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ホームページを定期的にリニューアルすべき理由とその頻度

2024
.01.30

ホームページを定期的にリニューアルすべき理由とその頻度

ホームページの公開から数年経っており、いつかはリニューアルする必要があることを理解しているものの、適切なタイミングが分からず、リニューアルを後回しにしてしまっているホームページ担当者の方は意外と多いかと思います。
適切なタイミングでホームページをリニューアルすることができていないと、本来であれば獲得することができたであろう顧客を失ってしまうおそれがあり、実際にインターネット上には機会損失を生んでしまっているホームページが散見されます。
適切な理由があってリニューアルしていないのであれば問題ありませんが、「今のホームページにも必要な情報は記載されている」「リニューアルの予算を確保できない」という理由でリニューアルしていない状況が続いているのであれば、リニューアルの必要性とその頻度を理解しましょう。

【目次】
1.ホームページを定期的にリニューアルすべき理由
a. Googleの検索アルゴリズム
b. セキュリティ対策
c. 最新の閲覧環境への対応
d. 閲覧ターゲットの変化
2.ホームページをリニューアルする適切な頻度
3.今回のまとめ

ホームページを定期的にリニューアルすべき理由

ホームページをリニューアルすべき理由は様々ありますが、この項目では代表的な理由を4つ紹介します。

Googleの検索アルゴリズム

集客を目的としてホームページを制作した企業であれば、Googleから高い評価を受けて自社ホームページを検索結果の上位に表示させたいと考えるのは当然のことです。
Googleは、アルゴリズムと呼ばれる独自の指標を基にホームページを評価・検索順位を決定しています。そのため、アルゴリズムに則ってホームページを制作することが大切となるのですが、このアルゴリズムは年間3,000〜4,000回のペースで変更されており、時間経過につれてホームページの裏側の作りがGoogleのアルゴリズムと乖離してしまいます。すると、ホームページがGoogleから評価されづらくなってしまうことでホームページが評価されづらくなってしまい、放物線を描くように最終的には検索順位が低下していきます。
検索順位が低下するタイミングは、Googleからの自社ホームページと競合他社の評価、制作会社の作りの品質などによって変わるものの、公開から2年程度を経過すると評価が上がりづらくなる傾向にあり、3年が経過してアルゴリズムの変更箇所が10,000箇所を超えてくるようになると検索順位が低下していくケースがほとんどです。

セキュリティ対策

ホームページを対象としたサイバー攻撃は年々増加傾向にあり、総務省の発表によると2020年以降は日本国内で毎年5,000億以上のサイバー攻撃通信数を観測しているとのことです。これは一つのIPアドレスに対して18秒に一回の頻度でサイバー攻撃関連の通信が行われていることを意味します。
サーバー攻撃による被害を避けるために、基本的には制作会社がセキュリティ対策を講じてホームページを公開しているかと思いますので制作当時は問題ありません。しかし、WEBの技術が進歩するのと同様、サイバー攻撃の手法も常に進化し続けているため、時間経過に伴ってホームページの脆弱性が浮き彫りとなり、新たなサイバー攻撃に対応することができなくなっていきます。
すると、ホームページの改ざんやユーザーの個人情報の流出といったリスクが飛躍的に増加してしまい、企業やサービスの信頼性低下だけでなく、損害賠償やサービス停止などの問題にも発展するおそれがあるため、こうしたリスクを極力低下させるためにもホームページのリニューアルが必要となります。

最新の閲覧環境への対応

20年弱前は、ホームページはパソコンで閲覧するものでしたが、今ではスマートフォンやタブレットを利用するユーザー数がパソコンのユーザー数を上回り、ホームページを閲覧する環境は急激に変化しています。
スマホやタブレットなどで閲覧することができるよう、レスポンシブデザインで制作する制作会社がほとんどかと思いますが、レスポンシブデザインで制作したらそれで良いというわけではなりません。
と言うのも、当然ではありますがホームページの公開後に市場に出回った端末には対応できておらず、スマホだけを考慮しても年間100種類以上の端末が開発・発売されています。また、ホームページの閲覧環境はデバイスの種類だけではなく、ブラウザやOSの種類とバージョンも考慮する必要があり、これらはバージョンアップデートによって変化していきます。
ホームページが古くなってしまうと、最新の端末やブラウザ、OSに対応することができてい箇所が多々出てきてしまい、ホームページのレイアウトが崩れたり、閲覧できなかったり、一部の機能が動かなかったりと様々なトラブルが発生してしまって、ユーザーの使い勝手が著しく低下してしまいます。折角ホームページに訪問してくれたユーザーを離脱させてしまっていては意味がないため、リニューアルによって最新の閲覧環境に対応させることが大切です。

閲覧ターゲットの変化

ユーザーのニーズに合わせてサービス・商品を変化させていくことができていない企業は、時代に取り残されてしまって売上が低減してしまい、最終的に買収・倒産という結末を迎えることは周知の事実です。これを避けるためにすべての企業が市場に合わせて変化する努力を行っていますが、何故かホームページだけはそのままで良いと考える企業がほとんどです。
市場に合わせて変化する必要があるのはホームページも同じです。ユーザーの年齢が変われば、家族構成や収入、趣味嗜好、一日の行動パターンなども当然変わってきます。また、ユーザーのニーズは、テクノロジーの進化やその時期の流行などの外部要員によっても急速に変化し、それらの変化がユーザーの購買行動に影響を及ぼします。
つまり、時間経過と共に、制作当時のペルソナと実際にホームページを閲覧するユーザーは乖離していくため、適宜、ホームページの構成やコンテンツ、デザイン、カスタマージャーニーなどを再考し、ターゲットの変化に合わせてホームページも変化させていくことが大切です。

ホームページをリニューアルする適切な頻度

ホームページのリニューアルは、理想としては公開してから約1年半に一度のペースで実施することをお勧めします。
前述のとおり、Googleの検索アルゴリズムは年間3,000〜4,000回のペースで変更されており、ホームページによって差はあるものの公開から2年程度を経過すると評価が上がりづらくなる傾向にあります。ホームページがGoogleから高い評価を受け続けることができる状態を常に維持し続けるためには、制作のリードタイムを考慮して公開から一年半前後でリニューアルに着手し、2年が経過する前にリニューアルすることが大切です。
ホームページ・WEBマーケティングの予算を確保することが困難であったとしても、Googleからの評価・検索順位が低下するおそれがある3年以内にはリニューアルしておくことが大切ですので、制作のリードタイムを考慮して2年半に一度のペースで実施することをお勧めします。

今回のまとめ

今回のブログを読むことで、ホームページを定期的にリニューアルするべき理由とその頻度を理解することができたかと思います。
集客を主たる目的としてホームページを制作している場合は、前項に記載のとおり、理想としては約1年半に一度のペース、先延ばしにする理由があったとしても公開から2年半が経過したタイミングでホームページのリニューアルに着手することをお勧めします。
とは言うものの、これらの頻度はあくまでも一般論であり、リニューアルの適切なタイミングはホームページによって変わります。
避けたいパターンとしては、折角、ホームページリニューアルの予算を確保できたにも関わらず、制作会社のリソース不足ですぐにリニューアルに着手できないという状況です。このような事態を避けるためにも、事前に制作会社に相談しましょう。

AUTHOR

著者情報

WEBディレクター

K.I.

前職では、設備メーカーで電気工事士として従事しながら、個人事業主のWEBコーダーとしてホームページ制作にも従事。株式会社オンカに入社後は、WEBコーダーとしての知見や、学生時代の留学で培った語学力を活かしたグローバルな情報収集力により、数々の顧客のWEBマーケティングに尽力している。

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