高く判別できるようになったことによるものです。まずは、GA4のユーザーの識別方法がUAとどのように違うのか把握しておくことが大切です。しきい値の解除は、コンバージョン数やイベント数などの特定の数値が確認できなかった場合のみに行っていただき、基本的にはそのままお使いいただくことをお勧めします。

今回のまとめ

ホームページを運用する方にとって、Googleアナリティクスの数値の減少はもちろん、数値が確認できない現象をそのまま放置しておくことはできないと思います。まずは、GA4の計測方法を把握しておくことで、数値の変化に冷静に対処し、必要に応じて「しきい値」を解除することで必要な数値を確認してみてください。

AUTHOR

著者情報

執行役員 ディレクター

C.K.

不動産会社・人材派遣会社で営業職としての勤務を経て、株式会社オンカに入社。WEBディレクターとして名古屋港水族館やのんほいパークなど大規模なホームページを始めとして数多くのホームページ制作を企画・監修する。現在は取締役・ディレクターチームのマネージャーとして取り纏めや品質向上に努めている。

  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得

PAGE TOP