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今更聞けないUIとUXとは
2023
.03.01
近年、ホームページやWEBシステム、アプリケーション等が急速に普及していると同時に、UIやUXという言葉の認知度も高まってきています。そんなUIやUXは、サービスや製品を提供する上で決して軽視してはいけない要素です。しかし、UIとUXの意味を正しく理解し、違いを把握できている方は数少ないのではないでしょうか。今回は、今更聞けないUIとUXについてご説明します。
UIとは
UIとは、User Interface(ユーザーインターフェイス)の略称です。インターフェースの例としてスマートフォンや液晶パネルなどが挙げられますが、それらをユーザーが目にしたり触れたりする接点のことをUIと呼びます。
そんなUIは、ユーザーが分かりにくいと感じることがないよう設計しなくてはなりません。そのため、私たちのようなホームページ制作会社は、ユーザーにとって分かりやすく使いやすいホームページであることを意識し、配色やボタンの位置、レイアウトを考慮しています。
また、UIはホームページやWEBシステム、アプリケーションに限らず、家電や車など日常の至る場所に存在しています。何かしらのサービスや製品を提供している企業は、ユーザーにとって分かりやすく使いやすいUIを意識して制作しましょう。
UXとは
UXとはUser Experience(ユーザーエクスペリエンス)の略称で、サービスや製品を通じて得られる感情や体験のことを指します。文字どおり感情や体験のことを指すため、UIとは異なり目に見えないものです。
ホームページにおいては、ユーザーがサービスや製品を探し、ホームページにアクセスする行動、全ページの中から求めている情報を探し、お問い合わせをして企業からの返答を待つ行動など、アクセス前からお問い合わせ後までの一連の体験がUXであると言えます。
また、様々なサービスや製品がありふれている近年では、サービス・製品そのものやUIだけでなくUXにも力を注ぐことによって、ユーザーに特別な体験を提供し、競合他社との差別化を図る企業が増加しています。
UIとUXの違い
ここでは、UIとUXの違いについて分かりやすくご説明します。以下の図は、フードデリバリーサービスのUI・UXの例です。
上記から分かるように、使いやすいサービスや製品を制作する領域がUIであり、ユーザーの主観と感情に基づいた体験の領域がUXです。
つまり、操作性が良く分かりやすいサービス・製品は優れたUI、良い体験が得られるサービス・製品は優れたUXであると言えます。
また、「アプリの使い方が分からなくてイライラした」「どのボタンを押せば良いか分からなくて困った」などのように、使い勝手が悪いとユーザー体験も悪くなることから、UIとUXは相関しています。サービスや製品を提供する企業は、UIとUXのどちらかを蔑ろにするのではなく、どちらにも力を注いで制作しましょう。
今回のまとめ
UIとUXは相関しているため、可読性の高い色やフォントを使用したり、直感的に操作しやすいUIを意識して制作することがUXの向上にも繋がります。サービスや製品を提供している企業は、ユーザー満足度の向上のためにUI・UXの両方に力を注ぎましょう。
ただし、企業の意見とユーザーの意見が同じとは限りません。制作者は主観的に物事を考えず、客観的にUI・UXを評価しましょう。