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複数の地域で事業を行う企業がホームページを分けて制作するべき理由

2019
.12.28

世の中には、「名古屋本社で岐阜支社がある」といったように、複数の地域で事業を行っている企業がたくさんあると思います。このような場合にいただくオーダーとして「名古屋でも岐阜でも検索順位1位を取りたい」という要望です。物理的には実現可能ですが、その道のりは非常に険しいものとなるため、弊社としてはその要望を叶えるならホームページを分けましょうとお伝えするようにしています。
今回は、そんな複数の地域で事業を行う企業がホームページを分けて制作するべき理由についてお伝えいたします。

ホームページが最適化できる範囲は限られている

ホームページを制作した企業が、あのキーワードもこのキーワードも、自社に関連する全てのキーワードで検索順位1を狙いたいと思う気持ちは、わからなくはありません。弊社も、「名古屋 ホームページ」「大阪 ホームページ」「東京 ホームページ」など、全国のキーワードで1位が取れれば、そんなありがたい話はありません。しかし、Googleのアルゴリズム上、あらゆるキーワードで上位表示を獲得することは、事実上不可能です。
例えば、私たちが名古屋の建設会社のホームページを制作する場合は、「名古屋 建設会社」など、地域を限定したキーワードを狙って制作します。これを欲張って三重も岐阜もと広げていこうとすると、Googleは「どこが得意なの?」と迷ってしまい、結局は肝心の名古屋ですら上位表示が取れなくなってしまいます。
複数の地域に最適化してホームページを制作すると、その分だけGoogleの評価も分散し、広く浅いホームページになってしまいます。よほど大規模なホームページえない限りは、一つの地域に最適化させて制作することをお勧めします。

ポータルサイトなどの例外もある

ポータルサイトなどは、どの件で調べても上位表示されることがあります。例えば、SUUMOやホットペッパービューティなどは、どの地域で調べても検索結果の上位に表示されます。
これは、そのポータルサイトのページランクが群を抜いて高いため、その地域に特化していないことを加味しても、他のホームページよりも上位に表示されるのです。ページ数やアクセス数、口コミの数、被リンクの数など、ページランクが高い理由は様々ですが、多くの人に愛用されている超大規模なホームページであれば、地域の垣根を無視して上位表示されることがあります。

複数地域で上位表示を狙うならホームページを分けましょう

ホームページを複数の地域に最適化させて制作すると、それぞれの地域に対応はする可能性はあるものの、全てが中途半端になってしまうケースがほとんどです。全部に対応しようとした結果、Googleに対して「うちはこの地域のユーザーに見てもらいたい」というPRが伝わらず、結果としてどの地域でも上位表示されなくなってしまいます。
それでも、複数の地域で事業を行う企業は、どこか一つの地域に絞ることはできないという気持ちもわかります。
そんなときは、対応させたい地域の数だけホームページを制作することをお勧めします。名古屋に最適化させたホームページを制作し、東京にも支社を出す場合は、東京に最適化させたホームページを作るようなイメージです。
この方法は制作料金もかかりますし、制作後の運用にかかる手間も2倍になります。しかし、本気でその地域に最適化させるためには、この方法を採用しなければなりません。

今回のまとめ

たくさんの地域に最適化させたい気持ちはわかりますが、二兎を追うものは一兎も得ずということわざのとおり、欲張ってたくさんのキーワードに最適化してしまうと、どの地域にも最適化できなくなってしまいます。特に、近年のGoogleは、ユーザーの位置情報から検索結果を変えるアップデートも行っており、名古屋市で検索した場合は名古屋の企業が優先的に表示されるようになっています。
本気で集客するためには、最適化させたい地域ごとにホームページを制作し、しっかりとその地域に合った方法で運用していかなければなりません。

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