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よく分からないネームサーバーの仕組みと役割を世界一簡単に解説します

2021
.11.15

よく分からないネームサーバーの仕組みと役割を世界一簡単に解説します

ホームページを公開するには、ドメインとサーバーが必要なことは、多くの方が何となく理解していると思います。サーバーにホームページのコーディングデータを公開し、ドメインと紐づけることでホームページが表示されます。
しかし、「ネームサーバー」という言葉が出てきたときに、頭がパンクしてぐちゃぐちゃになってしまう方が非常に多いように感じます。
今回は、そんなネームサーバーの仕組みと役割を世界一番(せめて名古屋で一番)簡単に解説します。

ホームページがパソコンやスマホで表示される仕組み

まず最初に、ホームページがユーザーのパソコンやスマホで表示される際の仕組みを理解しておきましょう。
ユーザーがホームページにアクセスする際、IPアドレス(「111.222.333.44」という文字列)を打ち込んでホームページを表示させます。このIPアドレスはホームページが公開されているサーバーの住所のようなもので、IPアドレスをブラウザに打ち込むことで、そこにあるホームページが表示されます。

とは言っても、普段みなさんはIPアドレスなんて見たことすらないですよね?現代では、IPアドレスを使ってホームページにアクセスすることはほとんどなく、ネームサーバーのおかげでもっと便利にホームページを表示させることができるようになりました。

ネームサーバーはURLでホームページを表示させるためのもの

ネームサーバーとは、ユーザーとサーバーの中間に存在するサーバーのことで、「DNSサーバー」「権威サーバー」などとも呼ばれます。
ネームサーバーのおかげで、ユーザーがIPアドレスを打ち込まなくても、IPアドレスの代わりに設定された覚えやすい文字列(つまりURLのことです)を打ち込むことで、ホームページが表示されます。例えば、IPアドレス「111.222.333.44」を打ち込まなくても、「onca.co.jp」と打ち込むだけで弊社のホームページが表示される仕様のことです。

これは、間にネームサーバーが入ってくれて、IPアドレスとURL(「111.222.333.44」と「onca.co.jp」)を紐づけてくれているので、URLだけでホームページが表示されるようになっているのです。

サーバーを使い分ける際にもネームサーバーが活躍します

また、ネームサーバーは複数のリクエストに対してサーバーを振り分ける役割も担います。
例えば、ホームページを公開するWEBサーバーとメールの送受信を行うメールサーバーを別で設けている場合、ホームページを見たいユーザーにはAサーバー、メールを送りたいユーザーにはBサーバーを紐づけることで、目的に応じた適切なサーバーに接続されます。

このように、サーバーの振り分けを行うことも、ネームサーバーの重要な仕事の一つです。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。ネームサーバーと聞いただけで嫌悪感を表したり、混乱してしまう方も多いと思いますので、この記事を読んで少しでもその役割を理解いただけると嬉しいです。
なお、今回は全体像の理解を優先していますので、例外的な事象や細かい仕様については極力省いています。そのため、正確性には少し欠けてしまいますが、ホームページを制作する企業はこれくらいの内容を把握しておけば十分だと思います。

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