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ホームページのアニメーション・装飾がもたらすSEO対策におけるデメリット

2021
.08.25

ホームページのデザインは日々進歩しており、単にデザインがカッコ良いものだけでなく、近年ではJavaScriptなどを使ったアニメーションや奇抜なアクションが施されたものも多々あります。これらのアニメーションや装飾は、見るユーザーの興味を惹き、他社との差別化を図る一助となります。
しかし、ホームページに実装されたアニメーション・装飾は、SEO対策において思わぬ弊害を生むことがあります。今回は、そんなアニメーション・装飾がもたらすSEO対策上のデメリットをお伝えします。

ホームページのアニメーション・装飾はユーザーのためのもの

アニメーションや装飾が実装されたホームページは、見た目も良く、もっとスクロールして他の動きも見てみたくなります。他のホームページとの差別化も図ることができるため、「うちのホームページもこんな動きをつけたい!」と意気込む経営者も多いと思います。
特に、広告代理店や印刷会社が手がけるホームページは、広告関係の賞やグッドデザイン賞などの賞を狙うことも多いため、アニメーションや装飾を盛り込んだインパクトのあるものに仕上げる傾向があります。また、うちはこんなカッコ良いホームページを作りましたと実績としてアピールするためにも、見た目で印象に残るホームページを制作しています。

対Googleにおけるメリットは一つもない

アニメーションや装飾は、ユーザーにとってはポジティブな影響を与えることも多いのですが、対Google、つまりSEO対策においてはデメリットしかありません。
装飾を施すほどホームページの表示速度は遅くなりますし、閲覧環境によっては正しく動作しなくなるリスクが高まります。また、派手なデザインを好意的に受け止めるユーザーばかりではなく、人によっては見づらいと感じることもあります。このようなデメリットは、Googleのアルゴリズムに逆行するものであり、アニメーション・装飾を実装すればするほどSEO対策の効果は低下すると言っても過言ではありません。
よく観察してもらうとわかりますが、検索結果の上位に表示されているホームページに、アニメーションや装飾がたくさん施されているものはありません。また、毎日膨大な数のユーザーが閲覧する大手企業のホームページも、装飾が少なく、動きもデザインもシンプルにまとめているケースがほとんどです。
リスティング広告などを打ち続けるのであれば、派手な装飾を施しても構いませんが、SEO対策を行い、たくさんのユーザーに閲覧してもらおうとするのであれば、表示速度やGoogleのクローリングを最優先し、軽量化する戦略を採用しなければなりません。(もちろん、その中でデザインや構成に工夫を凝らしながら、他のホームページとの差別化やユーザーを惹きつける工夫を凝らしていくことが重要です。)

アニメーション・装飾は対ユーザーにおいてもデメリットが

アニメーションや装飾は、ユーザーにとってのメリットが多いとも言いましたが、デメリットもあります。
奇抜なデザインや動きになればなるほど、従来のホームページに慣れたユーザーや情報収集を目的とするユーザーは、ストレスを感じます。「ここを押せばメニューが出るだろう」「この下にはあのコンテンツが書かれているだろう」というセオリーを裏切りすぎると、ユーザーの閲覧意欲を奪ってしまいます。
ターゲットとするユーザーがかなり限定されている場合で、かつアニメーションや装飾に抵抗がない年齢層という限られた場合にのみ、ほどほどに取り入れていくことがベターです。

今回のまとめ

動きの多いホームページは、実は集客においてはマイナス要素の方が圧倒的に多いことが事実です。弊社で制作するホームページも、基本的にはアニメーションや装飾は最小限に抑え、まずはGoogleの評価をしっかりと獲得することができるように制作しています。
その上で、アクセス解析などを経て、徐々に許容される範囲内でアニメーションを足していく進め方をお勧めしています。

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