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Google Analyticsでのコンバージョン(CV)の設定方法

2025
.05.07

Google Analyticsでのコンバージョン(CV)の設定方法

ホームページ集客の効果を正しく測定するには、Google AnalyticsでのCV(コンバージョン)設定が欠かせません。CVにはいくつかの種類があり、目的に応じた計測項目を選ぶことで、ユーザー行動を的確に分析できます
今回の記事では、Google Analyticsで設定できるCVの種類とその特徴、設定方法について解説します。

Google Analyticsで設定できる4種類のCV(コンバージョン)

Google Analyticsでは大きく分けて4種類のCVを設定できます。ホームページの目標に適したCVを設定するようにしましょう。

なお、Google AnalyticsではCV設定を行うことで、「CVを達成したセッション」と「CVを達成していないセッション」の行動履歴を比べることができます。ホームページの改善においては欠かせないものなので、計測設定は必ず行っておきましょう。

到達ページ

ユーザーが特定のページに到達した時をCVとするパターンです。ユーザーが問い合わせを完了し、サンクスページに遷移した時、CVとして計測するのが一般的です。

滞在時間

ユーザーがホームページに滞在した時間を計測し、設定した時間以上滞在した場合にCVとして計測するパターンです。
このCVを設定する場合、「ホームページの滞在時間が長いほど良い」というわけではない点に注意が必要です。コンテンツに興味を持ったために滞在時間が長くなったというパターンだけではなく、ホームページが使いづらく目的の情報に辿り着くまでに時間がかかってしまった、問い合わせフォームが使いづらく入力に時間がかかってしまったなど、滞在時間が長くなった要因は様々です。どのページの滞在時間が長かったのかなど、複合的に考えることが重要です。

ページビュー数

ユーザーがホームページに訪れて閲覧したページビュー数が設定した数を上回った時にCVとして計測するパターンです。

イベント

あらかじめ設定しておいたイベントをユーザーが達成した時にCVとして計測するパターンです。例えば「電話ボタンをクリックした」、「資料ダウンロードボタンをクリックした」など、様々なユーザーアクションをCVとして設定することができます。ただし、イベントの計測はGoogle Analyticsのタグをhtmlに設置するだけではできません。イベントを計測するためのタグとトリガーの設定が必要なので、エンジニアと相談しながら設定を行うようにしましょう。

Google AnalyticsでのCV(コンバージョン)の設定方法

次に、Google AnalyticsでCVを計測する方法を紹介します。

Googleアナリティクスにログイン

Googleアナリティクスにログインし、該当するホームページの管理画面を表示させましょう。Googleアナリティクスに登録していない場合は、Googleアナリティクスのサイトにアクセスし、Googleアカウントを作成・登録しましょう。

イベントを新規作成

Googleアナリティクスでコンバージョンを計測するためには、コンバージョンとして設定したい行動を「イベント」として作成しなければなりません。なお、設定できるイベントの種類については、Googleアナリティクスのペルプページをご覧ください。
まずは、管理画面のサイドバーから「設定」>「イベント」>「イベント作成」をクリックしましょう。

次に、カスタムイベントの「作成」をクリックします。

イベント名を入力

カスタムイベント名の欄に任意のコンバージョン名を入力します。(今回は「問い合わせフォーム送信」とします。)

イベントの条件を設定

「一致する条件」という項目で、「集計対象のイベント(どんなアクションなのか)」と「イベントの条件(そのアクションはいつ・どこで起こるものなのか)」を設定することで、具体的なコンバージョンの計測が可能となります。今回、問い合わせのコンバージョンを知るためには、問い合わせ完了後にサンクスページを閲覧したアクションを計測すれば良いため、集計対象のイベントとして「ページ閲覧」を、イベントの条件として「サンクスページのURL」をそれぞれ指定します。

まずは、ページ閲覧(page_view)を集計対象にしたイベント設定を以下のとおり行います。

■パラメーター:event_name
■演算子:次と等しい
■値:page_view

次に、「条件の追加」をクリックし、コンバージョンイベントの条件、つまり、どのページを閲覧するイベントなのかを設定します。今回は、サンクスページのURLに「/contact/thanks」が入っている想定で以下のとおり条件を追加します。

■パラメーター:page_location
■演算子:次を含む
■値:/contact/thanks

イベントの作成完了

最後に、右上の「作成」ボタンをクリックして、イベントの作成が完了です。

作成したイベントをコンバージョンとして指定

イベントを作成しただけでは、コンバージョンとして計測されないため、設定を行う必要があります。まずは、管理画面のサイドバーから「設定」>「コンバージョン」>「新しいコンバージョンイベント」をクリックしましょう。

次に、「新しいイベント名」に先ほど新規作成したイベント名を入力して「保存」をクリックします。

最後に、コンバージョンイベントの一覧で、先ほど保存したイベントが「ON」になっているかを確認したら、コンバージョンの設定は完了です。

今回のまとめ

今回はホームページ集客に欠かせないCV(コンバージョン)設定について紹介しました。
次のポイントを押さえてユーザー行動を可視化し、成果につながる施策へとつなげていきましょう。
・CVとはユーザーの具体的アクションを数値化するもの。
・Google Analyticsでは大きく分けて到達ページ・滞在時間・ページビュー数・イベントの4種が設定可能。
・正確なイベント設定とコンバージョン計測が改善施策に直結。

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著者情報

WEBディレクター

S.S.

印刷会社で営業職としての勤務を経て株式会社オンカに入社。ユーザーの心理を深く理解した企画力と顧客に寄り添ったディレクションにより、専門性の高い事業を展開する顧客のホームページ制作を多く担当している。リスティング広告やパンフレット制作など総合的なマーケティングにも幅広く対応。

  • 印刷営業士
  • YMAA(薬機法医療法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • KTAA(景表法・特商法)広告遵守 個人認証マーク取得
  • ウェブマスター検定1級

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