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ホームページのページタイトルが勝手に変更・書き換わる理由
2022
.02.24
ホームページの公開後、検索結果上に表示されるホームページのページタイトルが設定した文章と違うものが表示されたという経験はありませんか?
このページタイトルが変更・書き換わる現象は、2010年頃から多くのホームページで確認されており、今に始まったことではありません。
ページタイトルは、ホームページのクリック率に大きく影響を及ぼす要素ですので、ページタイトルが変更・書き換わる理由とその解決策を知りたい担当者の方が多いと思います。
そこで今回は、ホームページのタイトルが変更・書き換わる理由を説明します。
【目次】
1.2021年8月にGoogleがホームページのタイトル書き換えアルゴリズムを変更しました
2.どのようなページタイトルが変更・書き換えの対象になるのか
3.ページタイトルの変更・書き換えを防ぐまたは元に戻すことはできるのか
a.titleタグの文章が長すぎる
b.キーワードを詰め過ぎている
c.titleタグが設定されていない
4.今回のまとめ
【目次】
2021年8月にGoogleがホームページのタイトル書き換えアルゴリズムを変更しました
冒頭でお伝えしたとおり、ページタイトルが変更・書き換わる現象は2010年頃から確認されており、これはGoogleが同時期に導入したアルゴリズムによる影響です。そして、このアルゴリズムが2021年の8月中旬にアップデートされたため、最新のアルゴリズムに則って再びページタイトルの変更・書き換えが行われています。
このアルゴリズムが導入される以前は、titleタグに記述した文章が検索結果上にそのまま表示されていましたが、適切なtitleタグが設定されていないホームページが散見され、ユーザーの利便性が低下するという理由から本アルゴリズムが導入されたという背景があります。
ページタイトルの変更・書き換えによって、検索順位の低下を心配する方もいらっしゃるかと思いますが、Googleは、ホームページの検索順位を決定してからページタイトルの変更・書き換えを行うため、このアルゴリズムがSEO効果に直接的な影響を及ぼすことはないと言われています。
どのようなページタイトルが変更・書き換えの対象になるのか
前項で、ホームページのページタイトルが変更・書き換わる理由をご理解いただけたかと思います。本項目では、titleタグが変更・書き換え対象になる代表例を紹介します。
titleタグの文章が長すぎる
titleタグに設定した文章が規定の文字数を超える場合、超過分の文章は検索結果上に「…」と表示されます。ユーザーは省略された文章を見ることができず、欲しい情報が記載されているか否かをページタイトルから判断し辛くなるため、34文字以内でtitleタグを設定することを心がけましょう。
キーワードを詰め過ぎている
Googleは、titleタグの内容をホームページの検索順位を決定する指標の一つにしています。このアルゴリズムを悪用してtitleタグに無闇にキーワードを含めるまたは羅列したホームページが散見されますが、前項と同様の理由でユーザーの利便性が低下してしまうため、キーワードを絞った上でtitleタグを設定しましょう。
titleタグが設定されていない
Googleは、titleタグの内容の約80%を参考にして、ページタイトルの変更・書き換えを行いますが、titleタグが設定されていない場合、Googleは、ホームページに記載されている文章のみを基にしてページタイトルを生成します。または、全ページで同じtitleタグが設定されている(全ページ「無題」など)場合も、自動でページタイトルが設定されるため、titleタグは必ず設定するようにしましょう。
ページタイトルの変更・書き換えを防ぐまたは元に戻すことはできるのか
ページタイトルの変更・書き換えに満足していないホームページ担当者の方は、ページタイトルの変更・書き換えを防止または元に戻す方法を探していると思います。
結論から伝えると、2022年の2月24日時点において、ホームページの変更・書き換えを防ぐ方法やページタイトルを元に戻す方法はなく、GoogleのSearch Consoleヘルプ「検索結果に表示されるタイトルに関するフィードバック」からフィードバックを行うことしかできません。
Googleの公式ブログ内に記載されているとおり、自動生成したページタイトルが完璧ではないことをGoogleも理解しており、より高品質な検索エンジンサービスを提供するために、フィードバックを基にして改善を繰り返しています。
ホームページ制作会社に依頼してもどうすることもできず、現段階ではGoogleの改善を待つ他ありません。アルゴリズムによってページタイトルが変更・書き換えられても無闇にtitleタグを修正するのではなく、ブログ記事の執筆をはじめとした運営に注力することが得策です。
今回のまとめ
今回のブログを読むことで、ホームページのページタイトルが勝手に変更・書き換わる理由をご理解いただけたかと思います。
Googleは、ユーザーに利便性の高い検索エンジンを提供するため、ホームページのページタイトルを変更・書き換えるアルゴリズムを導入しており、適切なtitleタグが設定されていないホームページとGoogleが判断した場合、変更・書き換えの対象になります。
現時点では、変更・書き換えを防止もしくは元に戻す方法は存在せず、ホームページ制作会社であっても対応することはできません。Googleの改善を待つ他なく、適切なtitleタグを設定したのであれば他にやれることはないため、ブログ記事を執筆して少しでも他社ホームページとの差を広げておきましょう。