名古屋でホームページ制作を通じてWEB集客を支援する(株)オンカの「お知らせ・コラム」ページ

TEL.0120-038-517 CONTACT

NEWS & COLUMN

お知らせ・コラム

SCROLL

MARKETING

企業がECサイト・オンラインショップを制作する際の3つの選択肢

2021
.02.16

新型コロナウイルスの影響もあり、国や地方自治体が多くの補助金や助成金を取り扱っています。そんな有難い支援を受けて、ECサイトやネットショップを制作しようと企画されている企業も多いかと思います。
ECサイトはホームページとは異なり、さまざまな制作方法があり、コストや納期、機能などが大きく異なります。
そこで今回は、企業がECサイト・オンラインショップを制作する際の3つの選択肢・制作方法についてご紹介します。

【目次】
1.ECサイトを制作の3つの選択肢とメリット・デメリット
 a.フルスクラッチでの制作
 b.オンラインショッピングモールへの出店
 c.ASPを利用して制作
2.これから本格的にECサイトを始めるならASPの利用をお勧めします
3.今回のまとめ

ECサイトを制作の3つの選択肢とメリット・デメリット

ECサイトの制作は、ホームページ制作とは異なり、決済機能やカート機能、会員ログイン機能など、さまざまな機能が必要となります。そのため、大なり小なりシステム開発を要し、そのシステムをどのように実装するのかという制作方法によって、メリット・デメリットが大きく異なります。

フルスクラッチでの制作

フルスクラッチとは、簡単に言うと「すべて自社の責任のもと独自開発する」という制作方法です。この制作方法は、すべての機能を自社で組み込むことができるので、何でも実装することができますし、制限もありません。例えば、自社で使用している別のシステムや機械と連携させることもできますし、特殊なポイント付与制度などを儲けることもできます。
その一方で、膨大なコストが発生するというデメリットがあります。機能にもよりますが、1000万円を軽く超えることも珍しくなく、中小企業のECサイトではあまり選択されることはありません。自社の別のシステムとの連携が必要な大手企業や、複数の店舗を持っていてそれぞれの店舗の在庫と連動させなければならない大手小売店などで選択されることがありますが、あまり現実的ではない制作方法かもしれません。

オンラインショッピングモールへの出店

上述のフルスクラッチの正反対にあるものとして、Yahoo!ショッピングや楽天モールのようなオンラインショッピングモールへの出店という方法があります。
月額利用料と販売手数料を支払う必要はありますが、Yahoo!や楽天が用意している機能やシステムをそのまま利用することができます。そのため、自社でシステム開発を行う必要がなく、イニシャルコストを大幅に抑えることができます。
ただし、デザインや機能面で画一的な仕様を強いられるため、「このデザインはできない」「この機能は使えない」といった色々な制限を受けてしまいます。また、イニシャルコストが低いため取り組みやすいのですが、月々のコストも馬鹿にならないため、意外とコストがかかります。
 

ASPを利用して制作

最後に、ASPを利用した制作方法をご紹介します。ASPとは「アプリケーションサービスプロバイダ」の略称で、ECサイトに使用するためのシステムを開発し、その機能だけを貸し出しているようなサービスのことです。上場企業のGMOインターネットを筆頭に、こうしたASPサービスを提供しており、この機能だけを取り入れてECサイトを制作する方法です。
この方法は、フルスクラッチほどではありませんが、非常に便利な機能が充実しており、そのシステムだけを利用して自社のECサイトに組み込んで制作します。オンラインショッピングモールとASPの違いは、前者はECサイト自体やシステムを丸ごと借りるのに対し、後者はECサイトは自社で制作して、そこに実装するシステムだけを借りるようなイメージです。
そのため、ECサイトの制作料金は発生してしまいますが、オンラインショッピングモールよりも月額利用料は大幅に安く、機能やデザインの自由度が高い制作方法です。
 

これから本格的にECサイトを始めるならASPの利用をお勧めします

このように、目的やコストに合わせて様々な制作方法を選択することができますが、中小企業においては実質的にオンラインショッピングモールを利用する方法か、ASPを利用する方法のどちらかになると思います。
趣味の延長程度であれば、オンラインショッピングモールへの出店の方が手軽に始めることができるのでおすすめですが、ビジネスとしてしっかりと成果を上げるのであればASPを利用する方法をお勧めします。
オンラインショッピングモールへの出店は、あくまでもYahoo!や楽天からお店を借りているだけであり、自社で所有しているものではないためSEO対策を行うことがほとんどできません。また、完全にオリジナルのデザインを使用することができないほか、ASPと比較すると機能面でも物足りなさを感じます。
一方、ASPの利用であれば、しっかりとSEO対策を施しながら自社のオウンドメディアとしての価値を高めていくことができるほか、デザインや機能面もしっかりと充実させることが可能です。

今回のまとめ

ホームページの制作であれば、「HTMLとCSS、PHP、CMSで制作」というように一般的なセオリーがありますが、ECサイトとなるとそうはいきません。必要な機能などによって実装しなければならないシステムが大きく異なるため、様々な制作方法を検討しなければなりません。
制作会社によっても微妙に見解は異なりますが、今回ご紹介した3つの選択肢を視野に入れながら、検討してみてください。

PAGE TOP