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WEBマーケティングを行う上で知っておきたいGA4のユーザーの識別方法

2023
.06.22

WEBマーケティングを行う上で知っておきたいGA4のユーザーの識別方法

GoogleアナリティクスのUAが遂に2023年6月30日でデータ集計を終了します。慌ててGA4に切り替えたところ、「UAと計測される数値が違う!」とびっくりされた方が多いのではないでしょうか。一般的に、UAよりGA4の数値が小さくなることが多く、ユーザーの識別方法が異なるからと言われています。今回はGA4とUAのユーザーの識別方法の違いについて解説します。

【目次】
1.UAとGA4の主な違い
2.GA4のユーザーの識別方法
3.今回のまとめ

UAとGA4の主な違い

UAとGA4との大きな違いは、UAがセッションベースでアクセス解析を行っていたことに対し、GA4はユーザーベースで行われています。この変化により、今まではスマホやタブレット、パソコンなどの異なるデバイスや、Google Chrome・Safariなどの異なるブラウザで同じユーザーがアクセスした際に、別々のアクセスとして計測されていたものが、GA4の登場により、完全に識別できているわけではありませんが、一人のユーザーの行動として計測できるようになりました。

GA4のユーザーの識別方法

セッションではなく、ユーザーごとにアクセスを解析するにあたり、GA4では、ユーザーID・Google シグナル・デバイスID・モデリングの4つの方法を用いてユーザーを識別しています。

ユーザーID

ユーザーIDをユーザーに付与しているホームページの場合に活用できる識別方法で、どのようなデバイス・ブラウザでアクセスしても同一のユーザーとしてカウントすることができます。4つの識別方法のうち、最もユーザーを特定しやすいため、最優先に利用されています。

Google シグナル

Googleシグナルとは、ユーザーがGoogleアカウントにログインした状態であれば、どのようなデバイス・ブラウザでアクセスしても同一のユーザーとしてカウントすることができます。ユーザーIDを付与していないホームページの場合は、Googleシグナルが優先して利用されます。

デバイスID

デバイスIDとは、デバイスやブラウザ、アプリなど、ユーザーが閲覧する環境ごとに割り振られたcookieIDをカウントする方法で、上記2つの方法とは異なり、閲覧環境が異なる場合は別のユーザーとしてカウントされます。ユーザーID・Googleシグナルを用いてユーザーを識別することができない場合にデバイスIDによる数値が利用されます。

モデリング

ユーザーID・Googleシグナルを用いてユーザーを識別することができない上に、ユーザーがcookie利用を承認しなかった場合に用いられる方法です。Cookieを承認している別のユーザーのデータをもとに行動を推測し、データ化します。

なお、GA4では管理画面のレポート用識別子より、4つの識別方法を組み合わせた「ハイブリッド」、ユーザーID・Googleシグナル・デバイスIDを組み合わせた「計測データ」、デバイスIDのみの「デバイスベース」から計測方上を選択することができます。

今回のまとめ

今回はUAとGA4で異なるユーザーの識別方法について紹介しました。私たちは普段から様々なデバイスやブラウザ、アプリを使用してホームページを閲覧しているため、セッションをベースにアクセス解析を行っていたUAが廃止され、GA4の登場することは当然だと言えます。GA4では、今までより質の高いアクセス解析を行うことができるようになったわけで、ぜひ様々な数値を見て、使いこなしていってみてください。

AUTHOR

著者情報

執行役員 ディレクター

C.K.

不動産会社・人材派遣会社で営業職としての勤務を経て、株式会社オンカに入社。WEBディレクターとして名古屋港水族館やのんほいパークなど大規模なホームページを始めとして数多くのホームページ制作を企画・監修する。現在は取締役・ディレクターチームのマネージャーとして取り纏めや品質向上に努めている。

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