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マーケティング目線から見るホームページがコンバージョンしない理由
2023
.10.23
ホームページの運用目的は、自社サービスや商品に関する認知拡大はもちろん、最終的には問い合わせの獲得や購入、予約に繋げることです。しかし、SEO対策やウェブ広告の出稿を行ってある程度アクセス数を伸ばすことができても、なかなかコンバージョンに至らず、やきもきしているホームページの運用担当者は多いと思います。
そこで、今回はマーケティング目線から見たホームページがコンバージョンしない理由について紹介します。
【目次】
1.ユーザーが機会を得られていない
2.ユーザーの気が散ってしまっている
3.正しくターゲティングできていない
4.今回のまとめ
ユーザーが機会を得られていない
商品の購入やサービスの問い合わせ・予約を行うにあたって、問い合わせや購入ボタンはユーザーのわかりやすい位置に設置されていますか。また、商品を購入したいのに問い合わせボタンしかない、サービスの問い合わせや予約をメールフォームからのみ受け付けており、電話やLINEで手軽に連絡することができない状態になっていませんか。
ユーザーのコンバージョンまでの導線がわかりやすく適切に設けられていない場合、どんなに魅力的な商品・サービスであっても直帰率を高め、コンバージョン率を落としてしまいます。
ホームページ上に、電話番号やメールフォーム、LINE等のコンバージョンにつながるボタンを設置する際は、必ずわかりやすいサイズ・色・位置でユーザーを迷わすことのない動線設計を行いましょう。
ユーザーの気が散ってしまっている
ホームページのページ数や、ページごとのコンテンツが多すぎることはありませんか。また、ユーザーの目線を邪魔してしまうような、アニメーションやエフェクトをつけてしまっていませんか。
掲載する内容を絞り切ることができず、ページ数が無意味に多くなってしまい目的のページに辿り着きづらくなってしまったり、1ページあたりのコンテンツを増やしすぎてスクロース数が多くなってしまうと、ユーザーは途中で諦めてしまったり、飽きてしまいます。
また、不要なアニメーションやエフェクトは、ホームページの動作を遅くさせてしまったり、ユーザーの目線を見せるべきコンテンツ以外のものに集めてしまいます。
ホームページ上のコンテンツは、ただ「掲載したい」「見た目が良い」などといった感覚的な理由ではなく、ユーザーの心理や視線の動きを踏まえることが大切です。
正しくターゲティングできていない
法人向けのサービスにもかかわらず、可愛いフェミニンなデザインのホームページを運用していませんか。また、名古屋市向けのサービスにもかかわらず、全国にウェブ広告を出稿していませんか。
ホームページのコンテンツやコンバージョンの導線が正しく整理されていても、ユーザーの目的や嗜好と異なるデザインのホームページでは、コンバージョン率を下げるどころか直帰率を高めてしまいます。また、対応エリア外にウェブ広告を出稿しても、無駄になってしまいます。
ホームページの制作やウェブ広告の出稿を検討する際は、ターゲットを整理した上で着手しましょう。
今回のまとめ
今回は、ホームページがコンバージョンしない理由についてマーケティング目線で解説しました。読んでいただくと、とても単純なことではありますがついついやってしまいがちな上になかなか気づきにくいものです。
アクセス数を伸ばすことができているにもかかわらず、なかなかコンバージョンに至らない場合は、まずは以下の3点を確認してみましょう。
1.ユーザーが機会を奪っていないか
2.ユーザーの気が散ってしまっていないか
3.正しくターゲティングできているか
なお、そもそも商品やサービスに価値がない場合は、どれほどにアクセス数を伸ばし、コンバージョン率を高める施策を行っても効果は得られませんので、自社の商品やサービスの価値について見直してみることも大切です。