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ホームページ制作における「納品物」とは何を指すのか

2020
.11.23

ホームページ制作を依頼する場合、ホームページが公開されてWeb上で閲覧できるようになれば契約完了となることが大半かと思いますが、この契約の納品物とは一体どれでしょうか。自動車やPCであればプロダクトがあるので、引き渡されて手元にある物体が納品物となりますが、ホームページのようなデータの場合は物体ではないため不明確です。
今回は、ホームページ制作における納品物とそれに含まれないものの線引きをお伝えします。

ホームページ制作の納品物は制作したデータファイル一式

ホームページは、Web上で閲覧する形のないものではありますが、ホームページを構成するデータファイルというものがサーバー上に置かれています。いわゆる、ソースコードが書かれたHTMLファイルなど一式のことです。
このデータファイルを読み込んでホームページがWeb上で稼働しているため、ホームページ制作の納品物は、ホームページを動かすために必要なすべてのデータファイルということとなります。
ただし、データファイル自体を送って納品することは少なく、制作会社がサーバー上にデータファイルを代理でアップロードし、それをもって納品とするケースがほとんどです。あくまでもサーバーへのアップロードを制作会社が代行しているだけで、納品しているのはホームページのデータファイル一式です。

撮影した写真やマーケティングに使用した資料は含まれない

それでは、ホームページ制作の中で制作会社が撮影した写真のデータや、企画の段階で作成したマーケティング関連の資料などはどのような取り扱いになるのでしょうか。
これらは、契約書に特段の定めがない限りは、納品物に含まれません。このようなデータは、ホームページを制作するプロセスの中で発生したものであり、こういった副次的な物までを納品することはありません。(弊社の場合でも、これらの副次的なデータや資料は、企業秘密の保護という観点からお渡ししていません。)
例えば、レストランでカレーライスを注文した場合、納品物はカレーライス一皿です。「余ったカレー粉を少し分けてほしい」「レシピを教えてほしい」といった主張はとおりません。ただし、レストラン側の好意で承諾を得ている場合は、例外的に認められることとなります。

今回のまとめ

ホームページは形がない商品ではありますが、本当はデータファイルという形があることを、多くの方は理解していないと思います。ホームページ制作という契約形態を正しく理解して、制作会社としっかりと話し合い、良い関係を構築していきましょう。

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