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ホームページに使用する独自ドメイン「.com」や「.co.jp」の違い

2017
.11.10


これからホームページを制作する方がまず悩むことの一つに、独自ドメインの選択があるかと思います。独自ドメインは好きな文字列を自分で選べるからこそ、こだわる方はとても悩む要素だと思います。
今回は、そんなホームページに使用する独自ドメインを悩む方のために、数あるドメインの特徴と、弊社がオススメするドメインの種類をお伝えいたします。

【目次】
1.ドメインとはどのような役割を果たすか
2.各ドメイン別の特徴
 a.「.com」
 b.「.org」
 c.「.net」
 d.「.tokyo/.osaka/.nagoya」
 e.「.jp」
 f.「.co.jp」
 g.その他のドメイン(.xyzなど)
3.結局「.co.jp」または「.jp」が最適
4.今回のまとめ

1.ドメインとはどのような役割を果たすか

ドメイン(onca.co.jpなど)とは、ホームページを公開するにあたり、必ず必要となる情報であり、私たちの家で言うところの「住所」にあたる存在です。何億ものホームページが公開されているインターネット上に置いて、どこにそのホームページが存在するのかを文字情報で表しています。
また、ドメインは自分でその文字情報を決定することができる「独自ドメイン」を使用することが一般的です。なお、世の中に同じ住所が二つとないように、独自ドメインもそれぞれ世界に一つだけです。そのため、自分が取得しようとするドメインがすでに他の誰かに取得されている場合は、そのドメインを使用することはできません。なお、独自ドメインを取得する際は、レンタルサーバー会社に年間使用料を支払って、取得する方法が一般的です。

2.各ドメイン別の特徴

「.com」

「ドットコム」と呼ばれるこのドメインは、世界中の誰でも使用できる商業組織用のドメインです。商業組織用とは、法人または個人事業主を問わず、商売に使用する方であれば誰でも使用できるドメインのことです。価格は、年間数百円円前後とリーズナブルなドメインです。

「.org」

「ドットオーガ」または「ドットオルグ」と呼ばれるこちらのドメインは、非営利団体専用のドメインです。しかし、現在は使用制限はなく、非営利団体以外でも使用することができるようになりました。なお、このorgは英語の「organization(団体・組織)」の略です。価格は、年間1,000円前後とリーズナブルなドメインです。

「.net」

こちらは、「ドットネット」と呼ばれ、読んで字のごとくインターネットプロバイダなどのネットインフラを提供する組織向けのドメインです。しかし、現在は使用制限はなく、ネットインフラを提供する組織以外でも使用することができるようになりました。価格は、年間1,000円前後とリーズナブルなドメインです。

「.tokyo/.osaka/.nagoya」

これらのドメインは、東京や大阪、名古屋にある法人や個人に最適なドメインですが、全国どこにお住いの方でも使用することができます。価格は、年間1,000円前後とリーズナブルなドメインです。

「.jp」

「ドットジェーピー」と呼ばれるこのドメインは、日本国内に住所のある法人または個人であれば、誰でも使用できるドメインです。もちろんこのjpという文字は、「japan(日本)」を表しています。価格は、年間3,000円前後と、他のドメインと比較すると少し割高なドメインです。

「.co.jp」

「ドットシーオージェーピー」と呼ばれるこのドメインは、日本国内に住所のある法人のみが使用できるドメインです。また、このドメインは一社につき一つしか取得できないため、非常に貴重なドメインです。このうちcoは「corporation(会社)」、「japan(日本)」を表しています。価格は、年間3,000円前後と、他のドメインと比較すると少し割高なドメインです。

その他のドメイン

その他にも、「.xyz」「.work」など、実にたくさんのドメインが存在し、これらのドメインは年間数十円から使用できる非常に安価なものが多々あります。しかし、多くの人にとってこれらのドメインは馴染みがないため、社会的信用に欠けるというデメリットも孕んでいます。

3.結局「.co.jp」または「.jp」が最適

これだけ多くのドメインがあると、「それで結局はどのドメインが良いの?」と悩む方も多いかと思います。結論から申し上げると、法人のビジネス利用であれば「.co.jp」、個人事業主のビジネス利用であれば「.jp」がオススメです。
これらのドメインは他のドメインとは異なり、日本国内に住所があることという制限があります。加えて.co.jpドメインは法人であることという制限も加わります。そのため、パッと見て「日本の事業主」「日本の法人」であることを印象付けることができ、年間1,000円前後でこういった印象を与えることができるのであれば、絶対に取得するべきです。日本の上場企業のうち、約98%は「.co.jp」ドメインを使用しています。
なお、どんなドメインを使用しても、SEO効果はほとんど変わりません。

4.今回のまとめ

ドメインは、SEO的にはほとんど影響がないため、結局は何を使用しても良いのですが、年間1,000円程度の差で信用を買うことができるのであれば、「.co.jp」や「.jp」を取得しておきたいところです。ドメインの取得は早い者勝ちなので、一日でも早く希望のドメインを押さえておきたいですね。
なお、例えば「aaa.co.jp」というドメインを取得したくてもすでに取られていて取得できない場合は、「aaa-bb.co.jp」など、微妙に変えて挑戦してみてください。

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