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動物病院のホームページを制作する際に気をつけたい4つのポイント
2023
.06.30
動物病院のホームページは、動物を飼っているユーザー向けに診療科目や診察時間を分かりやすく案内したり、予約・問い合わせがスムーズにできるように工夫を凝らし、使いやすいデザインにする必要があります。
今回のコラムでは使いやすい動物病院のホームページをいくつか紹介しながら、デザインのポイントをいくつか紹介していきます。これから動物病院のホームページの制作を考えている方や、WEBデザイナーの方はぜひ参考にしてみてください。
【目次】
1. 親しみやすく柔らかい雰囲気のカラーを使用する
2. 丸みを帯びたデザイン要素を使用して優しい印象を出す
3. イラストやアイコンを使用し親しみやすさをプラス
4. 働いている人がわかるように写真を使用する
5. 今回のまとめ
【目次】
親しみやすく柔らかい雰囲気のカラーを使用する
動物病院だけでなく、医療機関や福祉関係のWEBデザインでも言えることですが、親しみやすさや優しさが感じられるカラーはユーザーの不安をなくし、安心感を与えます。原色のような鮮やかな色ではなく、少しトーンの落ち着いたカラーを使用するのがおすすめです。特に鮮やかな赤色は血を連想させるため、ベースカラーとして使用するのは極力避けるべきです。赤色を使用する際は、トーンの落ち着いたブラウンやオレンジ寄りの赤色を使用すると良いでしょう。
あたご犬猫病院|新潟県長岡市の動物病院
あたご犬猫病院のホームページは、オレンジに近い優しい印象の赤色を使用している。ロゴのカラーともなじみ、ホームページ全体で統一感のあるWEBデザインとなっている。
丸みを帯びたデザイン要素を使用して優しい印象を出す
角丸の四角や丸型で写真をトリミングすることで親しみやすさや優しい印象を演出することができます。ボタンやアイコンにも丸みを持たせることで、優しい印象となるだけでなく、ユーザーがボタンだと認識しやすくなるというメリットもあります。使用するフォントに関しても丸みを帯びた丸ゴシックなどを使用すると良いでしょう。
なぐら動物病院|愛知県東郷町・名古屋市緑区の動物病院
なぐら動物病院のホームページは丸みを帯びたデザイン要素を多く使用し、親しみやすく優しい印象のWEBデザイン。メインビジュアルはフワッと切り替わるスライドショーを使用しており、柔らかな印象がより馴染んでいる。丸くトリミングしている画像は、正円ではなく少しだけランダムな形にして、さらに親しみやすい印象になっている。
イラストやアイコンを使用し親しみやすさをプラス
イラストを使うことで動物の元気で活発な印象を与えることができます。ただし、情報量が多くなる病院のホームページではあくまで情報を見せることが最優先です。コンテンツを隠したり、ユーザーの目線を惑わせてしまうようなイラストな使用は避け、装飾程度に抑えるように注意しましょう。ナビゲーションにイラストのようなアイコンを使用するのもおすすめです。
豊田市の犬・猫・鳥・ウサギ・フェレットの診療【かなくぼ動物病院】
かなくぼ動物病院のホームページは、全体的にイラストを使用して活発な印象のWEBデザイン。動物自体のイラストだけでなく、肉球の足跡や草木のイラストも使用し、親しみやすさが感じられる。
働いている人がわかるように写真を使用する
動物病院に限らず、病院のホームページでは働いている人が写っている写真を用いるのが効果的です。どんな人が働いているか、どんな雰囲気で診察が進むのか、施術は丁寧なのか、清潔感のある病院なのかなど、ユーザーが抱えている不安はさまざまです。スタッフが働いている様子の写真を使用することで、ユーザーは安心して病院を利用できます。笑顔で話している様子や、動物と優しく接しているのが分かる写真を使うとよいでしょう。
福島中央どうぶつクリニック|福島市で犬・猫を専門に高度な検査・治療を提供する動物病院
福島中央どうぶつクリニックのホームページでは獣医が笑顔で動物と向き合っている写真や院内の様子が分かる写真を使用し、風通しの良さが伝わるようになっている。使用している器具の先進性も伝わるWEBデザイン。
今回のまとめ
今回のコラムでは動物病院のホームページを制作する際に気をつけたい4つのポイントを紹介しました。今回紹介したポイントを押さえて、信頼感や親しみやすさ、優しさが伝わるホームページを制作しましょう。