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企業のサービス・事業ごとにホームページを分けて運営すべき理由

2019
.03.28


多くの企業は、単一の事業だけでなく、様々なサービス・事業を多角化展開しています。弊社の場合も、ホームページ制作事業やシステム開発事業、Webマーケティング事業など、様々な事業を行なっています。こういった企業では、一つのホームページに全てのサービス・事業をまとめて記載していますが、本来、この方法は正しいWebマーケティングとは言えません。
今回は、そんな複数のサービス・事業を行う企業が、事業・サービスごとにホームページを分けて運営すべき理由をお伝えいたします。

多くのホームページでは全てのサービス・事業をまとめて記載

冒頭でもお伝えした通り、複数の事業・サービスを行う企業は、一つのホームページに全ての事業・サービスを記載しています。また、複数のオフィスを構えている企業も、同じように一つのホームページに全てのオフィスを記載しています。
日本の多くの企業は、「一つの企業につき、一つのホームページを持つ」ことが普通と考えており、なかなか二つ、三つとホームページを複数所有しているケースはありません。

サービス・事業をまとめて記載するとSEO効果が分散する

事業・サービス・オフィス所在地などが異なるにも関わらず、一つのホームページにまとめて記載することは、企業側からすれば便利で管理しやすいのですが、Googleからはあまり良い評価を受けません。
例えば、飲食業と建設業を行なっている企業があったとすると、そのホームページには食事のことも家づくりのことも記載されているため、Googleのロボットから見ると「何で関係のない二種類のことが載っているの?」と混乱してしまいます。
Googleは、ホームページの専門性を非常に大切にしており、関連性の薄い二つの内容が記載されているホームページは、「専門性が低い」と判断されて、SEO対策において大きなデメリットとなります。また、オフィスの所在地においても同じで、名古屋と大阪にオフィスがある場合は、「どちらの地域で検索された場合に表示すれば良いの?」と混乱してしまい、SEO対策において大きなデメリットとなります。

サービス・事業ごとにホームページを分けましょう

サービス・事業・オフィス所在地が複数ある企業は、それぞれのホームページを個別に所有する必要があります。もちろん、ホームページからの集客は二の次で、「とりあえずホームページがあれば良い」という企業は、一つのホームページにまとめてしまっても構いません。しかし、ホームページからからしっかりと集客を考えている企業は、必ず事業ドメインや地域ごとにホームページを分けて制作しましょう。
前項の例で言えば、飲食業のホームページと建設業のホームページを分けて所有し、さらに名古屋と大阪にオフィスがある場合は、それぞれ分けてホームページを制作する必要があります。つまり、「名古屋の飲食業」「名古屋の建設業」「大阪の飲食業」「大阪の建設業」と、合計4つのホームページを制作しておく必要がります。

今回のまとめ

ホームページに事業内容ページやサービス内容ページを設け、その中で様々な事業を紹介している企業がたくさんあります。また、オフィス紹介として、日本全国の様々なオフィスを掲載している企業があります。すでに大きな知名度がある大手であればこのような記載方法は良いのですが、中小企業では、この方法をとってしまうとホームページ集客をほぼ諦める形となります。事業・サービス・オフィス所在地が複数ある企業は、必ず、それぞれ分けてホームページを制作しましょう。

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