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ホームページに類似のページや重複したページがある場合はURLを正規化させましょう
2020
.02.03
通常、ホームページは1ページにつき一つのコンテンツが記載されており、ページの数だけコンテンツの情報量が増えるはずです。しかし、多くの企業ではホームページ内に似たような内容のコンテンツが書かれたページがあったり、全く同じ内容の重複ページがあります。こうした類似ページや重複ページをそのまま放置してしまうと、Googleから低評価を受けてしまう原因となりますので、必ずURLを正規化しておくことが必要です。
今回は、そんなホームページに類似のページや重複したページがある場合において、URLを正規化するべき理由をお伝えします。
【目次】
1.ホームページにおける類似ページ・重複ページとは
a.類似ページとは
b.重複ページとは
2.類似ページ・重複ページのデメリット
3.類似ページ・重複ページがある場合の対象法
4.今回のまとめ
ホームページにおける類似ページ・重複ページとは
ホームページが低評価を受けてしまう原因として、冒頭でもお伝えした類似ページと・重複ページの存在があります。類似ページと重複ページとはどのようなページなのかをしっかりと理解して、自社のホームページの該当するぺ^字がないかを確認しましょう。
類似ページとは
類似ページとは、全く同じではないけれども、ほとんど同じような内容が書かれたホームページ内のページのことを指します。言い回しや説明が違っても、いっていることが同じであれば、類似ページとして判断される可能性があります。基本的に、内容が似たページがある場合は、先に更新されていたページがオリジナルページで、後から更新されたページが類似ページと判断されます。
ホームページの静的ページだけでなく、ブログなどのCMS記事も含めて、同じようなことが書いてあるページがないかを確認しておくことが大切です。
重複ページとは
重複ページとは内容だけでなく書いてあることが全く同じページのことであり、後で更新されたページが「コピーページ」と判断される可能性があります。
普通にホームページを運用していればこのような内容が完全に一致した重複ページが発生することはないのですが、URLを正規化していない場合に起こりうる現象です。
例えば、URL前の「www.」有りと無しが別々のURLとして登録されている場合は、Googleのクローラーに同じ内容のホームページが二つあると認識されるため、重複ページに該当します。また、URL後の「/index.html」有りと無しが別々のURLとして登録されている場合も同じです。
そのほかにも、PC版とスマホ版、モバイル版などでホームページを分けている場合、全く同じホームページが複数存在することとなるため、全ページが重複ページとみなされてしまいます。
類似ページ・重複ページのデメリット
ホームページ内に類似ページや重複ページがあることで、Googleからの評価が分散してしまいます。例えば、本来なら100点の評価を受けられるページがあるにもかかわらず、同じような内容が書かれたページがホームページ内に2ページあることで、それぞれに50点ずつ振り分けられてしまい、正しい評価を受けることができなくなります。
また、Googleはパンダアップデートという、コピーコンテンツを取り締まるアップデートを過去に行っています。コピーコンテンツを含むホームページはペナルティを受け、評価を大幅に落としたり、最悪の場合はホームページ自体が表示されなくなることもあります。
類似ページ・重複ページがある場合の対処法
ホームページ内に類似ページが含まれる場合はリライトしてページをまとめたり、どちらか一方を削除するなどして、コンテンツを一つのページに集約することが重要です。内容の書き換えが主な対処法となるため、制作会社に依頼することなく対策を行うことができるかと思います。
また、ホームページのURLに「www.」や「/index.html」が含まれていたり、PC版とスマホ版、モバイル版などでホームページのURLが分かれているために重複ページが発生している場合は、URLをどれか一つに絞り、その他を削除することをお勧めします。ただし、そのままでは削除したURLにアクセスしてきたユーザーがホームページを見れなくなってしまいますので、301リダイレクトを設定し、残したURLにリダイレクトさせる必要があります。
今回のまとめ
正しく運用していると思っていても、知らぬ間に類似ページや重複ページが発生しているホームページは少なくありません。特に、たくさんの担当者がCMSを更新している場合などは、頻繁に発生する可能性があります。
思い当たる節がなくても、定期的にチェックを行い、Googleからの正しい評価を受けることができる体制を整えておきましょう。