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教育機関のホームページを制作する際のデザインのポイント
2021
.07.27
教育機関のホームページを制作する際、ターゲット層を考えずに制作したり、担当者やデザイナー好みのホームページデザインになっていませんか?
一口に教育機関と言っても、保育園や幼稚園、大学、短期大学、専門学校など、それぞれに特性があり、ターゲット層も異なります。
今回は、教育機関のホームページを制作する際のデザインのポイントを、実際のホームページデザインとともにご紹介します。
保育園・幼稚園のホームページデザイン
保育園や幼稚園のホームページは、主に親がターゲットになります。そのため、「安心して任せられそう」「子供が楽しく通えそう」と思えるようなホームページデザインをおすすめします。
わかば保育園や中央台ようちえんでは、園児たちが実際に園内で過ごしている写真や、保育士が園児たちと笑顔で遊んでいる写真が多く使用されており、自分の子供が園で過ごす様子が想像しやすくなっています。
また、シンプルなデザインは、少し物足りなく感じられることがあるため、動きがあるレイアウトやイラストを取り入れ、遊び心のあるデザインにすると良いでしょう。
【 わかば保育園 】
大学のホームページデザイン
大学のホームページは、親が見ることもありますが、主に大学に通いたいと思っている本人が自ら見ることが予測されます。そのため、「この大学に通ってみたい」「幅広くサポートしてもらえそう」と思えるようなホームページデザインにしましょう。
大学のホームページは情報量が多いため、京都美術工芸大学や東京有明医療大学のように、トップページに学部ごとの入り口をわかりやすく設けると、ターゲットが求めている情報に辿り着きやすいホームページになります。
また、在学中の大学生が見ることも多いため、複雑な構成にすることは避け、初めてホームページを見るユーザーでも分かりやすい構成で制作しましょう。
【 京都美術工芸大学 】
短期大学・専門学校のホームページデザイン
短期大学や専門学校のホームページは、将来の夢が決まっている方がターゲットになります。そのため、「この学校に入ったら学びたいことが楽しく学べそう」「専門知識を身につけることができそう」と思えるホームページデザインにしましょう。
大竹栄養専門学校や大手前短期大学のように手書き風の英語やイラスト、切り抜き写真を取り入れると、ワクワク感や楽しさが伝わるデザインになります。
また、短期大学や専門学校は、座学だけでなく実習が多く行われることが特徴です。入学後の自分を想像しやすくするために、実際に実習を行っている写真をたくさん取り入れることをおすすめします。
【 大竹栄養専門学校 】
今回のまとめ
教育機関のホームページを制作する際は、それぞれの教育機関の特徴やターゲット層をよく理解した上でデザインを行いましょう。
どのホームページにも共通していることは、実際の園児や学生の写真が多く取り入れられているということです。ホームページ制作時は、基本的に写真撮影を行いますが、撮影できるシーンは限られてしまいます。そのため、ホームページを制作、リニューアルする際は、様々なシーンの写真をあらかじめ用意しておくことをおすすめします。