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中小企業がYouTube・SNSを活用したマーケティングを行うべきでない理由

2020
.09.11

近年は、様々なセミナーや書籍の影響もあってか、YouTube・SNSのマーケティングに力を入れる中小企業が増えました。確かに、YouTube・SNSを日常的に利用しているユーザーは多く、特に弱南宋においてはほとんどのユーザーが利用しています。
しかし、だからと言って中小企業のマーケティングに取り入れるのは少し話が違います。結論から申し上げると、大半の中小企業はYouTube・SNSに手を出さない方が正解です。
今回は、そんな中小企業がYouTube・SNSを活用したマーケティングを行うべきでない理由をお伝えします。

中小企業にYouTube・SNSを勧めるコンサルタントが多い

世の中にはたくさんの「コンサルタント」と名乗る方がおり、マーケティングや集客の方法を専門にセミナーなどで説いている方がいます。このようなコンサルタントの多くは、口を揃えてYouTube・SNSを活用して集客することを勧めますが、その根拠はあまり現実的なものではありません。
例えば、YouTube・SNSは「20〜40代の9割が利用している」と言いますが、その多くが友達や著名人のアカウントなどを趣味として閲覧する層です。自分が知らない中小企業のアカウントを積極的に探して、ビジネスとして閲覧する人はまずいませんし、見つけてすらもらえないのが関の山です。
他にも、「無料で実践できる」というセリフもよく聞きますが、運用担当者の人件費がかかりますし、本来できていたはずの他の業務ができなくなることを考えると、コストパフォーマンスはそれほど良くありません。

中小企業のYouTube・SNSはほとんど見られていない

上述のとおり、中小企業がYouTube・SNSを始めても、ほとんど誰にも見られずに終わります。自社の社名やサービス名の認知度がすでに一定数ある企業であれば活用するメリットはありますが、これから集客していきたい中小企業のほとんどがそうではないはずです。
スターバックスやコカ・コーラなどの企業もやっているからと安易に考えるのではなく、中小企業としてYouTube・SNSに取り組むメリット・デメリットを冷静に考えれば、YouTube・SNSに取り組んでも結果が出ないことは理解いただけるはずです。
確かに、YouTube・SNSをきっかけに大当たりする企業やサービスも無くはないのですが、その割合は0.1%以下の狭き門であり、本来行うべきマーケティングに注力する方がよっぽど近道です。

YouTube・SNSよりもコンテンツマーケティングに注力しましょう

上述のとおり、中小企業のYouTube・SNSは大半のケースで誰にも見られることがありません。YouTube・SNSマーケティングを始める企業は、ほとんど必ずと言って良いほど、次のようなフローを辿ることとなります。

①YouTube・SNSアカウントを開設した
②しかし知名度がないため誰にも閲覧してもらえない
③アカウントをPRするためホームページでお知らせする
④ホームページのアクセス数が少ないためPR効果が薄い
⑤先にホームページの検索順位を向上させなければならない

このように、YouTube・SNSアカウントを開設しても誰にも見つけてもらえず、結果としてホームページ上で「公式YouTubeはこちら!」といったようにPRして閲覧してもらうしか方法がなくなります。
しかし、ホームページ自体のアクセス数が少ないと、いくらPRしてもYouTube・SNSに訪れるユーザーは増えることはありませんので、結局はホームページのSEO対策が先に必要となります。そうなると、YouTube・SNSを頑張って更新している暇があれば、まずはホームページのコンテンツ記事の更新に注力する必要があり、YouTube・SNSに取り組むのはその土台が整備し終わった後のことです。

今回のまとめ

今回ご紹介したとおり、中小企業がYouTube・SNSに取り組むことはお勧めできません。YouTube・SNSは無料で始められるというイメージがありますが、それを運用するスタッフの人件費を計算すれば、それほど手軽に考えるべきではないのかもしれません。
YouTube・SNSに取り組む前に、中小企業が集客のためにやるべきことはたくさんあるはずで、それを疎かにして、流行に乗っかったような気持ちでYouTube・SNSを始めることは非常に危険です。

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