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検索エンジンの仕組みを知ることがホームページのSEO対策への第一歩

2022
.02.25

検索エンジンの仕組みを知ることがホームページのSEO対策への第一歩

SEO対策とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジン上で、ホームページを上位表示させることを目的とした施策です。当然、このSEO対策を成功させるためには、検索エンジンそのものの理解を深めることが必要です。
そもそも、検索エンジンはどのようにして生まれ、どのような流れで進化してきたのでしょうか。また、何を目的として存在している仕組みなのでしょうか。
今回は、SEO対策の観点から見た検索エンジンについてご紹介します。

検索エンジンの誕生と移り変わり

世界初の検索エンジンである「Aechie」(アーキー)は、1990年にマギル大学(カナダ・モントリオール)で誕生しました。現在のようなクラウド型サービスではなく、クライアントサーバー型システムで、ファイル名での検索しか行えない単純なシステムでした。
日本では、1995年に「Yahoo! JAPAN」が登場してトップシェアとなりましたが、1998年に「Google」が登場するとその検索エンジンの精度の高さから、日本のみならず、世界中の検索エンジンでトップシェアになるまでに成長しました。さらに、2010年にYahoo!がGoogleの検索エンジンを採用したということもあり、SEO対策で注力すべき検索エンジンは、実質的にGoogleのみという状況になりました。

Googleが評価するホームページとは何か

検索エンジンの普及により無数のホームページが制作されると、Googleは、「検索アルゴリズム」を導入し、ホームページを評価するための基準を設けました。このアルゴリズムにより、ホームページには「ページランク」と呼ばれる点数を付与され、この点数が高いほど検索結果上で上位表示されるという仕組みになっています。現在では、モバイルデバイス(スマートフォンなど)の普及をはじめとした時代の変化にも合わせ、Googleは200以上にもなるアルゴリズムを設け、随時更新を行っています。
2010年頃までGoogleは、「良いホームページであれば、他のホームページからの被リンクが増加する」という考えのもと、「被リンクの数」をホームページのページランクを決定する上で最重要の指標としていました。しかし、ページランクの操作を目的としたリンク売買やサテライトサイトなどのスパム行為が横行するようになると、アルゴリズムの基準を見直し、スパム行為の取り締まりを強化するためのアップデートを行いました。
ここでは、有名な大型アップデートとして、「パンダ・アップデート」と「ペンギン・アップデート」の2つをご紹介します。

パンダ・アップデート

悪質なコンテンツを掲載しているホームページの検索順位を下げ、良質なコンテンツを提供しているホームページを適切に評価することを目的としたアップデートです。これにより他社のホームページや自社のホームページの文章をコピーしただけのような、内容の薄いページの検索順位は下がり、独自性の高い情報(研究やレポート、分析結果といったユーザーにとって役立つ情報など)を提供しているページは、適切に評価されるようになりました。

ペンギン・アップデート

ブラックハットSEOと呼ばれる悪質なSEO対策、主に不自然なリンクを取り締まることを目的としたアップデートです。これにより、金銭によるリンク売買や、リンクに対価を支払う行為はもちろん、悪質な相互リンクやリンク交換も、ペナルティの対象になりました。

理想の検索エンジン像とそこから見えるSEO対策の本質

なぜGoogleは、アルゴリズムを用いてホームページを評価しようとしているのでしょうか。それは有益なホームページが表示される検索エンジンを、ユーザーが求めているからに他なりません。
Googleの収益源は、そのほとんどが広告の掲載料です。検索結果が広告で埋め尽くされたり、悪質なホームページが上位に表示されてしまうと、ユーザーが必要な情報に到達しづらくなり、ユーザー数の減少につながります。すると当然、広告数も減少してしまうため、Googleは収益を減らすことになってしまうのです。
この収益構造ゆえに、Googleは「ユーザーにとって役に立つ検索エンジン」を提供することが唯一にして最大の目的であり、SEO対策も同様の目的であると理解することが大切です。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。Googleは、ユーザーにとって役に立つ検索エンジンを提供するために、仕組みの改善や悪意のある順位操作への対策などを繰り返し、その精度を上げてきました。「検索ユーザーのための施策」ということを念頭に置きながら、適切なSEO対策を行いましょう。

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