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ホームページのデザインを好みに合わせて制作しない方が良い理由
2023
.02.08
ホームページの中でデザインは、文章や構成よりもユーザーの印象に残りやすい要素です。そんなデザインは、企業担当者の好みを詰め込んで制作するものではありません。ユーザーファーストという言葉もあるとおり、ホームページはユーザーの心理や好みを意識して制作する必要があります。
今回は、ホームページのデザインを好みに合わせて制作しない方が良い理由と、デザインの方向性の考え方についてお伝えします。
【目次】
1. ホームページのデザインを好みに合わせて制作しない方が良い理由
2. デザインの方向性の考え方
a. ホームページを制作する目的を明確にする
b. ターゲット層を明確にする
c. 競合他社のホームページを研究する
3.今回のまとめ
ホームページのデザインを好みに合わせて制作しない方が良い理由
ホームページは、「顧客を増やしたい」「採用を強化したい」など、何かしらの目的を持って制作されるため、好みを詰め込んで制作する自己満足の作品ではなく、商売道具の一つとして考える必要があります。
しかし、制作を進める中で、ホームページの制作目的を忘れてしまい、好みを詰め込んだデザインにしようとする企業の担当者も少なくありません。担当者の好みがターゲット層の好みと一致するとは限らず、獲得できたかもしれないユーザーを逃してしまうおそれがあります。集客目的を達成するためには、ターゲット層の心理や好みを理解した上でデザインの方向性を決定させましょう。
また、大まかなデザインの方向性だけでなく、細部のデザインについても、稀に企業の担当者から「フォントサイズを大きくしてほしい」「余白を狭くしてほしい」と指摘が入ることがあります。もちろん、サイズ感や余白の感じ方は人により異なりますが、その感覚がターゲット層の好みや流行から外れているおそれがあります。そのため、細部のデザイン要素についても、普段から膨大な数のホームページを巡回しているWEBデザイナーにお任せすることをお勧めします。
デザインの方向性の考え方
前項でお伝えしたとおり、集客などの目的を持っているホームページは、ターゲット層に合わせてデザインを検討する必要があります。ここでは、WEBデザインの方向性の考え方についてお伝えします。
ホームページを制作する目的を明確にする
集客は一切求めておらず、自社のブランディングや世界観を最大限にアピールしたいのであれば好みを詰め込んだデザインで制作しても問題はありません。しかし、集客を目的としたホームページを制作する場合は、「顧客を増やしたい」「採用を強化したい」などの目的によってデザインのテイストも異なります。まずは、ホームページを制作する目的を明確にしましょう。
ターゲット層を明確にする
ターゲット層の性別、年齢層、移住地、ライフスタイルなどにより、デザインのテイストは大きく異なります。デザインの方向性を明確に定めるためにも、ターゲット層だけでなく、より具体的なペルソナも設定することをお勧めします。
競合他社のホームページを研究する
同業種の競合他社のホームページは、ターゲット層が一致している可能性があるため、デザインの方向性の参考にすると良いでしょう。競合他社と差別化するためにも似すぎたデザインテイストで制作することは避けましょう。
今回のまとめ
ホームページは、集客などの目的を持って制作するため、企業の担当者やWEBデザイナーの好みで制作することは避け、ホームページ制作の目的やターゲット層を明確にした上でデザインの方向性を決定させましょう。
ただし、集客を目的としていないホームページは基本的に自由に好みを反映しても構いません。集客目的か、そうでないかをしっかり考えた上で、WEBデザインの方向性を考えていきましょう。