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ホームページ制作中のデザインチェック時における注意点
2021
.11.18
ホームページを制作する中で、お客様にご協力いただかなくてはならない工程がいくつかあります。その中の一つがデザインチェックです。
デザインを見てチェックする工程は、お客様も楽しい反面、どこを見れば良いのかわからないものでもあると思います。
そこで今回は、ホームページ制作中のデザインチェック時における注意点をお伝えします。
【目次】
1.デザインチェックは何のために行うのか?
2.デザインチェック時における注意点
a.全体のデザインテイストを確認しましょう
b.挿入図やイラストのテイストを確認しましょう
c.使用している写真を確認しましょう
d.コンテンツの量や長さを確認しましょう
e.スマホデザインも確認しましょう
3.アニメーションなどは一旦考えずにチェックする
4.今回のまとめ
【目次】
デザインチェックは何のために行うのか?
ホームページのデザインチェックは、デザイン案が数ページ出来上がった段階で実施されることが多く、ホームページの視覚的イメージが会社のブランドイメージ等と相違していないかを確認する工程です。
デザイン確定後、コーディングという最終の作り込みの工程に進むため、その前に固めておかなければまたイチからやり直しという事態になってしまうことから、コーディング前にしっかりとデザインチェックを行います。
デザインチェック時における注意点
制作会社からホームページのデザインチェックを依頼されても、何を見れば良いかわからないという方も多いと思います。ここでは、デザインチェック項目と簡単な注意点をお伝えします。
全体のデザインテイストを確認しましょう
まずは、ホームページが自社のコーポレートカラーやブランドイメージに合ったデザインテイストになっているかを確認しましょう。特に、トップページやメインビジュアルはユーザーに与える印象が強いので、入念にチェックするようにしてください。
挿入図やイラストのテイストを確認しましょう
次に、挿入されている図や表がわかりやすくユーザーの理解の助けになっているか、イラストのイメージは自社のブランドイメージと合っているかを確認しましょう。挿入図やイラストなどがホームページ全体のテイストと合っていないと、その部分だけどこか浮いた違和感のあるデザインになってしまいます。
使用している写真を確認しましょう
デザインチェックの段階で使用写真の確認も行いましょう。撮影した写真の場合は類似写真でより良いものはないかを確認し、写真素材を使用する場合は自社のイメージと合っているかを確認しましょう。
また、無料写真素材は写真のクオリティが低かったり、他のホームページやSNSでも同じような写真がたくさん使われているため、できれば有料写真素材を活用しましょう。
コンテンツの量や長さを確認しましょう
コンテンツの量や長さを確認し、実際に閲覧するユーザーにとってみやすいデザインとなっているかを検討しましょう。情報量が多すぎて一つのコンテンツがワンビューに収まっていなかったり、ページ最下部までの長さが異常に長くて離脱率を高めるようなデザインになっていないか確認しましょう。
スマホデザインも確認しましょう
最後に、デザインチェックの際は、スマホで見た時のデザインも確認しておきましょう。パソコンのデザインがどれだけ良くても、スマホデザインだと見づらかったりページが長すぎたり、表が見にくかったりと様々な弊害が起こり得るため、必ずスマホデザインも確認しておきましょう。
アニメーションなどは一旦考えずにチェックする
デザインチェックの段階では、アニメーションなどの動きは一旦考えず、目に見えるデザインだけを確認しましょう。
アニメーションやホバーアクション(ボタンにマウスカーソルを置いた時の動き)などは、コーディングでしか正確な動きをつけることができないため、最終的なテストアップ段階で確認する項目となります。
どのような動きが入るのかを制作会社に聞きながら、デザインチェックの段階ではイメージするだけにして、まずはデザインを固めることに専念しましょう。
今回のまとめ
ホームページのデザインは、良くも悪くも、ユーザーに対して最も強力にイメージを植え付ける要素です。業績にも大きく影響するため、しっかりとチェックしておきたいところです。
ただし、社長個人や会社の好みに寄りすぎてユーザーの印象を蔑ろにしてしまうことも少なくないため、あくまでもユーザー視点で考えるように注意してください。