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ホームページのコンテンツにおけるCMS化の向き不向き
2022
.02.25
ホームページは、基本的にHTMLやCSSなどのプログラム言語で構築されます。しかし、HTMLやCSSなどでの構築には専門的な知識を要し、知識がないまま手を加えると大きく崩れるリスクがあります。そのため、ホームページの多くはHTMLやCSSなどの専門知識がなくても簡単に運用できるようCMS(Content management system)というシステムが用いられています。
そこで今回は、ホームページのコンテンツをCMS化するメリットとCMS化に適しているコンテンツについてお伝えします。
【目次】
1.CMSではホームページを直感的に編集することができます
2.デザイン性の高いコンテンツはCMS化に適していません
3.更新頻度の高いシンプルなコンテンツはCMSでの構築をお勧めします
4.今回のまとめ
【目次】
CMSではホームページを直感的に編集することができます
CMSとは、Content management systemの略で、コンテンツを管理するためのシステムのことを指します。ホームページを構築するHTMLやCSSデータは、プログラム言語の文字列で作られており、編集には専門知識が必要ですが、CMSは専用の管理画面から直感的に編集することができます。
以下のように、ページのタイトルや本文の入力欄に文章などを入力するだけで簡単にホームページの1コンテンツを作ることができます。
CMS化はデザイン性の高いコンテンツには向いていません
CMSでは、管理画面からホームページを簡単に編集することができますが、文章や画像を変更してもデザインが崩れることがないよう工夫する必要があります。例えば、管理画面で入力できる文字数に制限を設けたり、どのようなサイズの画像を投稿しても一様のサイズに自動的にリサイズするなど、様々な工夫を行うことにより、あらゆる端末で美しく表示させることができます。
しかし、昨今のホームページは、パソコンやスマートフォン、タブレットなど様々な画面サイズの端末で閲覧されるため、画面サイズに応じてデザインを可変させる必要があります。また、ミリ単位で緻密にデザインされてるようなデザイン性が高い複雑なコンテンツは、1文字増減するだけでも大きく崩れるリスクがあります。このようなコンテンツは、CMSでどのような制限を設けたとしても崩れるリスクが高いため、CMS化することに向いていないと考えておいた方が良いでしょう。
更新頻度の高いシンプルなコンテンツはCMSでの構築をお勧めします
上述したとおり、デザイン性の高い複雑なコンテンツはCMS化することに適していませんが、写真や文章のみを掲載するようなシンプルなコンテンツは、CMSでの構築をお勧めします。例えば、お知らせや商品紹介、お客様の声などの更新頻度が高いコンテンツは、崩れのリスクを考慮したシンプルなデザインで制作し、CMSで構築すると良いでしょう。
しっかりアピールしたい「選ばれる理由」や「サービスについて」などのコンテンツはHTMLやCSSでこだわって構築し、ブログなどの単純なページはCMSで構築するなど、使い分けて制作することで、こだわりと更新頻度を両立することができます。
今回のまとめ
今回は、ホームページのコンテンツをCMS化するメリットとCMS化に適しているコンテンツについてお伝えしました。中には、全ページをCMSで構築しているホームページもありますが、こだわりと更新頻度を両立させたいのであれば、HTMLやCSSでの構築とCMSでの構築をページごとで使い分けることをお勧めします。