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検索キーワードを分析して効果的なSEO対策を行う方法

2017
.11.22


先日投稿したコラムの、「需要のあるキーワードを盛り込んでコンテンツ記事を作成する方法」では、Googleキーワードプランナーやgoodkeywordを利用し、ユーザーの需要の多いキーワードを調べる方法をお伝えしました。
しかし、いくら需要の多いキーワードを洗い出しても、そのすべてをホームページやコンテンツ記事に盛り込めるものではなく、使用する検索キーワードを適切に選定していく必要があります。
そこで、今回は、SEO対策には欠かせない検索キーワードの3つのパターンとその目標設定について解説していきます。

1.ホームページ制作等におけるキーワード選定の重要性

私たち人間は、ホームページのデザインや文章の読みやすさで、ホームページの良し悪しを判断していると思います。しかし、Googleは、そのシステムの関係上、ホームページやコンテンツ記事に書かれたキーワードしか読み取ることができません。また、私たちユーザーも、検索エンジンを利用する時に、その検索したいキーワードをインターネット上で打ち込んで検索することしかできません。つまり、インターネットという世界は、検索キーワードですべての事象が判断されるため、そこにホームページを開設する企業側も、キーワード選定には細心の注意を払うことが重要です。
しかし、多くの企業では、ホームページやコンテンツ記事に使用するキーワードを正しく選定できていないため、思うように検索エンジンの上位表示を勝ち取れないままでいます。

2.検索キーワードの種類

前項では、ホームページやコンテンツ記事の制作する上での、キーワード選定の重要性についてお伝えしましたが、キーワードというものは、どれもまったく同じ性質を持つものではありません。その内容や組み合わせによって、大きく分けて「指名検索」「購入検索」「情報検索」の3つのパターンのキーワードがあります。
これからご紹介する検索キーワードのパターンを理解し、「どのキーワードをホームページやコンテンツ記事で使用していくか」の選定を行うことで、企業のSEO対策は格段に効果が出ます。

指名検索のキーワード

皆さんが本をネットで買おうと思った際に、Googleで「本 通販」ではなく、「アマゾン」や「楽天」などと検索した経験も多いのではないでしょうか?こういったサービス名または企業名を、検索エンジンに直接入力して検索することを「指名検索(Navigational Queries)」と呼びます。
この指名検索は、クイーンズランド技術大学(QUT)等の調査によると、全検索の1割を占めているため、成約率が高く、経済価値の最も高い検索キーワードパターンと言われています。
つまり、指名検索キーワードとは、商品を購入しようとする購買意欲の高い検索ユーザーが「アマゾン」や「楽天」等の企業名やサービス名で直接で検索をするため、成約率や購入率が高いキーワードであり、すべての企業が最終的に目指したい検索キーワードです。

購入検索のキーワード

購入検索(Transactional Queries)とは、「ホームページ制作 名古屋」や「弁護士 名古屋」のように、物やサービスを購入する際に検索するキーワードのことです。
購入検索キーワードは、購入したいものやサービスがユーザーの中で明確化されているため、すぐに購入につながりやすい検索キーワードです。
そのため、購入検索のキーワードはそのまま「儲かるキーワード」となる傾向が高く、非常に競争率の高いキーワードです。
つまり、購入検索キーワードとは、ユーザーの購買意思が明確化されている検索キーワードのことであり、時間と費用を要しますが、これからホームページやコンテンツ記事を制作する企業は積極的に狙うべきキーワードです。

情報検索のキーワード

情報検索(Informational Queries)は、「遺言書の書き方」や「腰痛の原因」のようなユーザーが抱えている疑問を解消するための検索パターンです。
購入検索とは異なり、購入したい物やサービスが明確化されていない、もしくは、そもそも購入意欲すらないユーザーが多いため、すぐに商品やサービスの購入に至ることはありません。しかし、情報検索は全検索の8割を占めているため、将来的に見込み客が増える可能性は十分に考えられます。
つまり、情報検索キーワードとは、自分の疑問を解決したいユーザーが使用するキーワードであり、購入の意思や可能性も不明確であるものの、将来的に顧客となる可能性を秘めたユーザーが検索するキーワードのことです。

3.中小企業がホームページ集客において狙うべきキーワード

中小企業においても、大企業と同じく成約率の高い指名検索を狙っていきたいと考えるのは、ごく自然なことだと思います。しかし、よほどの大企業でない限りは、企業やブランドの知名度が低く、指名検索を勝ち取ることは困難です。そのため、購入検索をするユーザーのように、自社で購入するとは限らないが、明確な購入意思があるユーザーを取っていくべきです。しかし、購入検索のユーザーは、狙ったからといってすぐに獲得できるものではありません。そこで、購入検索を補完する役割として情報検索のユーザーを増やすことで、見込み客を創造していくことが重要です。情報検索のユーザーにアプローチすることで、購入検索のユーザー、最終的には、指名検索で選ばれるようにブランディングを行なっていくことが大切です。
つまり、中小企業においては、まずは、ユーザーに役立つ情報を発信し、情報検索を行うユーザーを獲得します。その延長として、成約率の高い購入検索のユーザーを獲得していきましょう。

4.具体的な検索キーワードの選定

前項では、中小企業がホームページ集客において狙うべき3種類のキーワードについてお伝えしましたが、実際のホームページ集客においては、さらにその中から具体的な個別のキーワードを選定してSEO対策を行う必要があります。しかし、たとえその一つのキーワードでの上位表示を実現したとしても、実際のユーザーは様々な種類のキーワードで検索するため、自社ホームページが得られるアクセス数には限界があります。そのため、選定するキーワードは一つだけではなく、複数のキーワードを盛り込むことが必要です(ただし、闇雲に設定すれば良いというものではなく、文章の意味や構成を失わない範囲内でできるだけたくさんのキーワードを盛り込む必要があります。)。
また、定期的にキーワードを選定し直し、企業の状況に応じてたキーワードに変更していくことが大切です。

5.今回のまとめ

今回は、ホームページやコンテンツ記事制作における、キーワード選定の重要性についてお伝えしました。
企業の規模や業種ごとに狙うべきキーワードは異なるため、最適化するキーワードを無闇に選定することはやめましょう。自社に最も合った検索キーワードを洗い出し、そのキーワードに最適化させたホームページ運用を行うことで、アクセス数とコンバージョン数の増加を図ります。また、企業の状況に応じて、定期的にキーワードを選定し直すことも大切です。

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