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ユーザー目線を意識したWEBデザインのポイント
2022
.10.03
ホームページ制作において、見やすく使いやすいデザインに関わるUI(User Interface)や、ユーザーが実際に見やすく使いやすいと感じるUX(User Experience)等を意識することにより、コンバージョン率の増加に繋がる可能性があります。そのため、WEBディレクターやWEBデザイナー、コーダー、エンジニアは、常にユーザー目線で制作を行うことが重要なポイントとなります。
今回は、そんなユーザー目線を意識したWEBデザインのポイントを3つご紹介します。
訴求ポイントの優先順位を決定させる
ホームページでは、商品やサービスを売りたいがために 特徴や説明をつらつらと並べることは避けましょう。
特にメインビジュアルは、ユーザーが最初に目にするコンテンツであることから、数多くの訴求ポイントを掲載したいという方も少なくありません。しかし、メインビジュアルに情報を詰め込みすぎてしまっては目線が散らばるため、本当に伝えたい情報が逆に埋もれてしまうだけでなく、分量の多さやセールス感の強さからユーザーが離脱してしまうおそれがあります。
訴求ポイントには優先順位を決定させた上で、メインビジュアルには最低限の情報のみ記載するようにし、スッキリした見た目にしましょう。
バナーの数は必要最低限に絞り込む
メインビジュアル上やその下部にバナーを設置する場合、バナーの数は増やしすぎないようにしましょう。たくさん詰め込んだとしてもユーザーの目に留まるのは最初の2~4つほどで、それより後ろのバナーはユーザーが目にする確率がどんどん減少し、クリック率も非常に低くなります。前項でお伝えしたことと重複しますが、ユーザーに伝えたい情報をすべて見せるのではなく、伝えるべき情報のみ掲載することをお勧めします。
お問い合わせフォームはユーザーのハードルを下げる
お問い合わせフォームは、ユーザーが実際に手を動かす部分です。ここで使いにくく分かりづらいと感じてしまわれては、離脱率の増加やコンバージョン率の低下に繋がるおそれがあります。ユーザーの行動をシミュレーションし、以下の項目のようなユーザーに寄り添ったデザインにすると良いでしょう。
- 必須と任意が分かりやすいデザインにする。
- 都道府県や生まれた年など、選択項目が多い場合はプルダウンにすることを避け、入力形式にする。
- 内容入力→内容確認→送信完了など、進捗状況が分かりやすいデザインにする。
- 入力項目が多い場合は、ページを分割して入力のハードルを下げる。
- 入力フォームに例文を記載して、ユーザーがどのように入力したら良いか分かりやすくする。
- 半角で入力する項目は、全角で入力しても自動で半角になるようコーディングする。
今回のまとめ
ホームページを制作する際に伝えたい情報を詰め込んでしまった場合、ユーザーの目線は散らばり、情報を見ることを諦めてしまうおそれがあります。重要な訴求ポイントがユーザーに伝わりやすいように、コンテンツには優先順位をつけて見せ方を工夫しましょう。
また、お問い合せページ等のユーザーが実際に手を動かす部分に関しては、全角を自動で半角に変換したり、ユーザーのハードルを下げるために進捗状況を分かりやすくするなど、できる限りユーザーの負担を減らすよう努力しましょう。