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季節感を伝えるWEBデザインの表現方法

2023
.02.13

季節感を伝えるWEBデザインの表現方法

期間限定のサイトやLPなどのWEBデザインでは、季節感を伝えるデザインの表現方法が必要になることがあります。この季節感は、WEBデザインに限らずデザイン制作において大切な要素です。季節感の中には、季節感が前面に出ているデザインや、季節感が雰囲気として感じられるデザインなど様々なデザインの表現方法があります。具体的な例をあげると、写真やイラストなどの具体的な素材を用いることによって季節感を表現すると、前者の季節感を前面に出すデザインになりやすく、配色などの色を用いたイメージづくりやフォントやレイアウトによる季節感の表現は、後者の季節感を雰囲気として感じられるデザインになりやすいです。
今回は、これからの季節(春)に合う季節感を伝えるWEBデザインの表現方法をご紹介します。WEBデザインに季節感をプラスすることで、親近感や注目度を高めることにも繋がるのでぜひ参考にしてみてください。

【目次】
1.春の季節に向けたホームページ制作のWEBデザインをするコツ
a.春に合う配色を使用する
b.春を連想させる素材を使用する
c.春の雰囲気に合ったフォントやレイアウトにする
2.今回のまとめ

春の季節に向けたホームページ制作のWEBデザインをするコツ

春の季節に向けたホームページを制作する際に、季節感を前面に出すデザインに仕上げたい場合は、桜の写真やイラストなどの具体的な素材を用いることによって季節感の表現をしたWEBデザインにするのがおすすめです。また、季節感を雰囲気として感じられるデザインに仕上げたい場合は、春のデザインに合うパステルカラーのような淡い色を用いたイメージづくりや、繊細なフォントやゆったりとしたレイアウトによる季節感の表現をしたWEBデザインにするのがおすすめです。
こちらでは実例をあげて春の季節に向けたホームページ制作のWEBデザインをするコツをご紹介します。制作したいホームページの方向性に合ったWEBデザインにしましょう。

春に合う配色を使用する

季節感を伝えるデザインの表現方法の中で一番重要なのが、配色です。メインとなるベースカラーからポイントとなるアクセントカラーまで、春に合う配色を意識しましょう。
春の季節に向けたWEBデザインをする場合の色の組み合わせは、ソフトなトーンを使用すると季節感を表現しやすくなります。この配色を考える際に、その季節にある自然なモチーフの色を組み合わせると季節感が伝わりやすいイメージになります。春は、花や若葉など柔らかくて暖かい色合いをカラーイメージにするのがおすすめです。

ピンクの色の幅を活かした「 BOTANIST」

春にリリースされる商品は桜関連の商品が多くなる傾向があります。こちらのWEBデザインでは、写真にピンク色のカラー加工を加えて全体的にピンク色を使用していますが、背景色をグラデーションにしたりピンク色の幅に変化をつけることでWEBデザインがぼやけることなく、まとまりがあるWEBデザインになっています。春に合う色を数色組み合わせて配色するデザインもおすすめですが、このWEBデザインのように色数を絞ると、全体をとおして統一感のある雰囲気を演出できるので、制作したいホームページの方向性に合った色選びをするようにしましょう。

BOTANIST

春を連想させる素材を使用する

冒頭でもお伝えした、季節感が前面に出ているデザインに使用されやすい具体的な素材を用いたデザインでは、数多くの人に共感してもらうことができるように素材の選定に注意が必要です。
具体的な例をあげると、日本では冬を連想させるサンタクロースですが、オーストラリアでは夏を連想させてしまいます。このように、受け取る側の感性によって季節感がうまく伝わらない場合があるため、具体的な素材を用いる場合は注意して選定するようにしましょう。
春の季節に向けたWEBデザインをする場合の素材は、日本人がターゲットだったり日本の雰囲気を演出したいのであれば、桜のモチーフがおすすめです。桜のモチーフだけでも、桜の木、桜の花、桜の花びら、シルエット、などといった様々な表現のバリエーションをもたせることができます。
春を連想させる代表の花は、国によって違うので、ターゲットとなるユーザーを意識してデザインに合った素材や表現方法を選ぶようにしましょう。

商品と装飾のバランスが取れている「studio CLIP」

こちらのWEBデザインは、商品の写真をメインに使用してゆったりとレイアウトされています。所々アニメーションの動きを加えることで単調な印象にならず、商品や人物をより魅力的に見せることができています。また、アニメーションの動き方もシンプルに抑えられているのでナチュラルな印象のままアクセントを加えることできています。”蕾”をテーマにした装飾も、さりげなくレイアウトされており、写真を引き立てる役割をしています。このWEBデザインのように、素材を使用する場合は、さりげなくレイアウトすることで、1番ユーザーに見せたい商品を見せることができるので、制作したいホームページの方向性に合った素材をバランスよくレイアウトをするようにしましょう。

studio CLIP

春の雰囲気に合ったフォントやレイアウトにする

フォントやレイアウトによる具体的な素材を使用しない雰囲気による季節感の表現は、デザインの表現の幅が広くなります。
春の季節に向けたWEBデザインをする場合のフォントは、線が細い明朝体を使用するのがおすすめです。また、ゆったりとしたレイアウトを意識すると春の柔らかいイメージが演出することができます。
ただ、フォントやレイアウトによる具体的な素材を使用しない雰囲気による季節感の表現は、季節感の共感が得られないユーザーに対しても情報を伝えてしまう可能性があります。そのため、さりげない装飾を加えたりするなど、共感を得るための工夫をするようにしましょう。

明朝体とデザインの組み合わせが美しい「六角館さくら堂KYOTO」

こちらのWEBデザインは、明朝体のみで構成されています。明朝体を使用する場合、英字もセリフ体を使用すると明朝体とのなじみが良く、統一感のある雰囲気を演出できるのでおすすめです。春の雰囲気に合ったデザインにゴシック体を使用する場合は、フォントの太さを細くすると春の柔らかい印象にデザインを近づけることができます。
こちらのWEBデザインは全体的に装飾が少ない印象ですが、ピンク色と青色のグラデーションがアクセントになっているのでシンプルになり過ぎることがなく、上品に仕上がっているのが印象的です。
このWEBデザインのように、春の雰囲気に合ったフォントやレイアウトにする場合は、明朝体や線の太さが細いゴシックのフォントを使用したり、ゆったりとしたレイアウトにすることで、春の柔らかい雰囲気に合ったデザインに近づけることができるので、制作したいホームページの方向性に合ったフォントを使用してバランスよくデザインをするようにしましょう。


六角館さくら堂KYOTO

今回のまとめ

今回は、これからの季節(春)に合う季節感を伝えるWEBデザインの表現方法をご紹介しました。ご紹介した余白の扱い方や、季節感を演出する要素をどれだけ使用するのか考えることは、WEBデザインに限らず季節感を伝えるためのデザイン制作において、とても重要なテクニックです。WEBデザインに使用するフォントの選定から、カーニングなどの細かい部分まで含めてデザインを考えられるようになると、より季節感の効果を高めることができるでしょう。
また、今回ご紹介した表現方法は、WEBデザインだけではなく社内資料や広告、DMなどの時期ごとに制作するようなものに活用することもおすすめです。制作物に季節感を加えることで、デザインをより魅力的にすることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

AUTHOR

著者情報

WEBデザイナー

A.K.

不動産会社でグラフィックデザイナーとしての勤務を経て、株式会社オンカに入社。アミューズメント施設やサービスサイトなど、ユーザーに魅力を訴求する大衆的なデザインを得意とし、長年培ってきたデザインのノウハウに基づきながらも顧客の要望を汲み取った柔軟な対応力でホームページ制作に尽力している。

  • カラーコーディネーター AD

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