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売り上げにコミットするWEBデザインの3つのポイント
2022
.05.19
インターネットが普及した昨今では、ホームページ制作やWEB広告などを通して、商品の売上アップや企業イメージアップにつなげようとする施策が多く、その影響力も大きくなっています。特に近年ではSNSを通してホームページにアクセスするユーザーも増えました。
ターゲットユーザーの目に止まる事があったとしても、その後のアクションに繋がらないホームページやWEB広告は施策として成功とは言えません。
今回は、売り上げにコミットするホームページを作るために、WEBデザイナーが気をつけるべきポイントを3つ紹介します。
【目次】
1. 売り上げにコミットするホームページとは
2. 結果の出るホームページを作るために気をつけるべきポイント
a. WEBマーケティングの視点を持つ
b. 顧客・事業内容・商品の売り方について理解する
c. ユーザーや業界の動向・ニーズを調査する
3.今回のまとめ
売り上げにコミットするホームページとは
WEB上で展開される施策には、どれも明確な目的があります。
商品を紹介するランディングページでは「商品の売上を○%アップ」などの目的が設定されることがあります。この目的を叶えるために、最適な数のコンバージョンボタンをランディングページに配置し、ユーザーの頭に残るキャッチコピーを使用するなどの工夫をページの随所に凝らしていきます。
設定した目的に対して最適なアプローチをしているWEBデザインは、結果的に施策の成功へと導きます。しかし、目的に対して間違ったアプローチをしてしまっているWEBデザインは、ユーザーを混乱させ、コンバージョンに辿り着きづらくしてしまいます。
見た目がかっこいいWEBデザインであっても、売り上げが伸びなければ意味がありません。逆に言えば、見た目が多少野暮ったくとも施策の目的が達成されれば、そのデザインは成功だと言えます。
結果の出るホームページを作るために気をつけるべきポイント
では、どのような点に気をつければ売り上げを伸ばせるデザインができるのでしょうか?
売り上げにコミットするホームページを作るために、WEBデザイナーが気をつけるべきポイントを3つ紹介します。
WEBマーケティングの視点を持つ
WEBデザイナーは制作物のデザインの見た目のかっこよさだけにこだわってしまいがちですが、それだけではなくホームページの目的に則したデザインを制作しなければいけません。ホームページの目的が売上のアップであれば、ECサイトへと飛ぶコンバージョンボタンを目立たるなどの工夫が必要です。そのためにはどのような色のボタンを、どのように配置しなければいけないかの戦略を練る必要があります。行動経済学や心理学の観点から、消費者の心を動かすデザインの仕組みを考えましょう。WEBデザイン制作時に役立つ行動経済学や心理学をまとめた書籍も売られているのでぜひ参考にしてみてください。
また、ホームページをリリースして終わりではなく、Googleアナリティクスを利用し、さまざまな指標を見ながらデザインを再考する事で、集客アップにつながります。デザイナーだけでなく、ディレクターを中心としたチームメンバーと戦略を練りながらホームページを作ることで、売り上げにコミットするホームページへと近づけることができます。
顧客・事業内容・商品の売り方について理解する
WEBライターが執筆した原稿をWEBデザインにただ流し込むだけでは、売り上げにコミットするデザインにはなりません。原稿の中でどのような言葉が使われているか、どの言葉を目立たせるべきかを考えてデザインをする必要があります。その為には、ディレクターやライター、クライアントと密にコミュニケーションを取り、WEBに落とし込まなければいけない情報を吟味しなければいけません。また、ターゲットユーザーの情報や、ユーザーがどのように商品を手に取るかなどを理解することで、WEB戦略に役立てることができます。
ユーザーや業界の動向・ニーズを調査する
ユーザーがどのようにホームページに訪れるかを知るだけではなく、ユーザーが求めているものについて深掘りするのも重要です。ユーザーに寄り添ったWEBデザインはUXを向上させます。
ターゲットとするユーザーの年齢層、居住地、性別などの調査に加えて、SNSなどを利用した調査も有効です。また、業界のニュースや動向に目を向けることで、さらに細かなデザイン要件も見えてくるはずです。
今回のまとめ
売り上げにコミットするホームページを作るために気をつけるべきポイントを3つ紹介しました。与えられた情報だけでWEBデザインを制作するのではなく、業界の動向やターゲットユーザーの深い理解が売り上げにコミットするWEBデザインにつながります。チーム内での密なコミュニケーションや業界ニュースのキャッチアップを通してホームページを作る背景をしっかりと理解し、WEBデザインに落とし込むことを心がけましょう。