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これからホームページを制作する企業が制作料金を値切らない方が良い理由
2017
.11.11
ホームページ制作は、ほとんどの方にとって未知のものであり、その制作工程や料金が適切なのか、不適切なのかもわかりにくいものだと思います。
現に、弊社のお客様のほとんどが「他の会社で安く作ったけど結局意味がなかった。」とおっしゃる方ばかりで、制作会社選びを見誤ると、逆に高くつくことが多々あります。
そこで今回は、これからホームページ制作をお考えの方が制作会社を見誤ら内容、制作料金の秘密と、その工程についてお伝えしていきます。
【目次】
1.ホームページ制作料金の相場は?
2.意外と多いホームページの制作工程
a.戦略会議
b.市場分析
c.お客様企画構成ディレクション
d.ヒアリング・インタビュー
e.コピーライティング
f.デザイン制作
g.コーディング
h.表示・動作確認
i.解析ツールの設定
3.ホームページ制作料金を値切るデメリット
4.今回のまとめ
ホームページ制作料金の相場は?
初めから元も子もないような結論を言ってしまえば、ホームページの制作料金に相場はありません。というより、制作会社が必要な制作工程をいくつかすっ飛ばせば安くなりますし、しっかりと集客できるホームページを制作しようとするとどうしても高くなります。
詳しくは後述しますが、ホームページ制作には多数の制作工程があり、このすべての工程を専門家が丁寧に行おうとすると、どんなにページ数が少ないホームページでも100万円以上は発生してしまいます。つまり、巷では、「30万円からのホームページ制作」や「月々1万円のWEBサイト」と言った宣伝文句を見かけますが、私たちのような本気で集客を考えてホームページ制作を行なっている会社から見ると、安いぶん適当に制作しているのかな?とも思ってしまいます。
意外と多いホームページの制作工程
ホームページ制作に携わったことがない方は、「ホームページってなんであんなに高いの?」「ホームページなんて簡単にできるでしょ。」と思うかもしれません。しかし、本当に集客できるホームページを制作しようと思うと、実は膨大な制作工程を経る必要があり、たくさんの専門家がいくつもの会議を重ねて初めて出来上がるものなのです。
ホームページの制作工程は、大まかに分けても次の9つの工程があります。
①戦略会議
どんなターゲットに対し、どんな方向性でアプローチしていくかを、コンサルタントが中心となって決定します。この会議の内容次第で、後の制作の軸が決定します。
②市場分析
お客様の業種において、どれだけの検索ボリュームがあり、ライバル企業はどのようなプロモーションを行なっているのかを分析します。
③企画構成ディレクション
ディレクターが中心となって、ホームページにどのようなページを持たせ、そのページの中で何を伝えていくのかを決定します。また、どんな見せ方をするのか(写真やイラストのイメージや配置など)についても決定し、ホームページの訴求力を向上させます。
④ヒアリング・インタビュー
お客様に対し、具体的な事業内容や想いなどをヒアリングします。この内容を踏まえて、戦略会議、市場分析、企画構成ディレクションを再度繰り返します。
⑤コピーライティング
ヒアリング・インタビューの内容をもとに、コピーライターが文章を執筆します。ホームページの文章は、通常の文章とは異なり、いかに「Googleから高評価を受けるか」を考えながら、専門のコピーライターが執筆することが大切です。
⑥デザイン制作
ここまでの企画構成や文章をもとに、デザイナーがデザインを起こします。デザインはホームページの第一印象を決定する重要な要素のため、ディレクターやコピーライターも交えながら、ミリ単位で調整していきます。
⑦コーディング
デザイナーが制作したデザインを、コーダーがコーディングしていきます。コーディングの内容次第で検索順位が大きく異なってきますので、最新・最適なSEO対策を施しながら、Google受けのするコーディングを行います。
⑧表示・動作確認
出来上がったホームページが正しく作動するか、コーディングにミスはないかを人間の目で一つひとつ確認し、納品へ向けた準備を行います。また、あらゆるブラウザや端末、OSにおいて適切に作動するかの確認も行います。
⑨解析ツールの設定
GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールなどの解析ツールへの登録を行い、納品後の運用へ向けた設定を行います。
ホームページ制作料金を値切るデメリット
上述のとおり、ホームページ制作には、大きく分けても9つの制作工程があります。この工程を経ると、どうしても料金は高くなってしまいます。もちろん、この工程は全て集客必要不可欠な行程であり、このどれを削っても、ホームページの集客力は大きく低下してしまいます。
ホームページ制作を格安で請け負っている会社は、このいずれか(または複数)の工程を省いており、そのぶん価格を抑えています。全ての工程を適切に実施し、その上で格安で提供することはまずあり得ません。(営利企業として不可能です。)
また、ホームページ制作会社に対して無理に値切ると、お客様に見えない範囲で工程を省く会社も多々あり、値切りは非常にリスクの高い行為です。せっかくお金をかけて制作するのですから、「安物買いの銭失い」とならないよう、正しい買い物を心がけたいですね。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか?ホームページ制作には、正しく行えばたくさんの工程があり、そのどれもが集客において重要なファクターです。安い業者に依頼したり、無理に値切って中途半端なホームページが納品されることのないよう、適切に制作してくれる優良なホームページ会社を選ぶことが大切です。